但馬、豊岡へ葬儀に行ってきました。
正月から危篤状態に入っておられたのですが、雪が消えるのを待ってて逝かれたような気が
します。
お陰で車で行くことが出来ました。
満96歳、苦しむことは一切なく眠るように逝かれたとのことでした。
病院へ入院されることもなく、最後まで自宅で介護され自宅で亡くなられたのでした。今どき
珍しいのではないでしょうか。
その家の若い嫁さんが「こんな歌をよく寝まみれに歌っておられましたが何という歌でしょ
う?」と私に訊ねられました。その一節を聞いて、「あっ、それは戦前の歌で、道頓堀行進曲
です」などと話したり、意識朦朧の中での介護の様子がチラリと見えたりしました。
昨日夜、帰って来ました。
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そして今日は、「子ども将棋教室」が二か所でした。
午前は、南甲子園公民館。明日から始まる高校野球のメッカ、甲子園球場のすぐそばの公
民館でした。
集まって来た子はほとんどが初心者で、ちょっとエネルギーが要りましたが、楽しく2時間を過
ごしました。
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午後は北口の中央公民館での「宮水ジュニア祭り」の将棋の部の講師で。
保護者にも参加してもらっての講座で、これも楽しくやらせてもらって良かった。
しかし、さすがに歳です。いささか疲れました。
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その帰りのことである。駅から歩いて帰る途中、前方で変な煙が上がっている。
近づいて驚いた。車が一台丸焼けになっていた。まだ煙が残っていて、消防員が水をかけて
いた。
何が原因か分からない。明日の朝刊に載るかも…。
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今朝、公民館に行くために、店は休みだったが朝少し早く起きて店で朝食をしていた。
そこへ店の前に人影が。出てみると、お客様がお二人。
明日から始まる高校野球の審判に来られた人である。一人は、一昨年、39年間の審判生活
を引退された鹿多証道さんだった。今回は審判の指導に来られたのだ。
この人がうちの店に来られるようになってもうずいぶんになる。
加古川から見えるのだ。年に2回だけのお客様。春夏の二回の高校野球の時だけ。まるで
七夕さまである。あっ、七夕さまは年一回か。
しかしうれしいじゃないですか。忘れずにわざわざ寄ってくださるのである。
しかし今日は、土曜日で店は休み。しかも、わたしはすぐ準備して、公民館に講師に行かね
ばならない。
で、仕方なくお断りしたのだった。
鹿多さんは「お元気なお顔を見られたので良かった」と言って下さった。
なんといい人なのだろう。
実はこの人、学校の先生だったが、立派なお寺のご住職でもあるのだ。頼まれて各地に講演
にも行っておられる。人格者である。
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今日は、まだ書きたいことがあるのだが、少し疲れているのでこれぐらいに。
但馬でお疲れですのに将棋教室。。。ふたつも
「子どもたちがまっている。」その気持ちがあるからでしょうね。
エネルギッシュに動かれるのも責任感の強さから。
でも、余りご無理をなさいませんように。
車が焼ける現場ってどんなでしょう。
怖ろしいことです。