王者 亀田興毅 VS 挑戦者 ノルディー・マナカネ
興毅 判定勝利?
考察 ~亀田~
取ったラウンドとしては2、3、5、7、8、12と見たが……
ジャッジのスコアはある意味で予定調和。
次戦はアルセ?それともH・ルイス?
そんなものは実現しない。
バンタムは体に馴染まないという文句のつけようのない返上理由ができたし、
この試合を観る限り、そのことに異議申し立てを行いうるファン・関係者もいない。
これで興毅はバンタム返上を決意しただろう。
それにしてもこれはボクシングに密接不可分のホームタウンディシジョンなのか、
それとも亀田兄弟の試合で頻発する疑惑の判定なのか。
神ならぬ身の私には分からない。
技術、戦術レベルで語るべきポイントに乏しいことも寂しいが、
それ以上に終了ゴング直後のガッツポーズと安堵の表情に
もはや一掬の男泣きを禁じ得ない。
興毅のこういうアクションは、対戦相手とは違うなにかと戦っているように映る。
当ブログでは亀田興毅の試合面だけに極力注目し、
その器用さ(≠技術)も高く評価してきたが、
そろそろ興毅については見限ってもいいかもしれない。
どう考えてもフィリピンやメキシコの関係者に鍛えられているとは思えない。
あの親父が横から要らぬ嘴を入れていることは容易に想像できるが、
興毅自身もそのアドバイスが耳に心地よいのだろうか。
かつて我が父は「あの親父は興毅らの反抗期を潰した」と喝破したが、
男は反抗期を経ないと精神的なpatricideを達成できないのかもしれない。
心理学に詳しいブログ訪問者がいれば、反抗期とその後の心理的発達について
ぜひご教授をお願いしたいところだ。
当ブログは年間最低試合のノミネートはしていないが、
これは4月にして2012年最低試合に決定した。
(年末に受賞はさせない方向で考えてはいるが……)
考察 ~マナカネ~
おいおい、大学生相手にダウンを喫した負け役ではなかったのかい?
ジャッジのスコアで大差はついたが、世界王者を追い詰める実力の
持ち主であることは日本のファンが知った(褒めているわけではない)。
風貌やファイトスタイル、試合の拮抗ぶり(褒めてない)から
ファンマ・ロペス VS ロジャース・ムタガを連想した。
初回の大振り右フックの直撃に味をしめたか、
恐ろしいほど単調に右フックを振り回す序盤。
王者が余りにも慎重な立ち上がりを見せるところから
右のパンチだけはメガトン級なのかとも推測したが、
それなら初回のあの一発で打たれ弱い王者をノックアウトしているはず。
結論としてパンチは無いが、積極性があり、手数も豊富で、
王者が1発打つたびに3発を放っていた。
このaggressivenessとring generalshipは間違いなく「買い」だ(褒めてる)。
実際のpunch statsはとても映像を見返す気分になれないので、
感覚的に測るしかないが、昨今の世界戦のジャッジ基準で考えるならば、
何よりも手数が優先されている。
これは互いに有効打がある場合も無い場合も、だ。
また感覚的に90%の局面で挑戦者が先にパンチをガードの上とはいえ当てており、
ジャッジへのアピール度でも圧勝していた。
してみると挑戦者の僅差勝ちが妥当とも思えるが、
近年よくある疑惑の判定で片付けられるかもね。
再戦は別に不要だろう。
やるとするならインドネシアで開催すべきだ。
ムタガと同じく、この選手も次の試合を世界ランカーと戦えば
あっさり負けるものと予想される。
その理由はこんなブログを読む皆さんなら、
試合を見てきたままに分かるはず。
興毅 判定勝利?
考察 ~亀田~
取ったラウンドとしては2、3、5、7、8、12と見たが……
ジャッジのスコアはある意味で予定調和。
次戦はアルセ?それともH・ルイス?
そんなものは実現しない。
バンタムは体に馴染まないという文句のつけようのない返上理由ができたし、
この試合を観る限り、そのことに異議申し立てを行いうるファン・関係者もいない。
これで興毅はバンタム返上を決意しただろう。
それにしてもこれはボクシングに密接不可分のホームタウンディシジョンなのか、
それとも亀田兄弟の試合で頻発する疑惑の判定なのか。
神ならぬ身の私には分からない。
技術、戦術レベルで語るべきポイントに乏しいことも寂しいが、
それ以上に終了ゴング直後のガッツポーズと安堵の表情に
もはや一掬の男泣きを禁じ得ない。
興毅のこういうアクションは、対戦相手とは違うなにかと戦っているように映る。
当ブログでは亀田興毅の試合面だけに極力注目し、
その器用さ(≠技術)も高く評価してきたが、
そろそろ興毅については見限ってもいいかもしれない。
どう考えてもフィリピンやメキシコの関係者に鍛えられているとは思えない。
あの親父が横から要らぬ嘴を入れていることは容易に想像できるが、
興毅自身もそのアドバイスが耳に心地よいのだろうか。
かつて我が父は「あの親父は興毅らの反抗期を潰した」と喝破したが、
男は反抗期を経ないと精神的なpatricideを達成できないのかもしれない。
心理学に詳しいブログ訪問者がいれば、反抗期とその後の心理的発達について
ぜひご教授をお願いしたいところだ。
当ブログは年間最低試合のノミネートはしていないが、
これは4月にして2012年最低試合に決定した。
(年末に受賞はさせない方向で考えてはいるが……)
考察 ~マナカネ~
おいおい、大学生相手にダウンを喫した負け役ではなかったのかい?
ジャッジのスコアで大差はついたが、世界王者を追い詰める実力の
持ち主であることは日本のファンが知った(褒めているわけではない)。
風貌やファイトスタイル、試合の拮抗ぶり(褒めてない)から
ファンマ・ロペス VS ロジャース・ムタガを連想した。
初回の大振り右フックの直撃に味をしめたか、
恐ろしいほど単調に右フックを振り回す序盤。
王者が余りにも慎重な立ち上がりを見せるところから
右のパンチだけはメガトン級なのかとも推測したが、
それなら初回のあの一発で打たれ弱い王者をノックアウトしているはず。
結論としてパンチは無いが、積極性があり、手数も豊富で、
王者が1発打つたびに3発を放っていた。
このaggressivenessとring generalshipは間違いなく「買い」だ(褒めてる)。
実際のpunch statsはとても映像を見返す気分になれないので、
感覚的に測るしかないが、昨今の世界戦のジャッジ基準で考えるならば、
何よりも手数が優先されている。
これは互いに有効打がある場合も無い場合も、だ。
また感覚的に90%の局面で挑戦者が先にパンチをガードの上とはいえ当てており、
ジャッジへのアピール度でも圧勝していた。
してみると挑戦者の僅差勝ちが妥当とも思えるが、
近年よくある疑惑の判定で片付けられるかもね。
再戦は別に不要だろう。
やるとするならインドネシアで開催すべきだ。
ムタガと同じく、この選手も次の試合を世界ランカーと戦えば
あっさり負けるものと予想される。
その理由はこんなブログを読む皆さんなら、
試合を見てきたままに分かるはず。