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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「構内」

2018-11-24 19:35:10 | 杉山平一先生
杉山平一先生のご息女、H美さんから今日届いたハガキは絵葉書でした。


画質、落としてます。実際はもっと美しいです。

杉山先生らしい、いい絵ですねえ。
しかしこの絵、わたし覚えがないんです。
いや、記憶力が弱くて、覚えてないだけかも。
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高見順と杉山平一

2018-10-22 16:49:29 | 杉山平一先生
先日ご訪問いただいた杉山先生のご息女、H美さんからお借りしている本。



『われは荒磯の生れなり』(川口信夫著・平成30年2月)ですが、高見順の評伝です。
これに、高見と杉山先生との関りが12ページにわたって載っています。
知ってる話もありますが、写真もたくさん掲載されていて、わたしの知らないものもあり貴重なものです。
詳しく書きたいのですが、わたしちょっとバタバタしてまして、また機会がありましたら…、ということで。
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「大洲からの手紙」その後

2018-10-19 17:00:19 | 杉山平一先生
10月2日に「大洲からの手紙」と題して書きました。
その日のうちにわたしは大洲へ手紙を出しました。
5年振りぐらい?
お元気でいて下さったらいいな、と思って。
しかしその後お返事がなかった。
もう手紙を書くことも出来なくなっておられるのだろうか?あるいは…、などと。
昨日、杉山先生のご息女が見えた時にもこのことをお話ししたのでした。
「返事がないので心配です」と。

ところが今日、返事がありました。
89歳になっておられますが、文章もしっかりとなさっています。
安心しました。『触媒のうた』を送って差し上げよう。
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資料は宝、「神戸詩人事件」。

2018-10-18 14:17:52 | 杉山平一先生
杉山平一先生のご息女、H美さんご来訪。久しぶり。
杉山平一先生の遺品で、わたしが興味を示しそうなのをお持ちくださいました。



まだよく改めてませんが、この中には「ちょっと!」と思うものもありそうです。
中に「神戸詩人事件」に関するものが。
杉山先生は「神戸詩人事件」のことは積極的には発言されたという記憶が私にはないのですが、
やはり興味はお持ちだったのですね。まあ、当然でしょうが。
「神戸詩人」第五冊(昭和14年11月)というのがありますが、これはコピー製本です。
実物は見ることが出来なかったというもの。
それに関する足立巻一先生の論文「「神戸詩人事件」書誌」が載っている『文学』(1985年1月)のコピー。
その足立論文にこうある。
《問題となった雑誌「神戸詩人」は第一冊から第五冊まで刊行された。が、全部そろって現存せず、一冊でも容易に入手しにくいからである。小林武雄が前掲論文を書いた昭和38年8月、すでに第五冊は入手できなかったことを付記している。(略)わたしは手をつくして調査したけれど、小林武雄が保存する第一冊~第四冊だけであった。》
足立先生はこの論文を書く時点で、第五冊を目にしておられなかったのだ。杉山先生のところに、これがセットで保存されてたということは、後に足立先生も見られたのではあろうが。

他にもH美さんがお持ちくださったものの中には興味深いものがあり、また紹介します。
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「大洲からの手紙」

2018-10-02 12:37:14 | 杉山平一先生
『やちまたの人』に「大洲からの手紙」という一項がある。
感動的な話だ。
実は、この話については、わたしに一文がある。
「火曜日」第111号(2012年8月31日)に書いた随想、「―大洲からの手紙―」だ。
←二段階クリック。
この時の中山さんとは、このあともしばらく文通させていただいたが、今はどうしておられるだろうか?
一度またお便りを出してみよう。

6年前のブログです。https://blog.goo.ne.jp/coffeecup0816/e/77c382bd261e090096302b682a83ba8d
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「Bookish」10

2018-08-29 15:32:21 | 杉山平一先生
先日Tさんからお借りした雑誌「Bookish」10をやっと読ませてもらいました。



杉山平一特集のような感じ。
2006年7月発行。ということは、杉山平一先生まだご健在中だ。
大体わたしの知っていることが書かれているが、林哲夫さんが書かれた「「背たかクラブ」のわかりやすさ 杉山平一の散文を読む」は、ちょっと刺激的だった。
杉山先生のことを書くときは、ほぼだれもが全面的に肯定的に書く。
だが、この林さんの論は、チラチラと欠点指摘もあって、わたしには新鮮だった。
そうかそういう視点もあるのか、と思った次第。
と言って、林さんの論が批判的だと言っているわけではありません。
論の終わりは次のように結ばれる。
《何も難しいことは描かれていない。にもかかわらず、読者はごく自然に大正十年代のある朝の都会、その水と空気のなかに誘いこまれる。杉山文学に、いや文学そのものにこれ以上のことを求める必要はまったくないだろう。》

それから、安水稔和氏の「杉山平一 おおらかに繋ぐ明晰な詩業」だが、中にこんな箇所がある。
《最新詩集は第五詩集『青をめざして』である。その題の詩はない。》
これは間違いです。
『青をめざして』の中に「青をめざして」という題の詩はあります。
これは安水氏の錯覚。
しかしこのこと、安水氏はどこかに「間違って書いてしまいました」ということを書いておられたと思う。
あるいは、直接お聞きしたのだったか。
もしかしたら、この10号の次の11号に訂正を載せられたかな?

ところでこの「Bookish」だが、編集人、中尾務となっている。
中尾さんなら、わたし最近お便りをいただきました。
わたしにとっては未知の人でしたが、富士正晴記念館の館長さんと教えて下さる人があって、恐縮したのでした。
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兵庫・神戸を生きた詩人を語る」杉山平一

2018-08-08 13:53:23 | 杉山平一先生
兵庫県現代詩協会から大型の封筒が届く。
開けてみると色んなイベントの案内だった。

〇 10月14日(日) 2018年ふれあいの祭典。「詩のフェスタひょうご」 
          会場・ラッセホール サンフラワー

          第一部 講演・伊藤比呂美

          第二部 対談 伊藤比呂美×平田俊子

          第三部 自作詩朗読

〇 2019年1月17日~22日 第8回ポエム&アートコレクション
             会場・神戸文学館

〇 2019年1月19日(土)14時~15時30分 特別イベント 「兵庫・神戸を生きた詩人を語る」<杉山平一>
                    場所・神戸文学館

この中で、わたしが最も気になるものは、「兵庫・神戸を生きた詩人を語る」です。
今回は杉山平一先生を取り上げるとのこと。
「杉山平一が、どのような詩作をし、どのような活動をし、どのような生涯を過ごしたのか、彼の詩と詩人について検証しようというこの講演会にぜひご参加ください。」とあります。
大分先だがこれは行きたいなあ。どなたがお話になるのかなあ?
          

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日常生活のスカみたいなこと

2018-05-09 08:28:01 | 杉山平一先生
ある人からお借りしている本。

『回想の大阪文学』(藤沢桓夫・なにわ塾叢書 1983年)
藤沢桓夫の話を杉山平一先生が聞き役となって引き出すもの。
昔の大阪文学が語られていて面白い。
このページ、笑ってしまいました。

《藤沢:「杉山先生の詩なんておもしろいね。日常生活のスカみたいなこと、スカなんていったら悪いけど、さり気ないこと、そういうことから良い詩が生まれるのではないかということが杉山君の持論の一つらしい。そうですね。」 杉山:「はいそうです」》
この後、杉山先生の反論もあったりしておもしろいです。
205ページの映画の話も面白いです。杉山先生の知らなかった一面も見えて。
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杉山先生の切り抜き

2018-01-14 10:53:42 | 杉山平一先生
昨日の「木津川計一人語り」の会場で、先生のご息女H美さんから戴いた切り抜き。
←二段階クリックで。
二枚ですが、一枚は切り抜きのコピーです。「日が暮れてから道は始まる」の㉗。
実はこの「日が暮れてから道は始まる」はわたしすべて切り抜きしてました。みんな黄色く変色してます。比して杉山先生のものはコピーされていて白くきれいです。

これの連載中に足立先生はお亡くなりになられたのでした。
この中断した連載は足立先生亡き後に本に入れられています。

この本にはわたしの名前もチラリと出ています。

H美さんから戴いたもう一枚の切り抜きは、これも足立先生のもの。
「空に帰る」と題されて富田砕花翁のことが書かれています。
足立先生らしい人情味あふれる文章です。

ああ、足立先生は遠くなるし、杉山先生も遠くなってしまう。
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「北」

2017-12-13 08:08:13 | 杉山平一先生
ことしの漢字は「北」だという。
←クリック


杉山平一先生の言葉にこんなのがある。
「つまり北方というのは詩的なんです。北川冬彦とか田中冬二とか、安西冬衛とかね。北園克衛とか、北山冬一郎なんて詩人もおったので、つまり、詩のペンネームはもう、北と冬という字を使わないといかん雰囲気で…」
拙著『触媒のうた』297ページ参照。
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昭和50年代の切り抜きなど

2017-11-15 16:19:55 | 杉山平一先生
ある人から戴いた。

杉山平一先生の遺品。
小磯良平が描いた竹中郁のスケッチ画が表紙になっている『書標』や、梅田画廊が出していた美術雑誌『木』3冊。
そして昭和50年代の新聞などからの切り抜き多数。
いずれも足立巻一先生や宮崎修二朗先生が書いておられるもの。
わたしが興味を持つと思って持ってきてくださったのだ。
ゆっくりと読ませていただきます。H美さん、ありがとうございました。

別の話。
郵便局に用事があって行く途中の信号待ちで見たマンホールのふた。

きれいなカラー。
西宮はだいたい甲子園球場などの図柄のものだが、これは初めて見る。
ずっと有ったのだろうがわたしが気づかなかっただけなのでしょう。
消防車用のマンホールですね。
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杉山平一先生、もう五年!

2017-07-26 07:26:33 | 杉山平一先生
5年前の今日だったんだ。
宝塚での杉山平一先生を偲ぶ会。
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「半どん」168号

2017-07-15 18:50:23 | 杉山平一先生
「半どん」168号が届きました。

以前、この表紙を見たsatoが「ぎゅうどん」と言いました。
一見、たしかにそう読めますねえ。

今号、エッセイを書かせていただきました。
「詩人の自宅」と題して杉山平一先生のことを。
←二段階クリックで。



この号には、ほかに私の知った人が多く書いておられる。
書家の六車明峰氏、「半どん」代表の鈴木獏氏、「六甲」の歌人、田岡弘子氏、詩人の三浦照子氏、八田光代氏、渡辺信雄氏、ほかいっぱい。そりゃそうですよね。「半どん」は兵庫県の芸術文化団体半どんの会の機関誌なのですから。

お読みいただければ幸いです。
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「出てゆく」杉山平一

2017-04-25 09:18:17 | 杉山平一先生
昔の詩誌「柵」を見ていた。
1991年3月号(№51)
その中に杉山平一先生の詩が載っている。

「出てゆく」
26年前には読んでるはずなのだが、覚えてはいなかった。
記憶力のないわたしです。
この詩は、杉山先生の詩にしたら少し曲折があるような気がする。
影があるような。
ところでこの詩、詩集には入っているのだろうか?
全詩集には入っていないようだ。
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中川智子市長

2017-04-17 08:13:00 | 杉山平一先生
宝塚の市長選挙、中川さんが圧勝と。

良かった。といってもはわたしは宝塚市民ではありません。
けど、中川さんは、わたしが敬愛していた日本の長老詩人、杉山平一さんに一度会われただけで大のファンになられた人です。そして、これからもっと深いおつき合いをと思っておられた時に、杉山先生はお亡くなりになり、大きなショックを受けられたのでした。杉山先生を追悼する会にもお忙しい中を出席なさいました。わたしは宝塚市民ではないですが、選挙圧勝で、ホントに良かったと思っています。
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