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テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ロックギターのリフ作りと作曲は簡単さ

2017年08月31日 | 日記
8月も終わりなのだ

本当に時間が経つのが早い

年々その傾向が強くなるような・・


今回はロックリフを軸にした曲を2曲ほどサクサクと作ってみた

BR-80とZO-3ギターの最強タッグなのだ

早朝の公園散歩で作ってみたのだ


私の場合、作曲には色々なパターンがあるのだ

何気なくギターを抱えて思い付いた曲も多々ある


実は楽器を持たない状態で曲のイメージが浮かぶことも多い

電車での移動もその一つなのだ



忘れる前にスマホなどにメロディを録音するという人も多いと聞いたことがある

メロディ主体で作曲している人の場合には納得の方法なのだ


私の場合は『リフ作り』が基本なのだ

ロック系の場合にはプロでもこのパターンが多いようだ


”名曲はカッコいいリフ有りき・・・”

だといえる


好例はレッドツェッペリンなのだ

口ずさめるようなリフが必ず存在する


一方、テクニカルでカッコいいのに売れなかった曲の多くは『名リフ』が無いのだ

一晩寝ると忘れてしまうという・・・・


私もそんな『リフ職人』を目指しているのだ


実際のところ、リフ作りに決まりはない

私の場合には先にコード進行を決めることが多い


即興でベースなどをオーバーダビングする都合上、あえてシンプルに構成する

過去には展開が多い複雑な曲も作ってきた

公園でサクサクと作り、その場で完結させるには簡単な方がよい


ギターの場合には開放弦の使い方がポイントになる

開放弦を使わないならば、低音は親指で握り込むべきなのだ


人差し指を伸ばすスタイルは避けた方がよい

格好悪い

好例はジミヘン(手が大きい)とリッチーコッェンなのだ

とにかく親指の使い方が上手いギタリストなのだ

特にリッチーのセンスはピカイチなのだ


動画サイトなどでレッスン系の動画を簡単に探せると思う



やはり作曲の軸になるのは経験なのだ

コピーの数だけ上手くなる


ここ重要!


膨大な数の曲をコピーしてきたにも関わらずオリジナルが作れない人も星の数ほどいる

コピーは上手いのだ

行きつけの楽器店のギターの先生がそのタイプなのだ

本人はオリジナルと言い張るが・・・

その実は誰かのフレーズの連結だったりする

技術レベルは私のちょい上程度なのだ


ここがステージプロとの最も大きな違いなのだ

実はアングラのプロの方が技術的なレベルが高いというケースも多々ある


ネット動画などでも複雑なスィープ奏法をいとも簡単に弾きこなす人も少なくない

それだけでは曲芸なのだ


大事なことはそのフレーズを曲間のどこでどのように使うか?

この辺りに開眼した人は一気に道が開けるのだ


作曲センスがない人が苦戦しながら曲を作る姿は痛々しい・・

「作曲って楽しくね? オリジナル最高だわ~」

と強がっていても苦労と苦悩が見て取れる


実は作曲が順調に進む過程においては難しい事は何もない

湯水が溢れるようにリフやメロディ、リードフレーズが降りてくる

「うりやぁ~ リフの洪水だ~ おりゃ~」

感情を画像化してみた




今一度、整理しておこう・・

開放弦を積極的に使う

コード進行を先に決める

最小限のスケールも覚えておくと良い

この三個だけなのだ

いたって簡単なのだ


BR-80のようなレコーダーは必須なのだ

スマホで録音できるというならばそれでも良いと思う

曲のガイドになるようなドラムを簡単に呼び出せる環境が欲しい


初心者の場合、むしろハードマシンが良い

無理に格好をつけてDAWなどを導入する人も多いが・・・

ドラムの打ち込みの段階でバテてしまう


そもそも、確固たる曲の骨子がない人は作曲の途中でブレブレになってしまう

フュージョン系のインストを作るつもりが歌モノのハードロックになるという・・


私が良く知るおじさんがまさにこのパターンなのだ

DAWの指南本にも書いてあった

「楽譜なんか読めなくても作曲が出来る」

「DAWは打ち込みそのものが作曲のようなものだから・・」

まぁ、そういう事なのだ


ピコピコドラムを打ち込み、それに合わせるように8ビートのパワーコードを刻む

それにかぶせるように8ビートのルート刻み・・・

これも作曲ではあるが・・


出来れば、もう少し格好良くグルーブ感溢れる曲が作りたいところなのだ

余談だが・・

日頃から跳ねるリズムを練習しておくと良い


カッティングもスラップベースも実はハネているのだ

スクエアなリズムで構成されている曲は少ない


BR-80のようなハードマシンにはそんなドラムフレーズも多数収録されている

そんなドラムに合わせて弾いているだけでも上手くなる

加えて、上記に掲げたような要素を意識しながら弾けば簡単に曲ができるのだ


素人作曲に多くを望んではダメなのだ

雰囲気がカッコいいならばそれでOKというくらいの気持ちが欲しい


作曲は0か100なのだ

何も作れない人は対岸の野次馬なのだ


下手でもよい

オリジナルを作り、それを作品としてレコーディング出来た人だけが味わえる達成感がある

充実した時間がそこにあるのだ


誰かがそれを聴いてくれるならば尚良いと思う

モチベーションは人間を成長させるのだ


おじさんのようにムダな欲ばかりが先行しても何も生まれない

欲もエネルギーなのだ

食欲、性欲、物欲・・


曲作りには膨大なエネルギーが不可欠なのだ

音を組み立てるという構成力もさることながら、それを形にするのはエネルギーなのだ


無駄飯という言葉がある

ご飯を口にしたならば、成果を残すべきなのだ

それが曲とはいわないが・・


ただ生きているだけの人になっては人生が寂しい


何かの縁でギターを手にしたならば、最大限にその性能を引き出してあげてほしい

私の周囲にも残念なギター弾きが多い


無理してギブソンレスポールを買ったものの・・

磨いて一日が終わるのだ

弦交換とギター磨きで一年があっという間に過ぎ去るという・・・


フェンダーのストラトでもポールリードでも一緒なのだ


ギターは調度品ではないのだ


きっと読者の皆さんのギターも良い音がするはずなのだ

ピックアップの交換や高級弦などの導入を検討する前に今一度考え方を整理してみていただきたい

何かが見えてくると思う


今がお買い時なのだ

BR-80が売り切れになる前に手に入れておいた方が良いかと・・

「古いマシンじゃね? いまさら3万近い金出せるか?」

そんな方に問いたい

他にどんな方法でギターを楽しめるのだろうか?

バンドのメンバーと演奏する楽しさもあるが・・・


多くの時間は一人なのだ

結局、人間は一人なのだ


ギター弾きの時間の9割は一人の時間なのだ

『一人遊び』なのだ


読者の皆さんも一人遊びが得意だと思う

そのエネルギーと方向性をギターに向けるだけで人生が変わる


『リフの作り方』



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