鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会

“花と緑と笑顔のあふれる地域づくり”を目指して、身近な地域や生活に密着した情報を発信します。

地域資源でトロフィーづくり

2014-02-13 | 永野

永野地域の地域資源 を活かした自分自身へのトロフィーを作る

という環境学習を永野小3-4年生が体験しました。

今週末、東京で開催される低炭素杯2014のワークショップだそうですが、

低炭素杯 って みなさん ご存じですか

>次世代に向けた低炭素杯な社会を構築するため、

 学校・家庭・有志・NPO・企業などの多様な主体が全国各地で

 展開している地球温暖化防止に関する地域活動を報告し、

 学びあい、連携の輪を広げる『場』として開催

と、あります

 

その際に、環境大臣賞として授与されるトロフィー製作の一環として、

栃木の地球環境の将来を担う子供たちと

2年連続で環境大臣賞グランプリを受賞した栃木農業高校

環境科学部のみなさんと協同ワークショップを行う

ということで、

永野小3-4年生14名に白羽の矢が当たり、

昨年の

10月には麻についての知識を学び

11月には麻紙すき体験と芯縄つくり

12月には自分の守りたいものを中心に入れたトロフィーづくり

を体験しました

栃農の生徒さん達とパートナーを組んでの制作は

はじめはぎこちないままの作業だったようですが

次第に心がほぐれてきたのか、楽しく制作が進んだようです。

      

グランプリに授与されるトロフィーは造形作家の方が小学生とのワークショップの

経験や想いをもとに、『麻』を活かして制作したものになるそうですが、

ワークショップで製作した子ども達のトロフィーは当日、会場に展示され、

活動の様子も紹介されるそうです。

当日は子ども達もグランプリ授賞式に参加します

近年、麻の栽培者の高齢化により、麻を作りつづける農家の方が

少なくなりつつあります 

子ども達が今回学んだ生産量・品質ともに日本一   

の野州麻の歴史と伝統に支えられた文化を

これから、どやって継承していけばいのか。

とても難しい問題です。

今回、子ども達は大切な地域資源の学習・体験を通して

多くのことを学び、貴重な体験となったことでしょう。

子ども達がこれからの麻作りの継承の力になることを願って