6月18日(土)粕尾地内にある和田用水ホタルの里で
「第16回ホタル観賞会」が行われました。
当日昼間はうだるような暑さ、夕方になると幾分涼しい感じで
人間にはちょうど良い心地よさ。観賞会に来る人の足元を照らす
ための竹灯篭もいい雰囲気。
日も落ちて、ぞくぞくと参加者が集まってきました。
およそ200から300人でしょうか、たくさんの人が集まっています!!
ホタルの登場を待つ間、数人にお話しを聞いたところ、東京方面からの
お客様がだいぶ多いようでした。中には毎年楽しみに来ているという方もいて、
第16回という歴史はなかなかのものです。
鹿沼ケーブルテレビさんも取材に来てました。観賞会の様子は
後日放送予定だそうです。
とっぷり日が落ちて、いよいよ観賞会。
まずは主催者中粕尾水と緑の会会長若林さんからのごあいさつ。
テレビカメラの前を横切るわけにはいかず、後姿ですみません。
続いて、本日の講師渡辺知義先生のご挨拶も以下同文…。
ご挨拶も終わって、あとは主役のホタルを待つばかり。
でも、むむむ…日は落ちたのに何やら明るい
今日は満月の前日。月がとっても明るいのでした。
涼しくて、からっとしてすごく夕涼みには丁度よい日
だったのですが、残念ながらホタルには向かないようで
ホタルは暑くてじっとりとした月明かりのない夜が好き
ということではたして飛んでくれるのでしょうか???
「なかなか来ないな~。」
と、渡辺先生のトークで場をつないでいただいていたら、
先生、後ろ後ろ!!
やっと小さな淡い光がひとつ飛び立ちました。木の枝の
間から出てきたので、きっとそこで休んでいたんですね。
やがて、ぽつぽつですがあちこちで黄緑色の光がふわふわ
飛び出しました。
普通のデジカメでの撮影なので、雰囲気は伝わりにくいかとは
思いますが、ご勘弁を…。
用水路沿いに、木々の間にふわふわ飛んでは消える小さな光を
観賞会に来た人たちは歓声をあげながら追いかけたり、写真を撮ったり
していました。ただ、カメラマンの方フラッシュはたかないでくださいね
ホタルがびっくりしますし、写りませんから…。
地元の人の話によると、今年は暑かったせいかホタルの出足も例年より
1週間ほど早かったそうで、若干ピークは過ぎてしまったそう。天候や
月齢も重なりホタル観賞には不向きな日になってしまいましたが、飛んで
くれてよかったとおっしゃっていました。
自然相手だとなかなか思うようにはいかないものですね。
ホタル観賞には不向きとおっしゃっていましたが、普段ホタルを見慣れて
いないので見られただけで満足でした。
帰り道、ふわりと手に乗ったホタルをパシャリ。
その後またふわふわ飛んで行ってしまいました。
また来年も、きれいなホタルが見られますように!