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テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギターメンテで重要なのはネックと弦高だと思うなぁ・・・

2014年04月13日 | 日記
本日、二話目なのでお間違いなく・・・

時間がある時には出来る限りブログを更新したいと考えているのだ

「何だよ~ 今日も来てやったのにブログ更新してないじゃん・・」

という感じで何処かに行ってしまった人もいると思う


とにかく現代は『辛抱がない時代』だと言われているのだ

確かに私が子供の頃と比較しても時間の流れが速いように感じられる

情報過多であるという言い方も出来ると思う


ほとんど更新がなかった今週も訪問者数の変化が少ないのだ

楽器屋のお兄さんに言わせるとかなり珍しい傾向らしい

「毎日、同じ人が訪れるブログって珍しいですね」

「普通はアップロードの時に数字が伸びるんです」

という事なのだ


”熱烈なるファン層に支えられている・・”

という実感が私のブログの原動力になっているのだ


楽器屋のお兄さんが質問するのだ

「何でそんなに一生懸命にブログを更新しているんですか?」

「一銭にもならないのに・・面倒じゃないんですか・・・?」

一理あると思う


実は私も読者の皆さんに感謝している部分があるのだ

皆さんの期待に応える為にギターも密かに練習するようになったのだ

さらには新たな楽曲に繋がるようなイメージを常日頃から持つようになってきたのだ

一日に数十人程度ならばこんな気持ちにはならないと思う

先週末には約2000人近い人が訪れてくれたのだ


初心者の中には私のギターが上手いと感じている方も多いと思う

実はこんな私も演奏に関してはコンプレックスの塊なのだ

自分が目標とする半分にも到達していないと感じているのだ

自分で言うのも何だが・・

作曲や音楽的アプローチは素人ギター弾きの中では頭一つ抜きに出ているという自覚はあるのだ

年齢的にも速弾きを含めたテクが劇的に向上するという事は期待できない


読者の皆さん中に20代や30代の方も多いと思う

特に20代の方は正しい練習方法と考え方を進めれば想像以上に伸びると思う

「超指痛いんだけど・・ギター無理感な?」

最初の頃は私もそんな感じだったのだ

30代の方は音楽的なセンスを伸ばす最後のチャンスなのだ

「どんな風に伸ばすの?」

良い音楽やギタープレイに触れることが大切なのだ

さらに考えながら演奏、聴くという部分がポイントになってくる


申し訳ないが素人ギター弾きの多くは良くも悪くも『無』なのだ

これはギターコンディションにもいえるのだ


最悪の状態で平然と弾いているのだ

「何で上手くならないんだろう?」

「練習が足りないのかな・・?」


実は最適なメンテを実行するだけで劇的にテクが向上するケースも多々あるのだ

伸びない理由は練習量だけではないのだ


これは楽器店のお兄さんもギターの先生も常日頃から感じている事らしい

この場を借りて私が代弁してみたのだ


常連読者の方は私の周辺機材やメンテに関しては周知だと思うが・・・

改めておさらいしておきたいと思うのだ


良いギターの条件を満たす為には幾つも諸条件がある

材が良い、パーツが良いというのは当然なのだ


重要なのはそれを活かし切れているか?なのだ


弦に無頓着な人が多いと思うのだ

安いから買う・・という人は最悪だと思う

個人の自由ではあるが絶対に上手くはならないと思う


『お金が惜しい人はギターを止めたら?』

と思うことが多々あるのだ


お金がかからない趣味は山ほどあると思う

購入してしまえば何とかなる・・・

と思っている初心者が多いのだ

「別にプロじゃないし・・」

「ショボい弦でもいいんじゃない?」

実はそんな人に限って上手い人の演奏を指を咥えて眺めていたりするものなのだ


快適なギターは演奏向上の最短である事は紛れの無い事実なのだ

楽器店や業界ももっと積極的にアピールする必要があると思う


”買いに来たから売る・・・”

という空気感が否めないのだ


私はダダリオの010~のセットをすべてのギターに張っているのだ



ダダリオは万人に万能な弦なのだ



「ダダリオは個性がない・・・」

という記述を見かけたことがある

本当に弦の弾き分け、聴き分けができるのだろうか?

こんな人の多くはいわゆる『ペチペチ系』が多いのだ

プロでも異様にマニアックな弦に拘る人の演奏は口で言うほどのものではない

弦選びはブランドよりも『太さ』と『鮮度』が大切なのだ




ミディアムスケールのレスポールに010~を張った場合、ロングのストラトには009~が良いとされている

個人的に色々と実験したが・・・


テンション(弦の張り)をすべて統一する必要はないと思うのだ

レスポールから持ち換えた時にストラトのテンションが強く感じられるのもギターの個性なのだ

「ストラトはそういうギターなんだ・・」

と体に覚え込ませる方が良いと思う


正直、私にはストラトに009~では物足りないのだ

弾いていて楽しくないのだ

当初はネックの反りも懸念されたが特に問題はないようだ


実はもっと太い弦が良いと感じているのだ

これ以上太い弦の場合、ナット溝の加工の必要になってくるのだ

加工したナットは元には戻せないのだ


メンテには工具も不可欠なのだ



家にある錆びた工具を使い回している人も多いようだ

ギターを大切に思う気持ちは工具選びに表れると思う



自分に何が必要なのか?


ギター雑誌に踊らされる必要はないと思う

しかしながら必要に応じてギター専用の道具を買い足す事も必須だと思う


弦と言えば、『弦高』と『ネックの状態』もセットに考えるべきだと思うのだ



以前にご紹介した不要ピックを用いた『弦高センサー』なのだ


一般的には1弦側で1.5㎜、6弦側で2㎜なのだ

従来は私はこの数値よりも低くセットしていたが最近は少々上げているのだ

12フレット付近で『センサー』が軽く滑り落ちる程度にセッティングしているのだ

一般的な数値より僅かに低いという感じだろうか?

アリアの画



ストラトの画



さらにストラトのナット付近なのだ



ナット付近は自分で調整は出来ないが状態を知っておく事は重要なのだ

特にアームを多用する場合には通常よりも早く摩耗するのだ


それでも素人がナット交換の必要に迫られるのは皆無だと言える

アームの動かし方もナットの摩耗に大きく影響しているのだ


重要なのはずべての溝を均一に摩耗させることなのだ

特定のフレット、特定の溝だけが摩耗する場合には自分の演奏の偏りを疑うべきなのだ


以前にアリアのフレット交換を依頼したがナットが活きているという理由で交換を見送ったのだ

考え方によってはそれほどフレットが減っていない段階で私が交換を依頼したという事になると思う


フレットの摩耗具合は別として、デフォルトのフレット形状が好みではなかったのだ

非常に小さく低いフレットだったのだ

さらに鳴りを優先する為に柔らかい素材を用いていたようだ


ギターではデフォルトの状態で良くある話なのだ

特に十万円未満のギターの場合には粗悪なフレットを用いる場合が多いのだ

粗悪という表現が適正かは分からないが・・・


コスト的にフレットにお金が掛けられないのだ

柔らかいフレットは演奏者には鳴りという恩恵をもたらす

一方、メーカーも加工がし易いとういうメリットがあるのだ


いわゆる高級なギターの場合には加工の面倒、難易度がアップするとしてもその後の快適性を優先する傾向が見られる

当然なのだ


看板である高級ギターの評判はその後の売り上げに大きく影響を及ぼすのは必至なのだ



米ストラトはアーム付きギターのお手本なのだ


音の好き嫌いはあるにせよギターとしては完璧だといえるのだ

楽器店でも初心者にストラトタイプを勧めることも多い

あくまでも多彩な音色とコンターなど演奏性を考慮しての事だと思う


逆にレスポールタイプを勧める楽器店も多い


実はこれには決まりはないのだ

おそらく店員さんの好みだけなのだ

自分がストラトを使っているならばストラトタイプを勧める・・それだけなのだ


私の行き付けの楽器店のお兄さんのようにお客さんの性格や雰囲気、目指す音楽スタイルまで考慮するのは稀なのだ

知る限り10店舗に1店舗くらいの割合なのだ


今時はネットで情報を得られるので楽器店に依存する割合も減ったといえるが・・・


ストラトタイプで悩ましいのはブリッジの調整なのだ

アーム使いを前提に考えればブリッジはフローティングするべきなのだ



この状態で3弦が約1音アップするのだ

プロに多いセッティングなのだ

アームアップの時にテキトーではないのだ


アームを音楽的に使える仕様にしているのだ



アリアはこの状態でストラトと同じなのだ


ブリッジをフローティングさせる事によってチューニングがシビアになのだ

実はチョーキングでもブリッジが動いているのだ

レスポール弾きは知らないと思う


チューニングの狂いを嫌いブリッジをベタにしているプロも多いようだ

代表選手はクラプトンなのだ

ベタ付きにする事で音の伝達がアップするのだ


フローティングでは得られない音の伸びが得られるのだ

この部分も賛否両論あるようだ


フローティング状態が本来の音であるという持論を持つ人も多いのだ


ベタ付きでアームダウンだけを使うというプロも少数派ながらいるようだ

個人的には好きではないのだ

スプリングを増やす事でブリッジやアーム部分、ネジ部分に相当な負担がかかっているのだ

それでもチューニング狂いが完璧であるとはいえないのだ

アームを動かした事によって少なからず狂ってしまう


ストラト弾きのお約束は


”アームの音程狂いをアームで直す・・”

ことなのだ


アップの後に手勘定でダウンを加えるのだ

逆も然りなのだ


私のストラトとアリアは自慢ではないがフロイドローズ並みに音程が狂わないのだ

これは楽器店のお兄さん達も驚いているのだ

「どんな調整をしてるんですか?」

私がプロに業を伝授する事も多いのだ


楽器店のお兄さん達はギターを売るプロという事なのだ

ギターに関する商品知識では太刀打ち出来ない


ある意味ではプレーヤーとしては私の方がギターに多く接している気もするのだ

ギターにお悩みの読者の皆さんのご参考になれば良いと思うのだ


クラプトンのような伸びやかなギターソロにはブリッジのベタ付きはかなり有利だと思う

逆にカッティングなどではある程度のブリッジの遊びが良い方向に作用するように感じられるのだ

ボディ裏のスプリングの鳴りもレスポールのようなノンアームタイプとは異なる響きを生むのだ


速弾き主体のプレイが多い場合には標準の弦高よりも低く

カッティングやコードワークが多い場合には高くという考えで間違いないと思う

「どっちも好きなんだよなぁ・・・」

という場合には標準値で良いと思うのだ


順序が逆転してしまったが・・・

弦高調整の前にネックの調整を済ませておくことはお約束なのだ

ネック調整はかなり奥が深い世界なのだ


”ネック反りは悪い状態・・・”

というのも早計なのだ


最近の私はあえて軽い順反り状態を維持しているのだ

フレットのビリつきも抑えられるうえに弦鳴りが増すのだ


この辺の加減は好みと経験だと思うのだ

ストラトの名手であるレイヴォーンなどは目視で確認できるほどにネックが順反りしていたようだ

013~という極太弦にネックが負けていたのだ

時期によっては014~という事もあったようだ

当然ながら12フレット付近の弦高は異常に高いのだ

普通の人には弾き難いギターもレイヴォーンには最高の相棒だったのだ


ギターとはそんな物なのだ

欧米の素人ギター弾きは自我があるようだ

日本人の場合には他人と異なるという事実で不安になってしまう国民性なのだ

ネット検索などをすれば素人ギター弾きの『不安』が溢れているのを実感できる


学校ならば良き先生がいる

会社ならば上司や先輩がいる


趣味の世界は気が付けば一人という事も多いのだ

「俺は一人じゃないよ」

「ギター弾いてる友達いるよ」

読者の皆さんの周囲のご友人の知識と経験がどれほど当てになるか?が問題なのだ

ネットのQ&Aはもっと無責任な場合が多いのだ

「この人ってギター弾けないんじゃないかな?」

と感じる事も多々あるのだ


まぁ、私には関係ないが・・・

「アンタだってネットに色々と書いてるんじゃない?」

という感想をお持ちの方も多いと思う


私の理論&持論はギターの音や演奏に直結しているのだ

その辺りを読者の皆さんがどのように解釈するか?という事だと思う







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