読者の皆さん、お久しぶりなのだ
読者の皆さんはこの年末を如何お過ごしだろうか?
私は公私共に鬼のような忙しさなのだ
それなりにギターは弾いていたが・・
録音&ブログ更新には至らなかったのだ
中途半端な形でブログを書くのでは意味がない
私の場合は常に結果を求めるのだ
読者の皆さんが私(当ブログ)に求めている物も何となく理解出来ているのだ
やはり、『音源』に尽きると思う
巷の多くのギターブログと最も異なる部分だと思う
ご存じのように現在の私はクラシックギターに傾倒しているのだ
鉄弦も含めてAcousticな響きに惹かれているのだ
後ろにチラッと見えるが・・
エレキを忘れたわけではないのだ
エレキギター以上にアコースティック熱が高いというだけの話なのだ
特にクラシックギターには正直、ショックを受けているのだ
良い意味で衝撃を受けている
鉄弦以上にギターの響きが感じられるのだ
所謂、3万円未満のようなギターでは感じられない芳醇な響きの世界を堪能しているのだ
弦交換からそこそこ時間が経過している
ようやく、弦の伸びも収まってきた
今回はテンションが弱い弦をチョイスした
楽器店の勧めに従ったのだ
とても良い感じなのだ
このギターは定価で15万円くらいのギターなのだ
初心者用という扱いではあるが・・
価格以上の作りの良さが感じられる
私はギターに対するジャッジはかなり厳しいと自負している
ダメなギター(伸び代を感じないギター)は手放してしまう
持っている(弾いている)意味を感じないギターは存在する
値段とは無関係なのだ
低価格帯でもかなり良い(当たり)個体はある
そこそこの値段のギターにもハズレはある
新品時に良い鳴りをするギターは存在しない
これは価格を問わずなのだ
1年くらいで何らかの変化が訪れる
期待を超えることもあるし裏切られることもある
その間にオーナーがやるべき事も多い
押し入れの中で育つギターは無いと思った方が良い
今回、知人から譲り受けたギターはすでに3年が経過している
あまり弾き込まれていないギターらしいが皆無でもないようだ
アコースティック系のギターは何かの小曲を弾く事で活きる
単にコードを押さえてガチャガチャとピックで弾いているだけでは見えない部分も多い
難しい曲である必要はないと思う
何でもいいのだ
とりあえず形になった『曲』を弾いてみる必要がある
一流の作曲家が作った曲には意味がある
『フェルディナンド・カルッリ』というイタリアの作曲家がいた
クラシックギター専門の曲を400曲以上残した偉大なる作曲家なのだ
その他にも他の楽器とのコラボの為の編曲などギター発展に尽力したのだ
『マッテオ・カルッシ』というギタリストも有名なのだ
ギタリストがギターの為に作った曲は弦の響きを重視しているのだ
そのギターに最適な響き、心地良い響きというものがある
鉄弦のアコギは鉄弦の高いテンションに耐えるべく頑丈に作られている
『アコギブレイシング』というワードで検索してみていただきたい
補強が多ければ丈夫だが鳴らない
ナイロン弦のクラシックギターは鉄弦と比較すると自由度が高いという
弦のテンションが緩い分だけ、ボディの骨組みを減らせるのだ
それ故に弦の振動がダイレクトにボディに伝達されるのだ
エレキにも無数の弦が存在するが・・
正直、メーカーごとの違いを体感したことは少ない
もちろん、それなりに弾き心地や音色は異なるが・・
劇的というほどの差は感じない
他のプレイヤーは知らないが・・
少なくとも私にはそう感じられる
結果として、寿命などで決めることも多い
長年使っていた某メーカーの弦が切れやすくなった
そんな流れで現在のghs弦で落ち着いたのだ
音色が云々という話ではない
及第点をクリアしていれば、何でもよい
出来れば、値段が安い方が助かるのだ
これは本音なのだ
一方、アコギ系の弦は一筋縄ではいかない
とにかく、色々と試してみたのだ
何故だか、寿命というよりは音色優先なのだ
クラシックギターではさらにそんな傾向が強く感じられる
今回の弦もかなり納得だが・・
色々と試してみたい欲が出てきたのだ
クラシック弦は太さよりもテンションの強さで選ぶようだ
鉄弦ではそれなりに弾き応えを求めるが・・
ナイロン弦は緩い感じも心地良い
ピッチが甘い弦はダメだが・・
ピッチが安定しているならば、緩い感触も悪くないと感じ始めている
クラシックギターに関しては未知なのだ
数十年前に遊びで弾いていたことがあるが・・
コードを押さえての弾き語り的な使い方なのだ
まったくもってクラシックギターの良さを引き出せていない
まぁ、中学生なので仕方がないが・・
現在の私ならば、何かしらの答えが導き出せる気がする
今回の曲は『スパニョレッタ』というクラシック曲なのだ
作者は不明なのだ
クラシックにはそういう曲も多い
プレイヤーごとの解釈の違いも興味深い
今回は左で鉄弦、右でナイロン弦
同じフレーズを弾いてみた
同じフレーズを弾いてもこれだけニュアンスが異なる
ナイロン弦用に作られた曲はやはりナイロン弦が似合う