喫茶 輪

コーヒーカップの耳

絹代さん。

2011-07-26 20:37:07 | 本・雑誌

鈴木絹代さん似のお客さん来店。

尼崎、武庫川の古書店「街の草」さんに行って来たと。

そして「買って来た」と示されたのが、竹中郁さんの詩集『象牙海岸』。昭和7年発行。

きれいな装丁の本です。

これを2100円で買ってきたと。驚いた。安い!ただ、箱が欠けている。箱があれば2万円ぐらいする。

そして、もう一冊持っておられた。驚いたことに『コーヒーカップの耳』だった。

ありがとうございます。これの値段は…。お聞きしたが内緒。

店主の加納さんが「これはいい詩集です」と言って下さったと。うれしいなあ。

因みに加納氏は、わたしのお師匠さん宮翁さんが代表をする「神戸史学会」の機関誌『歴史と神戸』に昨年「火を継ぐ者の意思と試み」と題して寄稿しておられる。これは季村敏夫さんの力作『山上の蜘蛛』の書評です。加納氏、なかなかの書き手でもあるのだ。

この絹代?さんに本を2冊もらってもらった。

これです。↓

Img073  Img074

鈴木さんご夫婦の本です。どちらも鈴木さんから「どなたかに貰って頂いて下さい」と何冊か託されていたのだった。まだ残っていました。ちょうど良かった。

詩集『ありがとう』は2008年12月発行。絹代さんは2009年2月14日(バレンタインデー)に亡くなられた。彼女、死の直前の刊行だったのだ。

随想集『車窓から』の発行は1997年4月。著者の鈴木慎悟さんは牧師さんです。しかし、タクシー運転手をしながら、布教活動をなさった方です。スゴイ信念をお持ちの人です。しかし無類に優しい人です。

このご夫婦のこと、月刊『KOBECCO』に2度書いてます。2003年11月号に「イチゴジャム」、2009年6月号に「帰ります」と題して。奇跡のようなご夫婦でした。

明日27日(水)の「輪」のおすすめ定食は、

「焼き魚・塩サバ」の予定です。

よろしくお願いいたします。

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宝くじ

2011-07-26 19:25:57 | 喫茶・輪

宝くじを買おう。

で、当てよう。

ここに保管しておけば当たります。

Cimg5756

この樽、「福来樽(ふくきたる)」といいます。

西宮神社(えべっさん)で祈祷済み。

先日、抽選で当たったものです。

ここに宝くじを保管しておけば当たるしかないです。フフフフ…。

コメント (2)
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