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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

本、三冊

2021-09-08 18:08:00 | 本・雑誌
13年前に一度読んだ本を再読しています。



『文章のみがき方』(辰濃和男著・岩波新書)です。
著者の辰濃氏は元朝日新聞「天声人語」の筆者を務めた人。四年前にお亡くなりになってます。
この本はどちらかといえば初心者向けのものだと思いますが、反省を込めて読み直し。


こちらは図書館から今日お借りしてきた本。



『徳川家康』第17巻。
全26巻のうちの17巻目。これを含めてまだあと10巻あります。
今年中に読めるかなあ。まず無理ですねえ。これだけを読んでいるわけではないですから。
一冊500ページほどもありますしねえ。

もう一冊お借りしてきた本を先に読み始めましたが、途中で止めました。
面白くないんです。
ある本で、この著者の文章をほめておられたので、図書館でついでにお借りしたのですが。
期待外れでした。本の名前、著者名は明かしません。結構人気のある作家さんのエッセイ集でしたが。
これは出版社から無理に書かされたものかもしれませんね。

『コーヒーカップの耳』この本はおすすめです。期待を裏切りません。
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『誤植読本』(高橋輝次編)

2021-09-07 08:31:53 | 本・雑誌
『誤植読本』を書棚の奥から出してきて見ている。

前に読んでいるはずだが、ほとんど忘れている。情けない。
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「障害者」という言葉

2021-08-19 16:45:03 | 本・雑誌


「おわりに」から。

《もうぶっちゃけ 言ってしまうと、私は「障害者」という言葉も漢字も嫌いです。(略)
「障がい者」という表記にしようという意見には「メアリー・オブ・ウェールズ」とバカ丁寧に呼ばれるような感じで、もう「メアリー」でいいよ!となります。(略)
「害」を「がい」と平仮名にしたって全然変わりません。なぜなら「がい」の意味が「害」からきてるからです。
それに真ん中だけ平仮名というのは何とも間抜けな印象を受けてしまいます。》


これはわたし(健常者<この言い方も何か変な気がしますが>ですが)も以前から思う所でした。同感です。

《どっちにせよ、本当の「障害」は、社会にある!と考えています。(略)
誰もが自分のいのちを精いっぱい生きていける社会に押し戻せるよう映画を撮っていきたいなと思っています。
そして、私は「メアリー」でも「今むら彩子」でもなく、「今村彩子」というひとつのいのちを生きていく。》


いい本を読ませていただきました。
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苦労話

2021-08-19 15:03:53 | 本・雑誌

今村彩子さん著の『スタートラインに続く日々』の297ページ。
小学4年生との交流の場でのこと。

《ちょっと気になったのが、先生の説明だった。
「今から今村さんにお話をしてもらいます。どんなことで苦労されているのかを聞きましょう」
うーん。私、苦労人ではないんだけどね。初めて会う人に苦労話はしないよ。それにずーっと困ってる訳でもないしなあ。
自分としては、ろう学校で聞こえる人を招き、紹介直後に「さあ、聞こえることで苦労していることを聞きましょう」というのと同じような感覚に思えた。》


これはわたしにとって新鮮な視点だった。
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「花森書林」さん

2021-08-18 08:58:20 | 本・雑誌
今朝の神戸新聞神戸版。
神戸新聞さん、記事拝借お許しを。



「神戸元町みなと古書店」「神戸古書倶楽部」「サンコウ書展」「花森書林」「ウミネコ堂書林」をめぐる「古書店めぐり」。

「花森書林」さんへは行きたいと思っているのだが。
←二段階クリックで。
お元気そうだ。
兵庫県にもまた緊急…が出るとのことで、いつ行けるかなあ?

『コーヒーカップの耳』面白うてやがてかなしき…喫茶店。そんな本です。お買い求めください。
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「障害者はかわいそう」?

2021-08-17 19:04:42 | 本・雑誌
『スタートラインに続く日々』(今村彩子著)。

《「Start Line」を上映したところから感想が届いた。読んでいて暗い気持ちになった。
「この映画を観て自分がどれほど幸せな毎日を過ごせているのか改めて気づかされました」
「普段耳が聞こえて生活できている自分はろう者の人たちと比べたら幸せ者だなと感じた」
「Start Lin」のテーマはコミュニケーションである。耳が聞こえない人の苦労話ではない。だが、たまにこのような感想をもらう。彼らは悪気があって書いた訳ではない。だから、見える差別よりやっかいである。「ろう者を勝手に不幸って決めつけている。視野の狭いオマエこそ不幸だよと言いたくなる」(略)
「障害があるのに頑張っている」と思う大人、「障害者の苦労を知りましょう」という授業をしてしまいがちな先生の元で、自分と比べて幸せと思う子がいるのも仕方ないのかもしれない。》


ありがちなんでしょうねえ。
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今村彩子さんの本

2021-08-17 17:44:14 | 本・雑誌
昨日から読み始めた本『スタートラインに続く日々』(今村彩子著・桜山社刊)だが、もう終盤。

こんな場面がある。
「めんどうくさいことをなくすのが福祉」の項。
耳が聞こえない彩子さんと目が見えない片岡さんの会話を健常者(違和感のある言葉だが)の山村さんが通訳の役目をする場面。

《片岡さんはノートパソコンを出し、イヤホンをつけて打ち始めた。山村さんは口の動きにメリハリがついているので読み取りやすい。口でゆっくり話してもらった。2人とも私の声は分かるというので、私は声で話した。(略)
 話し終えると山村さんが口を開いた。「あの時(㊟以前のこと)、私も距離を感じていました。通訳がいる場面で話すのは初めてで、今村さんと通訳者、どっちを見て話せばいいのか分かりませんでした。通訳者が今村さんの手話を読み取ってくれるので、ついつい通訳者の方を見てしまう。今村さんは私を見て手話で話しているけど、私は聞こえるから声がする方を見てしまって、どっちを見ればいいのかなと迷いました」》


この場面、「ああ、そうか!」と新鮮でした。

《山村さんだけでなく、初めて手話通訳者と接する人たちはこのような戸惑いを経験する。「通訳者ではなく、話している人を見てね」と伝えた。》と。
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今村彩子さん

2021-08-16 10:13:23 | 本・雑誌
時折PCでエゴサーチする。
すると最近浮上してくるのが「今村彩子」さんだ。
「彩子」はわたし、昔、ペンネームに使っていたことがあります。
「出石彩子」と、主婦のふりして。

で、この「今村彩子」さんが気になってクリックしてみると、面白そうな人。
聾者で映画監督というユニークな人なのです。
著書があったので、入手しました。古本ではなく新品で。



読み始めましたが、達者な文章で正直に自分のことが書かれていて面白いです。
この彩子さんに興味が湧きました。ただしわたしのペンネームは「さいこ」でしたが、今村彩子さんは「あやこ」さん。

『コーヒーカップの耳』
今村の本
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花森書林さん

2021-07-25 07:46:15 | 本・雑誌
先日アマゾンに注文した古本が届いたのだが、中に宣伝パンフが入っていた。
それは珍しいことではないが、開いてみて驚いた。



神戸の花森書林さんのパンフだった。
花森さんにはコロナ以来行けていない。
そろそろ機会があったらと思っているが、今ちょっと色々と忙しくて。

『コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき…、そんな本。
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豆巻物

2021-07-21 17:38:33 | 本・雑誌
豆本ならぬ豆絵巻物を頂戴しました。水間出版の水間貴保さんから。



『阪神大地震図巻』(吉井貞俊)。



約5メートルの長さがあります。
絵を鑑賞するにはちょっと不向きかなと思いますが、面白い試みです。
詩集なんかを作るには面白いかも。
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『風立ちぬ』

2021-07-21 07:57:40 | 本・雑誌
三木市の手島隼人さんの『風立ちぬ』(神戸新聞総合出版センター・2300円)です。



「自伝的エッセイ集」とあります。
「風立ちぬ」といえば堀辰雄、と思ってページを開くと、最初の項が「風立ちぬ」となっていて、左ページに写真が。



手島氏、若き日の写真ですが、なんと、目もくらむばかりの堀辰雄夫人とのツーショット。
本全体をパラパラとめくってみると、ふんだんにカラー写真が使われていて(すべての左ページに)、まばゆい思い。
読ませてもらいましたが、手島氏、凄い人です。
高校生時代の三年間で読んだ本が2000冊に及ぶと。
その結果が、
俳人であり、歌人であり、詩人であり、作曲家であり、演奏者であり、テニス水泳などのスポーツマンであり、古民芸品収集家であり、その研究家でもあります。超人的です。
神戸市文化活動功労賞ほか、受賞歴も多数お有り。やはりまばゆい経歴の持ち主だ。
そんなことを絡めての自伝的エッセイ集。わたしは恐れ入ってしまいます。
中で少し気になったのが、若き日にお付き合いのあった女性(実名は使われていない)のことが載っているページ。
当の女性(美人だ)の写真が使われています。これ、ご本人の承諾はあったのでしょうか?もちろんあったのでしょうね。
そして、もう一人女性の写真が。これは高校生時代にあこがれた人とのこと。卒業アルバムからの転載でしょうか?いいのかな?
いずれにしてもスゴイ人生です。
手島氏は現在80歳代(奥付に生年は記されてませんが)。
今後の夢が、故郷の鳥取にご自分の記念館を作ることだと。もう土地は準備されているとのこと。
ぜひとも成功させていただきたいもの。
手島様、今後ともお元気でご活躍ください。

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神戸新聞「本箱」欄の『定年後の居場所』

2021-07-16 06:54:17 | 本・雑誌
今朝の神戸新聞「本箱」欄に楠木新さんの『定年後の居場所』(朝日新書)が紹介されている。



この本のこと、書かせていただきました。『定年後の居場所』と題して。

この本の編集を担当されたのがわたしの完本コーヒーカップの耳』を編集してくださった岩田一平さんなのです。
縁があるということで読ませていただきました。
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西宮神社の権宮司さん

2021-07-11 22:34:40 | 本・雑誌
西宮神社へ吉井良英権宮司に会いに行ってきました。





『縁起 小墓圓満地蔵尊』、ご所望に応えて。
用事を済ましたら、ちゃんとお参りもしてきましたよ。
良英権宮司のご 尊父、吉井貞俊前権宮司とはわたし縁がありまして、20年前に宮崎翁のご配慮で詩集『コーヒーカップの耳』をお送りしました。
その時、毛筆の丁寧なお便りをいただいたのでした。
今日、それを持参して見せて差し上げました。
20年前のものです。
人と人との結びつきは不思議なものです。
その良英権宮司から、ご尊父の著書を二冊いただきました。



ご尊父は伊勢のご出身とのことで、伊勢神宮に関する本です。 こ

『コーヒーカップの耳』
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家康2冊

2021-07-04 09:55:43 | 本・雑誌
今年初めからボチボチと読んできた『徳川家康』。
昔、若い頃に一度は読み終えた本ですが。
図書館から次々とお借りしています。
13巻までほぼ読み終えて、14巻を予約しようとしたら、
西宮図書館には架蔵されてません。調べると15巻も。
おそらく廃棄されたのでしょう。
13巻までの本もそうとう傷んでましたから。
ということで、14,15巻をネットで最安値のを入手しました。
それでも図書館のより余ほど状態がいいです。



読み終えたら、置いておいても仕方ないので、図書館に寄贈したいと思っています。

『コーヒーカップの耳』(今村欣史著・朝日新聞出版)
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『徳川家康』14,15

2021-06-27 15:34:57 | 本・雑誌
昔、若い時に一度読み切った、山岡荘八の『徳川家康』を図書館からお借りして読んでいる。
今、第13巻。


ほぼ読み終えて、次の14巻を予約しようとしたのだが、ない。
図書館が所蔵してないのだ。調べると、15巻もない。
そんな馬鹿な。
せっかくここまで読んで来たのに。
なので、ブックオフで買おうと思って出かけて行った。
行ってみて驚いた。
いつも行くブックオフが無くなっていた。
解体されてしまっていた。
そして何かの工事中。
もう、14、15は飛ばして16から読もうか。

『コーヒーカップの耳』
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