ビクター・オルティス VS アントニオ・ディアス
オルティス 6ラウンド終了TKO
考察 ~オルティス~
復帰戦としてはまずまずの相手だったと思うが、
自信を取り戻したかどうかは未知数。
なぜなら打たれたから。
元々打たれるのを嫌うスタイルだと見受けられるが、
どこか勝負を急ぎすぎる性癖があるように思う。
前戦の敗北を戒めにしながら自分にブレーキをかけている感じで、
ワン・ツーはキレるが、そこからたたみ掛けるのに躊躇がある感じ。
マイダナの一撃がいまだに刻み込まれている。
Sライトでは一方の雄となれるが、
カーンやブラッドリーに挑むのは時期尚早。
コテコテのファイター相手に10ラウンドフルマークで勝利するぐらいの
テストマッチが欲しいところだ。
考察 ~ディアス~
中堅以上古豪未満のメキシカンで、
左を強く振るうのも定石通り。
サウスポーをなべて苦手とするところも、いかにもメキシカン。
きっとトレーナーが意識して作り上げたのだろう。
風貌からファイターを連想させるが、
この日はボクサースタイル寄りだった。
この階級にはマルガリート(リターン…してくるのか)もいるが、
やはりウェルター級ともなれば頭打ちか。
新鋭に喰われるベテランという構図はどこか物悲しさを感じさせる。
オルティス 6ラウンド終了TKO
考察 ~オルティス~
復帰戦としてはまずまずの相手だったと思うが、
自信を取り戻したかどうかは未知数。
なぜなら打たれたから。
元々打たれるのを嫌うスタイルだと見受けられるが、
どこか勝負を急ぎすぎる性癖があるように思う。
前戦の敗北を戒めにしながら自分にブレーキをかけている感じで、
ワン・ツーはキレるが、そこからたたみ掛けるのに躊躇がある感じ。
マイダナの一撃がいまだに刻み込まれている。
Sライトでは一方の雄となれるが、
カーンやブラッドリーに挑むのは時期尚早。
コテコテのファイター相手に10ラウンドフルマークで勝利するぐらいの
テストマッチが欲しいところだ。
考察 ~ディアス~
中堅以上古豪未満のメキシカンで、
左を強く振るうのも定石通り。
サウスポーをなべて苦手とするところも、いかにもメキシカン。
きっとトレーナーが意識して作り上げたのだろう。
風貌からファイターを連想させるが、
この日はボクサースタイル寄りだった。
この階級にはマルガリート(リターン…してくるのか)もいるが、
やはりウェルター級ともなれば頭打ちか。
新鋭に喰われるベテランという構図はどこか物悲しさを感じさせる。
オルティス、潜在的に優れたモノを持ち合わせてはいると思うのですが、同時に生まれ持っての体の硬さから来るパンチの効かされ方がポイントなのではないかと思います。
自身の打たれ弱さを意識しての試合運びだったと思われます。今後を見据えるなら陣営はディフェンスへの高い意識をコーチングするべきではないかと。
前回のマイダナ戦といい、自分みたいな素人には分かりやすいボクシングをしてくれるので、つい応援したくなってしまいます。リスキーなところも魅力…なのでしょうかね。
オルティスの魅力は華麗な攻めと砕け散りそうな繊細さですかね。打たれ弱いのではなく、壊れやすい。パンチドランカーになりそうという意味ではないです、念のため。
彼に必要なのはディフェンスを磨くことではなく、何があってもキレないことだと思います。堪忍袋の緒ではなく、集中力の糸をピーンと張りつめた状態にできるかどうか。マイダナ戦は相手が悪かったかもしれませんが、ガムシャラ、ヤケクソという精神状態に陥らなければ勝機は十分あったと思いますね。それを我々は若さと呼び、見守りたくさせるんですよね。