テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

zoomG1FOURについて思うこと

2019年02月17日 | 日記

ボチボチと動画や商品レビューも見かけるようになってきた

実際に買った私としては買いか?否か?と問われれば間違いなく買いだと言いたい

その一方で100点満点か?と問われれば答えはNOなのだ

まぁ、何事においても完璧ということはない

それを時期モデルに期待するという考え方も一考だといえる

開発者の楽しみでもあり試練でもある

 

同社の製品には厳しい条件がある

”値段を安く設定する・・”

天井知らずの価格設定ならば良い製品が出来るのは当然

それでなければ困ってしまう

 

困った事に製品間を比べる際に値段で決める人がいる

自分の財布と相談というところだ

高性能が良いか?と問われればこちらも答えはNOなのだ

多くを求めない人にとって複雑で操作の難易度が高いマシンはネガになる

操作が難しいことが使用頻度を下げる結果を招く

それっぽい音で満足できる人にとっては安価なマシンも選択肢

 

自分の耳を肥やし、経験を積んでおくことも必要

実機を知らない人はゲームセンターの自動車ゲームが上手い未成年と同じ

やはり、実機とマルチの疑似は異なる

この辺りを頭と体で理解できている人は強い

 

さらに良くを言えば、種類の違いも理解できていると良いと思う

マーシャルのアンプヘッドにも幾つもの種類が存在する

数々の名演を生んだ名器だが・・

最近のロック系はさらに歪んだアンプヘッドを用いることも多い

マーシャルのコンボアンプも面白い音がする

FenderでもVOXでもない

繰り返しになるがとにかく経験が大事

 

新製品が発売されると既存のマシンが古参扱いされる

これはすべてのジャンルの製品にいえる

自動車などでも露骨で如実なのだ

 

GTシリーズもそんな感じだろうか?

死角なしといった印象を受ける

 

zoomG1FOURに足りない部分は詳細な追い込み

それが良いという層と不満に感じる層に分かれるのも事実

エフェクトの自由度も高く並べ替えも自在だが・・

組み合わせによっては『使用制限』がかかる

これはダメだと思う

現実問題として大量のエフェクトを直列に接続する人も多い

リアルでは使えないエフェクトなどない

実際にノイズが酷いという問題はあるかもしれないが・・

『この組み合わせはダメです』というような制限はない

 

ペダルなどの拡張に関してもやはりGTシリーズが一歩上をいく

使うか?使わないか?はユーザー任せ

”使いたい時に使える・・”

という配慮も大事

スタジオで使う際にはアダプターが必須

小さいながらも荷物が増える

まぁ、忘れても楽器店で借りることも出来ると思うが・・

電池駆動できないという点はある意味で要改善

『完全宅録』をコンセプトにしているのだろうが・・

やはり、外部ペダル同様に選択肢をユーザーに委ねると良い気がする

 

いずれにしても一長一短なのだ

繰り返しになるが・・

この世に完璧なるマシンは存在しない

 

自分がなにを求めるか?

予算はいくらか?

巷のレビューは参考程度で良いと思う

 

特に冗談の『何』は非常に重要なのだ

私はzoomをGTの後継として購入したわけではない

あくまでもメインはGTなのだ

 

機動性を含めた『遊び』というコンセプトで選んだのだ

実際、本機を購入してから子象を外に持ち出す機会も増えた

先日はスタジオで軽く鳴らしてみた

キャビネットの設定など少々のコツが必要

あえて、録音するほどの価値はない

まぁ、機会があれば何らかの形で紹介してみたいとも考えている

 

今回は音比較とい意味でマーシャル1959の音を作ってみた

さらに前段にはTS808を接続してみた

エフェクトをOn&Offしたときの『質感』がやはり一枚上手

GT-001はそういう細かい部分が実にリアルなのだ

リアルか?否か?には判断基準が不可欠

 

この手のマシンに飽きてしまう人、使いこなせない人は実機が体に入っていない

逆にベテランぶって、知ったような事を言う人も困りもの

「デジタル臭いわ~」

実機のアンプも実際には前にマイクを立てる

可能ならば、別のブースでその音をモニターするという流れでレコーディングが行われる

これはライブなども同じ

『小さな箱』ならばアンプの音やドラムの生音で乗り切れるが・・

少し大きな会場ではどんなアンプでも物足りない

やはり、その音をマイクで拾い拡張するという流れになる

 

そこではデジタルの力を借りるということになる

実機のアンプを鳴らす機会がある人は意外に多い

近くに楽器店があれば、誰でも可能なのだ

 

しかしながら、実機のアンプを録音した経験がある人は1割にも満たない

如何だろうか?

さらにはその音を別のブースで聴く機会がある人は素人では皆無なはず

つまり、経験が少ない人にデジ臭いなどというジャッジは出来ないのだ

 

幸いにも私は普通の人よりは色々な経験が出来る環境下にある

皆さんと同じ素人だが・・

環境と心意気が少しだけ異なる

 

”音楽のことはプロに訊け・・”

 

ギターに関する疑問や機材の相談はネットではない

経験豊富なリアル楽器店なのだ

意外な落とし穴になっているようだ

 

私も含めだが・・

顔が見えないネットの住人の意見に耳を傾ける人も多い

 

私の意見が正しいか?

参考になるか?

のジャッジは読者の皆さんにお任せしたい


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