MS-IMEのできの悪さ、特に最近のIMEのバカさかげんには、ほとほと呆れている。たぶんIMEの売りでもあろう学習機能の頭の悪さは特筆もので、変な風に変な風にと学習していく。近頃、「西日本」(にしにほん)という文字が変換できなくなった。仕方なく「西」と「日本」を別々に変換して何とか使っていたが、今度は「西」が変換できなくなった。「に子」とか「煮史」などと変換されるのだ。「西」は候補にもあがってこない。さすがに「東西」と変換して「西」を取りだすのもバカらしくなって(実際には怒りが爆発して)昔懐かしいジャストシステムのATOKを買いに走った。
インストールを終えてATOKを立ち上げると、その立ち振舞いの鮮やかさに感動の涙が出そうになった。これこれ、これですよ。まるでこちらの意図をくみ取っているかのような変換効率のよさ。その昔、まだWindowsも無かった頃、MS-DOSのフロッピーバージョンの「一太郎」を使って、まさにこの感覚で文字入力をしていたことを懐かしく思い出した。当時はワープロ本体にATOKを含めてフロッピーディスク一枚(1.44Mbyte)に収まっていたのだから、今思えばものすごい。
実は、ワープロも計算表も、そもそもOSもこの20年、実用レベルではそれほど進歩していないのだ。そんな風にも思えてくるようなATOKの素晴しさだった。
インストールを終えてATOKを立ち上げると、その立ち振舞いの鮮やかさに感動の涙が出そうになった。これこれ、これですよ。まるでこちらの意図をくみ取っているかのような変換効率のよさ。その昔、まだWindowsも無かった頃、MS-DOSのフロッピーバージョンの「一太郎」を使って、まさにこの感覚で文字入力をしていたことを懐かしく思い出した。当時はワープロ本体にATOKを含めてフロッピーディスク一枚(1.44Mbyte)に収まっていたのだから、今思えばものすごい。
実は、ワープロも計算表も、そもそもOSもこの20年、実用レベルではそれほど進歩していないのだ。そんな風にも思えてくるようなATOKの素晴しさだった。