たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

年賀状の中から

2012年01月12日 | 日記

お寺の庭の南天

毎年、賀状交換の相手様から今年もほぼ全員ご年詞をいただいた。
二人のいつもの同級生から賀状が来なかった。義理堅い彼等なので体調が悪いのか、出し漏れたのか気になる。その一人は前回の同窓会にも体調で欠席したらしい。前回は平城遷都1300年を記念して奈良へ出張って行われたが、爺も手術直後で欠席した。

賀状の中でいつも微笑むのは親戚縁者の、小さい子供の写真入りや、知人の孫の写真入りが心を和ませる。いつか書いた「坊やとの会話」の二人兄弟もモチあった。甥の孫娘満一歳の写真入りは、嬉しくて仕方ない爺婆というには若いが、二人の会話が聞こえる可愛さだ。

別の甥夫妻からの賀状は6歳と3歳の娘、七五三の記念写真であろう、キチンと写真屋で撮った一家の写真もある。
東北大地震の震源地に近く、震度6弱の地から届いた、亡き同級生の奥さんからの年賀状もあって、無事であることが喜ばしい。この方には見舞いの言葉をつけ添えて出した。

爺の育った頃は国や家庭は貧しく、爺は2年遅れで入学した夜間高校だが、それだけに級友との絆は強く、戦争孤児や苦労人も居て、立派に郷土の指導者・地域に知られる人が何人もいる。

中には伝統工芸保持者・現代の名工もいる。彼の仕事は祭りの衣装や獅子舞の伝統的染色師だ。NHK正午の定時ニュース、最後に挟まれるワンシーン全国の風物詩の定連だ。染物の最後の仕上げ、寒ざらし、今年も近く放映されるだろう。


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