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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「風が吹けば…」

2019-09-12 07:58:52 | 新聞記事
いつも楽しみに読んでいる神戸新聞の「落語的見聞録」という随筆。
桂文珍さんが書いておられますが、面白く、そしてためになります。
ところが今日読んでいて「あれ?」と思うところが。
《「風が吹けば桶屋が儲かる」という言い回しがある。風が吹く→砂ぼこりが目に入る→目を痛めて三味線弾きになる→三味線のために猫が減る→ネズミが増えて桶をかじる→桶屋が儲かる。》
これ、わたしが知っているのとちょっと違います。
砂ぼこりが立って目を痛める人が増える、までは同じですが、そのあと。
「目医者さんが儲かって、その奥様が三味線を習う。」と覚えてました。
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「八月や…」

2019-08-09 14:59:34 | 新聞記事
今日の夕刊随想欄。

←クリック

俳人の宇多喜代子さんが「ああ、八月」と題して書いておられる。
「八月や六日九日十五日」という俳句にまつわる話。
有名な句らしいが浅学のわたしは知りませんでした。
これに関連して。
先日8月3日の「宮水ジュニア・将棋教室」でのこと。
わたし、時々、将棋から離れたことも話します。
で、「夏休みですねえ」と言いながら、ホワイトボードに「8・6」と書いて「これはなんですか?」と質問。
子どもたち首をかしげてます。
「日本人として、というより人類にとって忘れてはならない日」と言うと、一人の子が手を上げて「原爆記念日」と。
もう今の子はすぐには反応しないようになってるんですね。
そして、「これは?」と言って「8・9」を示すと、「長崎」と。
さらに「8・15」にはまた「?」。
終戦記念日を知らないんですね。
解説してやりました。「終戦記念日といってるけど、敗戦記念日でもあります。微妙に意味は違います」と言って。
そして「これは?」と「8・16」を書いて示しました。
だれもポカンとしてます。
「知らんかなあ?imamuraさんの誕生日」と言って、講座を始めました。
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長き旅してきたような改元日

2019-07-01 10:07:21 | 新聞記事
今朝の神戸新聞文芸欄。
特選詩は北川晴茂さんの「都賀川物語」でした。
時里氏の選評。
《何よりもエピソードが出色。それを感情語を使わず、抑えた筆致で描く。》とあります。

わたしが感心したのは、川柳の部の特選作。
「長き旅してきたような改元日」(芳本みどり)
八上桐子さんの選評。
《「令和」時代の幕開け。お祭りムードの盛り上がる中、むしろ終わった方に感慨があったのは昭和生まれだからでしょうか。平成が終わり、昭和はすっと遠ざかりました。喜ばしいような、さみしいような、あのふしぎな心持ちを、長い旅の終わりとはお見事です。すばらしい人や景色との出逢いあり、トラブルもアクシデントも多々あり、ここまで辿り着いたのですものね…。ここからまた行けるところまで、存分に楽しみましょう。》
選者の言葉もいいですねえ。大いに共感します。

ほかに短歌の部の特選作も良かった。
「病院の廊下に緑の表示灯非常口なら父を助けよ」(益田信行)

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田辺聖子さんの「追悼展」

2019-06-13 09:35:13 | 新聞記事
田辺聖子さんの「追悼展」が住んでおられた伊丹市で始まったと。

←クリック。

7月7日まで。伊丹市立図書館の「ことば蔵」で。

あれ?
ということは、山田先生の写真グループ展と同じ場所だ。これは好都合。
 ←クリック。

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紫電改の竹本忠雄さん

2019-06-11 11:31:12 | 新聞記事
この人、竹本忠雄さん102歳ですが、何度もお会いしてお話を伺った人です。
神戸新聞北播州版です。https://www.kobe-np.co.jp/news/hokuban/201906/0012414563.shtml?fbclid=IwAR30mAtGR48X7YO5ZimyNu855QxWVGTsxPRdz0dSmzp7qosWRXgU9KBrLms

昨日、テレビでお元気なお顔を見て、「あ、お元気なんだ」と安心しました。
「宮っ子」で二度取材させていただきました。その記事です。

平成21年。
http://miyakko-nishi.com/MIYAKKO-SYSTEM/Found_Page?area_reference=area_reference&areacd=25&find_year=2009&gou=297&page=3

平成28年。
http://miyakko-nishi.com/MIYAKKO-SYSTEM/Found_Page?area_reference=area_reference&areacd=25&find_year=2016&gou=342&page=3
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「辞書の個性」

2019-05-29 14:59:10 | 新聞記事
神戸新聞夕刊の随想欄。
←クリック。
国語辞典編纂者の飯間浩明さんが「辞書の個性」と題して面白いことを書いておられる。
「三省堂国語辞典」(三国)は個性的な辞書でしてね。と。その例として
「水」
《自然界に多くあり、われわれの生活になくてはならない、すき通ったつめたい液体。(略)》
わたしも実は三省堂の辞書を愛用しているのだが、これは「新明解国語辞典」(俗に新解さん)。
「水」
《泉からわき川を流れ海にたたえられたり雨となって降って来たりする冷たい液体。(略)》
やはり個性的だ。
新解さんの「恋愛」の項。
《特定の異性に特別の愛情をいだいて、二人だけで一緒に居たい、出来るなら合体したいという気持ちを持ちながら、それが、常にはかなえられないで、ひどく心を苦しめる(まれにかなえられて歓喜する)状態。》
どうです?すごく個性的でしょう?
さて「三国」さんでは「恋愛」をどのように説明しているのだろう?
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常盤新平さんと池波正太郎さん

2019-05-04 08:53:52 | 新聞記事
今朝、ちょっと探し物をしていた。
あちこちに散らばっている資料の中の杉山平一先生から頂いた書簡を整理しておこうと思って。
その過程でチラっと常盤新平さんからのものも目に留まっていた。

常盤さんから頂いたハガキです。

そして、そのあとである。
朝刊を読んでいて「アッ」と声が出た。
このごろ年のせいかそんなことが多い。
いきなり「常盤新平」さんの名前が。
←クリック。

そして池波正太郎さんの名前も。
池波さんの小説は今、読書の合間の肩ほぐしに読んでいる本。

小さな偶然が続きます。

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立雲峡の話

2019-04-27 08:56:18 | 新聞記事
ちょっと前の話になりますけど。
4月9日付の夕刊です。
←二段階クリック。

昨年行って感動した桜の山、立雲峡のこと。
この記事を見て、わたしすぐさま、この松本次夫さんにコピーをお送りした。
なにかピンとくるものを感じたのです。
コピーは昨年の『KOBECOO』6月号。

立雲峡と櫻博士笹部翁のことを書いたもの。
縁は不思議ですね。
その松本氏と、わたしの従姉が知り合いだったのです。
というのも、従姉は立雲峡向かいの山、竹田城のボランティアガイドをしてます。
立雲峡と竹田城は一対のものと言っていい、竹田の名所です。
そのお二人が昨日、わたしを訪ねてはるばる但馬からやってきてくださいました。
松本氏は笹部翁のことを詳しくしりたいと。
勉強熱心な方です。人品も上等な人とお見受けしました。
いろいろとお話をして、わたしが用済みになった本を差し上げたり、貸してあげたりしました。
わたしにとっても刺激的な時間を過ごすことができました。

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『次の本へ』ほか

2019-02-03 08:21:57 | 新聞記事
日曜日の新聞は読みごたえがある。
今朝の神戸新聞「読書」欄にこんな記事が。
←二段階クリックで。
『次の本へ』のことを市岡陽子さんが書いておられる。

この本のこと、以前に当ブログでも書きました。『次の本へ』

そうなんです。わたしも登場するのです。
なぜかわたしのイラストが左利き。

堀井正純記者がいい文を書いて下さっています。
←二段階クリックで。

それから、こちらの記事。
←二段階クリック。
きざら・いずみさんの「木皿食堂」です。
ず~っと読んで行って、終りの方で「あっ」と声が出ました。
元トンカ書店さんのことが出てくる。
きざらさん、この度蔵書を2000冊処分されたのだと。それがそっくりそのまま「花森書林」(元トンカ書店)さんの棚に並ぶというのだ。
この「花森書林」さんのこと、一昨日当ブログに書いたばかり。
7日がオープンとのことです。
他にも、小説「ははのれんあい」が佳境に入ってきてます。
読みどころいっぱいの今日の神戸新聞でした。
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公害都市・西宮

2019-01-27 13:29:06 | 新聞記事
今朝の神戸新聞「わが心の自叙伝」10です。
←二段階クリックで。
辰馬章夫さんの自叙伝ですが、今日は「日石誘致」問題のことが書かれています。
わたしはまだ未成年でした。が、この時の西宮を二分しての争いは記憶に残っています。
選挙権のないわたしにまで。市長選の投票依頼があったり。
結果、酒造業界が推す辰馬龍雄さんが当選したのでした。
そして西宮は文教住宅都市を標榜し、今のような「関西住みたい街」上位にランクされる街になったのです。
あの時、反対運動の強い西宮をあきらめた日石は、四日市に用地を求め、後に「四日市ぜんそく」という言葉を生みました。
あの時、西宮にコンビナートが誘致されていれば「西宮ぜんそく」などという言葉が生まれたのでしょう。
コメント (2)
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「アンソロポシーン(人新世)と知の再考」

2019-01-23 16:03:13 | 新聞記事
今日の夕刊の随想欄。
←クリック。
寺田匡宏さんの随想です。
難しいですねえ。中に一ヵ所、校正ミスがあるような気がしますが。
浅学のわたしでは歯が立ちません。タイトルの中の言葉「アンソロポシーン」なんて、ちんぷんかんぷん。
しばらくお会いしないうちに立派な学者さんにおなりになって。
益々のご活躍をお祈りします。
凄い髪の毛と顎髭の人が以前お会いした時の寺田さん。
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山本忠勝さん

2019-01-17 07:49:17 | 新聞記事
神戸新聞訃報欄に山本忠勝さんの訃報が。

いい美術評論を書く人だった。
今の堀井正純さんのやっておられるお仕事だった。
菅原洸人さんの個展の時も何度か書いて下さっていた。
人情味のある評論だったと思う。
著書に『坂の上の作家たち』というのがあるが、これはギャラリー島田で個展を開催した作家たちのこと。
わたしは、島田さんからお贈りいただいて読ませていただいた。
『触媒のうた』をお贈りしたのへのお返しのように贈ってくださったもの。
感動を受けながら読ませていただいた。
しかしわたしは、山本さんにお会いしたことはなかった。
74歳とはお若い。一度はお会いしたい人だった。
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「猪突猛進」

2018-12-29 08:56:23 | 新聞記事
今朝の神戸新聞、明石版に、稲爪神社境内での新春奉納書展の記事が。



「名筆研究会」によるものだが、我が六車明峰さんが「猪突猛進」を書にしておられるという。
多分、写真の左上がそうでしょう。
いかにも迫力ありそうですね。
稲爪神社のこの催しへは三年ほど前に行ったことがあります。
子どもの書もたくさんあって、楽しいものでした。
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寺田匡宏さん

2018-12-20 15:24:06 | 新聞記事
夕刊に「随想」1~4月新執筆陣のお知らせが載っている。

←クリック。

この中に寺田匡宏さんの名が!
彼はもう20年ほども前に「喫茶・輪」へ宮崎修二朗先生に伴われて来店されたことがある。
たしかその時は大阪大学の大学院で古文書を勉強しておられたかと。
そして、宮崎翁の「傘寿と出版を祝う会」の写真にはわたしも共に写っている。


懐かしい人だ。

あ、そうそう、ご自宅は当時、宮崎先生のご近所で、しょっちゅう宮崎邸に出入りしておられたと。
また先生と一緒にご旅行もされていたと聞く。
その時のおもしろいエピソードも聞いたことがある。

こんなものがあります。
「宮崎修二朗先生 著作目録」
これ、寺田さん作成のもの。

その「あとがき」。←クリック。
こんなことが書いてあります。
《本目録の編集を通じて、改めて先生の学問の懐の深さと人間的魅力に触れさせていただいた思いがしている。先生、これからも健筆を!そして、このたびの神戸史学会賞受賞、おめでとうございます。》

ああ、寺田さんにまた会いたいなあ。
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万博の象「ひろば」ちゃん

2018-12-15 16:57:24 | 新聞記事
1970年の大阪万博にわたしは、考えるところがあって行かなかった。
なので、「あのお祭りに参加しなかった」というのが思い出である。
しかし、一つだけ強力な思い出がある。
万博の象だ。
で、今日の夕刊。
←クリック。

象が行進したとある。今ならとても無理だと。
しかし、あの時、わたしは見た。象の行列を。
万博が終わってタイへ帰るため、神戸港へ向かう象の行列。

たまたま171号線と2号線が交わる交差点にある銀行に用事で行っていた。
その時、やって来たのである。
171号線(札場筋)を北から歩いてきて、2号線の交差点を右折して神戸に向かうのを。
その時、万博広場でうまれた赤ちゃん象も一緒だった。
名前を「ひろば」ちゃんとつけられていた。
お母ちゃん象の後ろからお母ちゃんの尻尾を鼻でつかんで、一生懸命歩く姿は、なんとも可愛かった。
カメラを持ち歩く時代ではなかったので、写真はないが、今も心の中にしっかりと映像は刻まれている。
あれから48年、ひろばちゃんは今どうしているのだろうか?
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