パッキャオ 9ラウンドTKO勝利
実はパッキャオ大苦戦を予想していたのだが、見事に裏切られた。
これほど自在に右を振るうパックマンは初めてのような気すらしてしまう。
1ラウンドにいきなりディアスのレバーに左をめり込ませたところで
パッキャオの勝利は決まっていたと言えるだろう。
ひょっとしたらサウスポーは苦手なんじゃないのかという予感もあったのだが、
左を的確にレバーに突き刺し、右のフック&アッパーで顔面をズタボロにしていく様は、
その残酷さとは裏腹にリズムとライムにあふれた詩のようだった。
これほど急激に階級を上げながらスピードとパワーを維持するのは
並大抵のことではない。
Sフェザーから始まったデラホーヤの6階級制覇以上の偉業かもしれない。
同時にスーパーなメキシカンの強さも再確認させられる試合でもあった。
バレラ、モラレス、マルケス、このあたりのボクサーはやっぱり本当に強いんだ。
それを次々に撃破し、1試合で軽く億を超える金額を稼ぎ出す。
まさにアジア発のアメリカンドリーム、フィリピンの人間国宝だ。
日本のボクサーもこれに続かないといけない。
長谷川の目指す感動って、きっとこういう気持ちなんだろうな。
ディアスも戦前は「モラレスの二の舞にしてやるぜ」と鼻息は荒かったが、
ハンドスピードとフットワーク、そして肝心のパワーでも圧倒されてしまった。
名レフェリーの評価を高めつつあるドラキュリッチだったが、
もっと早くストップを勧告してもよかったのでは?
しかし、最後の鮮やかな左カウンターで膝をつき、顔面から崩れ落ちるディアスを見ると、
残酷な感想だが、このフィニッシュこそが観衆と視聴者の求めていたものだったのだろう。
それを見事に導き出したレフェリングだったと評価すべきなのだろう。
それにしてもディアスの今後が心配だ。
散々肝臓をえぐられ、顎を突き上げられ、右瞼は切り裂かれ、左目はどす黒く腫れ上がり、
最後はキャンバスを舐める失神KO。
冗談抜きで心も肉体も破壊されたかもしれない。
実はパッキャオ大苦戦を予想していたのだが、見事に裏切られた。
これほど自在に右を振るうパックマンは初めてのような気すらしてしまう。
1ラウンドにいきなりディアスのレバーに左をめり込ませたところで
パッキャオの勝利は決まっていたと言えるだろう。
ひょっとしたらサウスポーは苦手なんじゃないのかという予感もあったのだが、
左を的確にレバーに突き刺し、右のフック&アッパーで顔面をズタボロにしていく様は、
その残酷さとは裏腹にリズムとライムにあふれた詩のようだった。
これほど急激に階級を上げながらスピードとパワーを維持するのは
並大抵のことではない。
Sフェザーから始まったデラホーヤの6階級制覇以上の偉業かもしれない。
同時にスーパーなメキシカンの強さも再確認させられる試合でもあった。
バレラ、モラレス、マルケス、このあたりのボクサーはやっぱり本当に強いんだ。
それを次々に撃破し、1試合で軽く億を超える金額を稼ぎ出す。
まさにアジア発のアメリカンドリーム、フィリピンの人間国宝だ。
日本のボクサーもこれに続かないといけない。
長谷川の目指す感動って、きっとこういう気持ちなんだろうな。
ディアスも戦前は「モラレスの二の舞にしてやるぜ」と鼻息は荒かったが、
ハンドスピードとフットワーク、そして肝心のパワーでも圧倒されてしまった。
名レフェリーの評価を高めつつあるドラキュリッチだったが、
もっと早くストップを勧告してもよかったのでは?
しかし、最後の鮮やかな左カウンターで膝をつき、顔面から崩れ落ちるディアスを見ると、
残酷な感想だが、このフィニッシュこそが観衆と視聴者の求めていたものだったのだろう。
それを見事に導き出したレフェリングだったと評価すべきなのだろう。
それにしてもディアスの今後が心配だ。
散々肝臓をえぐられ、顎を突き上げられ、右瞼は切り裂かれ、左目はどす黒く腫れ上がり、
最後はキャンバスを舐める失神KO。
冗談抜きで心も肉体も破壊されたかもしれない。