詩集はお贈りいただくことが多く、自ら購入することは少ない。
今年になってから購入した詩集は、長田弘詩集『世界はうつくしいと』(みすず書房・1800円+税)に次いでまだ2冊目。
『時里二郎詩集』(思潮社・1500円+税)。
少し読んでみたけれど、わたしには手強い詩集だ。
というより、歯が立たない感じ。
教養も知識もわたしとはレベルが違う。わたしの能力が足りないのだ。
高橋睦郎さんの解説を読んでも、わたしには正直むずかしい。
こういうのを「文学」という大きな船の舳に位置する「現代詩」というのだろうか?
波しぶきを浴びながら走る文学の舳と。
ま、ボチボチと親しんで行こう。
わたしは私なりのレベルで進んで行くしかない。
『コーヒーカップの耳』 これはやさしい言葉で実は深い意味が隠されている。読めば読むほど味わい深い本。