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堀内医院の懐かしい写真

2025-05-13 08:43:26 | 用海のこと

昨日上げた「西宮文化協会会報」ですが、こんな写真が載っています。

酒蔵通りの堀内医院の昔の写真です。

門の右に茂っている木は夏ミカンの木です。大きな実がたくさん生っていました。

医院の裏、北側にはきれいな広いお庭があって、姿のいいカリンの木がありました。

先生にその実をいただいて、植木鉢で育てました。それが大きくなってお地蔵さんに移植したのが、今のお地蔵さんのカリンの木です。

その裏庭をわたしが知っている理由ですが、暖房のためのボイラーがあり、そこのタンクに灯油を運んでいたのがわたしの店だったのです。

冬の間は、毎週のように通ったのでした。

正面の門ですが、その奥に見えているのが医院の玄関です。

大きなガラスが入った木製の戸で、ガラスには「堀内医院」と白い字が書かれていたと思います。

患者はそこから出入りしていました。

入って左側に受付があったのです。きれいな奥様が可愛い声で受付をしておられました。

薬の調合して出してくださっていました。

板敷の廊下があって、スリッパに履き替え右に行くと診察室でした。

肋膜炎にかかった時、その診察室に通って先生と仲良くなったのでした。

赤い大きな門燈は玄関の軒にありました。

それは道路からも見えて、夜中でも点っていました。

その門燈が、改築された時にも廃棄されずに残されて、今もお屋敷の塀の上に設置されています。

さすがに今は点灯されてはいませんが。

懐かしい写真を見て思い出すままに。

 

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