中尾さんにお贈りいただいた『小島輝正著作集』の第五巻「エッセイ集2」を読み終えた。
五巻あるうちの最も読みやすいものからと思ってのこと。
文章はたしかに軽妙で読みやすい。
しかしわたしにはなぜか少し硬く感じた。いや、難しいというわけではない。
総体に易しい言葉で書かれているのだが、中に、さすがは仏文学者と思うような日常的には使わない言葉が散りばめられている。
それが、キラッキラッと行間で光っているのである。
読み終えて、もっと高貴な文章が書かれているのかと思ったが、そうではなく、ごく庶民的な内容である。
なのに、行間に光る石が散りばめられているといった感じ。
大いに楽しめました。
そして次に読み始めたのが、第四巻、「エッセイ集1」。

こちらの方はパラパラとめくってみるに、エッセイとはいいながら論文調のような。
そしてわたしは、最初の「記録文学」に大いに興味を持ちました。
ルポルタージュとドキュメンタリーに分けての論評だが、さて、拙著『触媒のうた』はどうなんだろう?と。
ルポルタージュでないのは確かだが(いや、多少はあるか?)、ドキュメンタリーだとして、さてどんな分野に入るのだろうか?と。
明確な答は出ないかもしれないが、何かあぶりだされてくるかもしれない。
『触媒のうた』はジャンル分けが難しいと思うし、そう言われもしているので。
五巻あるうちの最も読みやすいものからと思ってのこと。
文章はたしかに軽妙で読みやすい。
しかしわたしにはなぜか少し硬く感じた。いや、難しいというわけではない。
総体に易しい言葉で書かれているのだが、中に、さすがは仏文学者と思うような日常的には使わない言葉が散りばめられている。
それが、キラッキラッと行間で光っているのである。
読み終えて、もっと高貴な文章が書かれているのかと思ったが、そうではなく、ごく庶民的な内容である。
なのに、行間に光る石が散りばめられているといった感じ。
大いに楽しめました。
そして次に読み始めたのが、第四巻、「エッセイ集1」。

こちらの方はパラパラとめくってみるに、エッセイとはいいながら論文調のような。
そしてわたしは、最初の「記録文学」に大いに興味を持ちました。
ルポルタージュとドキュメンタリーに分けての論評だが、さて、拙著『触媒のうた』はどうなんだろう?と。
ルポルタージュでないのは確かだが(いや、多少はあるか?)、ドキュメンタリーだとして、さてどんな分野に入るのだろうか?と。
明確な答は出ないかもしれないが、何かあぶりだされてくるかもしれない。
『触媒のうた』はジャンル分けが難しいと思うし、そう言われもしているので。