BOXING観戦日記

WOWOWエキサイトマッチなどの観戦記

WBO世界バンタム級タイトルマッチ ジョニー・ゴンサレス VS ジェリー・ペニャロサ

2007-09-24 23:05:40 | Boxing
ペニャロサ 7ラウンドKO勝利

うーむ、まさかここでペニャロサ戴冠を見ることになるとは・・・
今年の春にWOWOWで放映されたポンセ・デ・レオン戦では
カウンターが冴えわたっていたが、判定負け。
世界戦線から完全に後退したかと思ったが、しぶとい。
1,2ラウンドは攻勢をとったものの、中盤はどっちつかずの展開。
相手のワン・ツーを左下へダックし、がら空きのレバーに左一閃。
デラ・ホーヤのように悶絶するわけでもなく、
ただ両手両膝をついたまま10カウントを聞かされてしまったゴンサレス。
パンチは腕力ではなく、相手の意表をつく角度・タイミングで打ち込むことだと
いうことをあらためて教えられた。
肝臓は胃や腸と違って実質臓器だから衝撃にはすこぶる弱い。
意識が立てと命じても、脳の中枢がそれを許さなかった。

IBF世界S・フライ級挑戦者決定戦 エリック・オルティス VS Z・ゴーレス

2007-09-24 22:50:50 | Boxing
Z・ゴーレスの8ラウンドTKO勝利。
きれいなワン・ツー主体のゴーレスだが、もう少しコンビネーションが欲しいところ。
ワン・ツーからの返しの右フックや、ワンをフェイントにツー・スリーを打てるようになれば
面白い存在になれるかもしれない。
キリロフVSナバーロの勝者への挑戦権を得たということだが、
現状ではどちらにも勝ち目は無さそうだ。
オルティスはhype upしていったんは乱打戦に持ち込んだが、そこから先の武器がなかった。
たんこぶと瞼のカットが痛々しい。

WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ

2007-09-24 15:39:57 | Boxing
Munoz defeated Aizawa and retained the WBA superflyweight title.
The official judges saw the bout 118 - 109, 120 - 109, and 120 - 106, all in favor of the champion.
My personal score favored the Venezuelan by 116 - 111.
Aizawa tasted one knockdown and, overall, the match was under Munoz's control.
Munoz threw brutal punches and made combinations during the whole match.
The win did not come by way of knockout, but he showed the presence once again in Japan.
The Japanese challenger, as ever, showed a bad habit.
Everytime he threw right punches, he let his right guard down, espacially in middle range combat.
This is quite dangerous.
He should have snapped out of this before his first, and possibly the last title shot.
There were times when he successfully landed counter shots on Munoz, it didn't help build a momentum for him.
Kawashima, an ex WBC champion of this division and the commentator of the TV broadcast, scored the match round by round, but it was heavily biased.
He needs to be banned from TV broadcast.

牛若丸あきべぇ対ファルカド・バキロフ

2007-09-18 05:21:31 | Boxing
眠い。
個人的には見所に乏しい試合だった。
あきべぇ・・・うーん、頭ぶつけすぎのような気がする。
右も左も振り回しすぎで単発に終わる傾向があるし、
Punches ThrownとPunches Landedに差がありすぎる。
バキロフを確実に追い詰めてはいたが、
やや不可解なタイミングでのTKOだった。
この試合はフィジカルで押し切ったが、
技術的に世界レベルにあるとは考えにくい。
亀田家から離れたのは正解だと思うが、
相変わらず契約体重でのバウト。
正式なウェルター級リミットでリッキー・ハットンのような
コテコテのファイターとの試合を見てみたい。

WBA世界S・バンタム級タイトルマッチ

2007-09-10 21:51:22 | Boxing
セレスティーノ・カバジェロ対ホルヘ・ラシエルバ。
相変わらずカバジェロ荒いなあ、という印象。
前回のカスティージョ弟との試合でも、なにか因縁でもあったのか、
ケンカマッチだった。圧倒したが。
身長差・リーチ差を活かして確実にポイントアウトするというボクシングには
興味がないようだ。
棒立ちの姿勢からスウェーバックとダッキング、
オープン気味に振り回す左右のパンチ、キレやすい性格、と
いつかあっさり王座陥落しそうな気がする。
ポール・ウィリアムスかコーリー・スピンクスのようなボクシングをすれば
この階級では無敵だろうが、性格的に不可能か。
ラシエルバは試合巧者だ。
ちょくちょくスイッチして、サークリング、クリンチを多用して
決定打だけはもらわないように必死だった。
敗れたのは地力の差。
キャリアだけでは世界は獲れないということか。

WBC世界S・バンタム級タイトルマッチ

2007-09-10 21:06:07 | Boxing
前回対戦では中間距離でマルケス、近距離でバスケスと判りやすい展開だった。
今回も自分の距離をモノにした方が勝つと予想したが、
ゴングから積極的に懐に飛び込んだバスケスが勝利。
かなり強引にペースを掴んだという印象。
両の瞼をカットして凄い出血だったが、顔自体はそんなに腫れてなかった。
川嶋選手と同じファイタータイプだけど、対照的だなと思う。
将来的に長谷川選手との対戦もあるのだろうか。