たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

商品券を貰った

2016年04月24日 | 日記

先月姉弟旅行した際、兄から私と弟に全国百貨店共通商品券(高島屋発行)1,000円券×5枚をくれた。旅行は小遣いとお土産代くらい持てばいい、後は兄が費用負担するとの申し出を、「そうもいかない、旅費と旅館代、はとバス代くらいは」と、5万円を負担したことで兄が気を遣ってくれたのだろう。

故郷の飛騨・高山市には百貨店がないから、兄も誰かに進物で貰って使えずにいたのか。百貨店はおろかただ一つ郊外に移転して営業していた映画館さえ閉鎖され、県内に映画館が所在する市は数少なくなった。

兄は大学生の自分の孫にやればよかったのにと後から思ったが、貰った商品券を居間に置いたままだった。
さて何か買おうと思ったが、欲しい品物が思いつかない。数日考えてから、自分の孫にやるのが一番喜ばれるかと、高校生の孫娘に進呈した。
「マジ?ほんとうにいいの、ありがとう」と、おしゃれ着などに関心はあるが、お小遣いが少ない孫は歓声を上げて喜んだ。

私ももうじき80歳、着るもの、欲しい物がそうそう有るわけがない。妻が逝ってもうじき18年を迎える。遺言どおり妻の分まで長生きできた。目標の傘寿は目の前、80歳という年齢は何んとも無欲で穏やかな気分になれる歳かと最近思う。
欲を言えば後3~5年、好きなゴルフにでも行けて、ポックリ逝けたら最高だ。