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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

推敲

2017-01-13 08:50:03 | 原稿
随想の原稿を書いている。
何度も何度も推敲する。
川柳の時実新子さんはエッセイは一発で仕上げるとおっしゃっていた。
それは天才だからだろう。
わたしはとても一発で決められない。
草稿を書いてから何度も推敲する。

それで「もういいだろう」と思ってプリントして読み直すと、またまた書きなおす個所が見つかる。
そして最後に、家内に読み語りを聞いてもらう。
するとまた欠点が見つかる。
素人はこんなものですね。
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「もし誰も褒めてくれなかったら…」

2016-12-15 08:50:55 | 原稿
今読んでいるアンソロジーだが、

村上春樹の随想もある。中にこんな文章が。
《僕だって、僕の書いた本を読んで「ああ面白かった」と喜んでくれる人がいればこそ、
こうして小説家をやりつづけているのである。
励まされるし、もっと面白いものを書こうとも思う。
べつに褒めてもらおうと思って書いているわけではないけれど、
もし誰も褒めてくれなかったら、いくら僕があつかましくてもめげて途中でやめていると思う。》

春樹さんがこんなことを書くとは思わなかった。
さてわたしはどうだろう。
時々、宮崎翁や出久根さんが褒めて下さり、それはことのほかうれしいのだが、発表してもほとんど反応はない。
なら、遠にやめていても良さそうだが…。
ところが、一人強い味方があるのです。
草稿が書けたらわたしは先ず、家内に読んで聞かせるのです。
すると大抵「上手に書かはるねえ」と褒めてくれるのです。
まあ、そこから推敲をどんどん進めて行って仕上げるというわけですが。
村上春樹さん、わたしあまり読んだことがないのですが、また挑戦してみようかな?
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磨き上げられた言葉

2016-12-13 18:25:28 | 原稿
今日の神戸新聞夕刊、「随想」欄。
←クリック
金益見(きむ・いっきょん)さんが書いておられる「磨かれた言葉、光る言葉」である。
その冒頭。
《今回で最後の「随想」になる。
 全7回、全力を出すと決めて660字に向き合ってきた。
書きたいことが多すぎて、書く作業より、削る作業の方が大変だった。
 でも私が読みたいのは、拾い集めた言葉やカサ増しした言葉ではなく、
磨き上げられた言葉だ。》
わたしも心しておこう。
とは言っても、もしわたしが書くとしたらもう少し軽めの文章になるだろうなあ。
そこに多少のコクを含ませれば…。
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推敲

2016-11-28 10:14:50 | 原稿
『KOBECCO』の原稿は、なるべく早く書くようにしている。
カットに六車明峰さんの書を使わせて頂いているのだが、わたしの文章の中から何か言葉を選んでもらって書いて頂いている。
なので、草稿が出来たら取りあえずお送りしている。
一月号の草稿はもう10日ほども前にお送りしてあったと思う。
そしていつも、そのあと推敲を進める。
ということで多少の変更はある。
ところが今回は、推敲しているうちに大きく変わってしまった。
特に後半に大きな変化があり、着地点は初めの意図とは大いに違ってしまった。
なので、もう一度FAXでお送りすることにした。
しかしもう、六車さんは書く字を決めて練っておられただろう。
今更お送りしても迷惑なのかも。
でもお送りしておこう。
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「立ち上げる」の変

2016-03-17 09:21:10 | 原稿
先日取材して書いた原稿を確認のため取材相手にお見せした。
すると「立て上げる」と書いたわたしの言葉をおかしいのでは?とのご指摘。
ある会を立て上げられた話を書いていた。
「立ち上げる」ではないか?と。
その人、ある組織の「長」を長く務められた立派な知識人なのですよ。
「立ち上げる」という日本語は本来ありません。
でもこんな誤解をしておられる。
でもまあ、今の風潮からは仕方ないのかもしれませんが。
因みに、ネットにこんなページがありました。
御参考までに。

『立ち上げるは、日本語をよく知らない人の誤用だとしか思えません。といってもおかしな間違いだらけの日本語がうようよあるのは知っています。大多数は消えていきますが、そういうものを弁護してのこす必要はありません。大声で間違いだといって追放するべきです。
立ち上げる、はいつからかという、疑問ですが、おそらくコンピューターが広く使われ出した頃から、起動という漢語を扱いにくいと思った人が言い始めたのを、一般の人も使い出したのでしょう。どうもコンピューター関係には、隠語というか理解しにくい言葉が多いですが、立ち上げる、などという奇妙な言い方をしないで、起動する、といえばいいのです。これも漢語が滅びつつある悲しい現状の表れでしょうね。』
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草稿

2016-03-13 18:38:06 | 原稿
昨日は「宮っ子」5月号の原稿を書こうと思っていました。
先日インタビュー取材させて頂いた人のミニ評伝。
2000字足らずの原稿です。
ところが昨日は孫たちが来襲。
そのうち二人がわたしのパソコンを占領。
仕方なくわたしはそばで生原稿を。
鉛筆で原稿を書くなんて久しぶり。
下書きですがこれぞ草稿です。しかし乱雑な字だ。
そして今日、パソコンで書きなおしました。
昨日のに書き足すことが多く、かなり字数オーバー。
なんとか削って削って仕上げた。
やれやれ。
これを取材相手に読んでもらって、削ること、そして足すことをお聞きしてOKとなります。
締切は18日なのでもう少し間があります。
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随想一篇

2016-02-15 16:48:33 | 原稿
ひと月ほど前にある人にお会いして、お話を伺った。
その話がなかなか貴重で面白く、これは書き残しておかなくてはと思い、ボチボチと書いていた。そして昨日書き上げることができ、10枚のほどの原稿になった。
書きながら発表するところをどこにしようかと考えていたのだが、昨夜、ここなら適するだろうと思うところへメールで送った。
すると今日、早速に「掲載させて頂きます」との返事があった。
いつ出るかはまだ分からないが、良かった。
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「見る思う」の写真は?

2015-11-15 09:36:56 | 原稿
今朝の神戸新聞の「見る思う」欄だが、題が文中から拾って「街の喫茶店は日本の文化」となっている。デスクがつけて下さったのでしょう。いい見出しになってますね。

ところで顔写真だ。
「こちらにある、以前のを使います」ということだったが、これは一年近く前のもの。
正月に出た記事に使われたものだった。その時はモノクロで。
しかもその時のH井記者さん、取材だけして、写真を撮るのを忘れて帰られた。すると「メールで送って下さい」ということになり、家内が写してくれて送ったものだった。
それが今回カラーで使われてる。
新聞社さん、チャンと過去の写真を残しておいて下さってるんですね。
しかしわたしは9月に載った写真の方が自分的には好きだったのですが、それは服装が季節に合わなかったということですね。
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神戸新聞「見る思う」

2015-11-14 08:49:28 | 原稿
神戸新聞に「見る思う」という欄がある。
毎週日曜日の朝刊に掲載される。
今回、わたしにそこへの原稿依頼を戴いた。
最近のを参考に読ませて頂いたが、みなさん立派な肩書をお持ちで、しかも社会的に有意義な活動しておられて、そのリポートのような文章です。

小っちゃな喫茶店のオジンにそのようなものを期待されても困るのだが、まあわたしなりに書けばいいかと思い書かせて頂きました。
明日15日の朝刊に掲載されるようです。

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変えられた原稿

2015-10-29 18:48:10 | 原稿
先に上げた『宮っ子』の誤植の件ですが、2か所ありました。
どちらも意味が変わるものではないのですが、一ヶ所のはちょっと腹立たしい。
これは誤植ではなく、意識して変えられたもの。

「…行われていた行く夏の…」の所。わたしは「…行われていたゆく夏の…」と原稿を書いていました。「行」という字をこんな形でわたしは続けません。なんで相談もなくこんな変更をするかなあ、お役所さんは。
後ろの方の「の」が「も」になってるのは単純な誤植ですのでまだ許せます。
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『星といちじく』

2015-07-27 09:05:13 | 原稿
先日ご来店下さったH見さんが「読んで頂ければ」と携えてこられたものがある。
原稿だ。本文、172枚。


『星といちじく』と題されている。
残念ながらコピーの文字が薄くて読みとれない所も多々あるが、H見さんの渾身の作品。
ご自身の体験ではあるが、実は日本の終戦後の貴重な記録でもある。
これは是非とも一冊にすべきものという気がする。残しておかなくては、と思う。
取りあえずは「歴史と神戸」にでも、連載という形で発表されては、という気がする。
ただ、文章上、少し整備しなければならない点もあるような。
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読み語り

2015-02-24 08:51:30 | 原稿
原稿が書けたら、「ちょっと聞いてな」と家内に読んで聞かせる。
自分で読めばいいのだが、やはり人に聞いてもらいながら読むと、おかしな所に気づきやすい。
というわけで、わたしの書くものの最初の読者は家内である。
昨夜のこと。いつものように聞いてもらっていた。
今回はいつもより少々長い原稿。
始めのうちは「ふんふん」と相槌を打ってくれていたのだが、そのうちそれがなくなり、やがて軽やかな寝息が聞こえて来た。
ありゃりゃ。しかしわたしは止めることなく続けて読んだ。
するとまた「ふんふん」と相槌が。
目覚めてくれたのだ。
しかしこれはどういうこと?
わたしの朗読が心地よいのか?
あるいは、話の内容が退屈なのか?
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原稿用紙

2015-01-27 09:03:58 | 原稿
陳舜臣さんの半自伝『青雲の軸』を読んでいる。

その中で、ア、と小さく声に出た箇所が。

「ペンをおろした以上、めったなことで退却してはならない!」の一行。
真似は出来ない。
わたしは取りあえず書き始めて、あとからどんどん書きなおすタイプだ。
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推敲

2014-12-16 09:09:25 | 原稿
先日の選挙の日は、わたし投票所の立会人でした。
まあ色々あったのですが、ここでは詳細は書きません。

朝6時45分までに入る。そして夜8時までだが、後片付けをして帰宅するのが9時前。
そんな一日です。
座っているだけですが、これが難行苦行。
投票人が会場に居る時は隣の立会人ともおしゃべりしてはいけません。
ただ座り続けるだけ。
しかし、わたし、草稿を持って行ってました。
2月号「KOBECCO」のための原稿です。
前日になんとか草稿まで書いておいたのでした。
これをプリント3枚に印刷して。
投票人がいない時、そっと取り出して推敲です。
大分進みました。

これぐらいは許して下さるでしょう。
この程度のことがダメだというなら、立会人はご辞退させて頂きます。
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最後の原稿

2014-11-18 09:20:15 | 原稿
「火曜日」120号のための原稿を昨日仕上げる。
10月締切をうっかりしていた分の原稿は、遅れて11月3日に送った。
昨日仕上げたのは11月末締切のもの。
先のと合わせて19枚。

これで「火曜日」への原稿が最後だと思うと感慨深いものがある。
わたしは17年間だった。
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