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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

福田みどりさん

2014-11-13 15:23:11 | 足立巻一先生
司馬遼太郎さんの奥様の、福田みどりさんが昨12日にお亡くなりに。

みどりさんのことについては宮崎翁からお聞きした面白いエピソードがあるが、ちょっと公表を憚られますので、ここには書きません。いや、どこにも書きません。直接お会いした人にだけそっとお教えします。
さて、昨日、11月12日には、別にわたしの知る、ある人が亡くなりました。
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「生誕110年 郷土の詩人 坂本遼展」

2014-11-09 22:21:25 | 足立巻一先生
タイトルのような催しがあると、わたしの別ブログにコメントを頂きました。
下さったのは、坂本遼さんのご子息の坂本章氏。
以下。

生誕110年 郷土の詩人 坂本遼展 ご案内

 加東市横谷出身の詩人坂本遼の生誕110年を記念し、坂本遼の詩や遺品、詩集「たんぽぽ」、児童詩雑誌「きりん」などを展示します。〈おかん〉のいる農のふるさとを、地のことばで素朴に紡いだ坂本遼の作品世界を紹介しますので、ぜひお越しください。

生誕110年 郷土の詩人 坂本遼展

期間____________12月6日(土曜日)~12月14日(日曜日)※12月8日(月曜日)は休館日
時間____________10時00分~17時00分
場所____________加東市滝野図書館2階ギャラリー「伝」 ※入場無料



記念講演会「たんぽぽ」の詩人坂本遼の魅力

講師___________甲斐史子氏(姫路文学館 学芸員)
日時___________12月7日(日曜日)10時30分~12時00分(受付10時00分~)
場所____________加東市滝野図書館3階 会議場
定員___________100名(先着順・申込必要)
参加費________無料
申込期限___ 12月5日(金曜日)
申込方法
参加申込書に必要事項を記入の上、加東市立図書館(中央図書館、滝野図書館、東条図書館、図書・情報センター)でお申し込みください。 お電話、FAXでのお申し込みは東条図書館で受付します。


案内ちらし・記念講演会申込用紙
生誕110年坂本遼展ちらし(PDF:667KB)


ありがたいことです。
出来れば行きたい。
しかも講師をなさるのが、先日お会いしてお世話になったばかりの、姫路文学館学芸員の甲斐史子さんとは!
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「地平線」

2014-10-24 14:17:15 | 足立巻一先生
先に書いた記事の中に「地平線」というのがある。
これはわたしが初めて参加した同人誌で、創刊号を1983年に出している。
川上美智子さん八田光代さんとの三人誌だ。
しかし、7号を1986年に出してからまだ次の号を出していない。
ちょっと事情があったのだが、その7号の「三叉路」と題した後記の終わりの部分にこう書いている。
~足立先生に読んでもらえないと思うと、なかなかその気になれなかったが、やっと七号を発行することが出来た。「三人だけでいいから、続けなさい。要は続けることです」と、いつも言って下さっていたことを思い出して…。~
こんな文章で終えていて、あとを出していない。
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ノアさんのこと。

2014-10-23 11:25:14 | 足立巻一先生
不思議なことがあるものだ。
昨日ここに「編集工房ノア十周年記念展」の話を書いた。
そして足立先生の言葉。


そのあと、三畳ほどの足の踏み場もない書庫で探し物をしていたら、足許に落ちたものがある。
古い冊子だった。
大体うちの家には古いものしかないのだが。
「海鳴り」15号(2003年発行)だった。
一度は読んでいたのだが、パラパラと見ているうちにまた面白くなって読み進めて行くと、こんなページが。
赤い囲みの中、二段階クリックで見て下さい。不思議なものですねえ。
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足立先生からの書簡

2014-10-22 08:57:26 | 足立巻一先生
足立先生を知ったのが遅かったので、触れさせて頂いた期間は短かった。
で、頂いたハガキなどそんなにないと思っていたが、昨夜、古いクリヤーブックを見ていたらこんなに有った。

内容は忘れてしまっていたが、初心者を励まして下さっている。
まだ他にもあるでしょうが。
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「編集工房ノア創立十周年記念」展

2014-10-22 08:07:17 | 足立巻一先生
こんなものを置いていました。
パンフレットです。

足立巻一先生の「ごあいさつ」の最後、「この催しは私が出しゃばって企てたものです。」というのがいいですねえ。


ここに「なお色紙の売り上げは編集工房ノアへカンパ致します。」と書かれている。
この時のことです。わたしが恥ずかしいことを考えたのは。
前にどこかに書きましたが、足立先生の色紙が出ていて、たしか3,000円でした。わずか3,000円ですよ。それをわたし、躊躇して「先生にはまた直接書いて頂けるだろうと思い購入しなかったのです。それからそのような機会もなく先生は亡くなられてしまい後悔したのでした。
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70歳

2014-09-17 08:30:30 | 足立巻一先生

昨日の新聞切り抜きのこと。
足立先生から宮崎翁への封筒の中に入っていたもの。

Img754

画面をクリックして読んでみて下さい。
いい随想ですねえ。
冒頭、満70歳で日本文芸家協会から長寿会員としてお祝いを贈られた話が。
時代でしょうか。実はわたしはこの夏、71歳になった。だれもお祝いをくれない。
そして中ほど。
富田砕花翁の「一番充実して仕事ができたのは七十歳代です」という言葉。
実は足立先生は72歳でお亡くなりになるのだが。
色々と考えさせられます。
あ、この足立先生から宮崎翁へのお手紙で分かったことは、神戸の「あかつき婦人学級」というご婦人の勉強会の講師が、足立先生から宮崎翁へバトンタッチされた時期です。昭和58年ということでした。それから31年経っているんですねえ。「あかつき婦人学級」は今も続いているのだろうか?

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親友記

2014-09-16 14:50:48 | 足立巻一先生

うちの家には古いものがある。
いや古いものばかりだ。
今日はこんなものが出て来た。

Img754

東京新聞の切り抜き。
じつはこれは足立先生から宮崎先生への手紙の中に入っていたもの。
これを読んでいて、いいなあ、と感動したのがこの部分。

Img754_2

ところがこれ、いつの新聞の切り抜きだろう?
封筒の消印はこれ。Img753
53年か58年か分からない。
封筒の裏の日付も年号はない。
手紙の文末も日付だけだ。
ところが分かった。
切り抜きの冒頭に「満七十歳になる」とある。
ということは昭和58年なのだ。
で、あることが分かった。

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日航機事故と足立先生

2014-08-13 10:14:24 | 足立巻一先生

足立巻一先生は、日航機事故二日後の、1985年8月14日にお亡くなりになった。
テレビのニュースに出て、わたしは強い衝撃を受けたのだった。
後日聞いた話では、ベッドのそばには事故を伝える新聞があり、「ぼくの教え子が乗っていた」とショックを受けておられたと。
そこでわたしは、もしかしたら先生は、新聞記事の搭乗者名簿に「イマムラキンジ42歳」とあるのを見てそう思われたのではなかったかと考えた。
後に、ほかの教え子が乗っていたという話もついぞ聞かなかった。
真相は分からない。
でも、わたしの胸には未だにある種の傷となって残っている。
数年前に「夕暮れ忌」はなくなったが、毎年8月はわたしに強い思いを起こす。
先生の命日。家内の誕生日。わたしの誕生日。
そして最近では、fumiの誕生日。

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日航機事故

2014-08-12 19:21:29 | 足立巻一先生

29年前の日航機墜落事故のドキュメント放送をしている。
忘れようとしても忘れられない事故。
乗客の中に「イマムラキンジ」という人があった。
ニュースでカタカナによる乗客名簿が写されて、わたしは愕然とした。
自分が乗っている!...
なにか変な感じ。
直後に電話が何本もかかってきた。
「おっ、生きてるんか?」とか
「幽霊ちゃうやろな?」とか。
明くる朝にも、うちへやって来て確かめて
「足あるなあ」とか。
その「イマムラキンジ」という人は年齢もわたしと同じ42歳だった。
それで余計に、わたしは死んだと思われた。
飛行機嫌いやのに何で?と思われた。
この話には続きがあるが、また。

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「アルカッシャの森」

2014-06-10 21:05:44 | 足立巻一先生

生田さんにお参りしたら、ここに寄らないわけにはいきません。

Cimg1036

生田神社社務所です。
関係者以外立ち入り禁止と表に書いてありますが、わたしは入ります。
「あなたは?」と尋ねられたら、「関係者です。足立先生の教え子です」と答えるつもり。
でも何人かの神職の方が出入りされましたが、誰もなにもおっしゃいませんでした。
関係者と信じて下さっていたのでしょう。

Cimg1035
何度見てもこの詩額は素晴らしい。

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足立先生と聖子さん

2014-06-07 10:15:45 | 足立巻一先生

前の記事に関連して。
「KOBECCO」6月号から、宮崎翁の話を元に田辺さんのことを書いている。
エピソードはいっぱいあるようで何回書くことになるか分からない。
出してきた資料に昔の「神戸っ子」のコピーがある。
1964年の3月号。丁度50年前。
この号に座談会の様子が載っている。
出席者の顔ぶれがスゴイ。
田辺聖子、陳舜臣、足立巻一、安水稔和ほか。そして司会を赤尾兜子。
安水先生、まだ32歳だ。写真がお若い。
田辺さんは芥川賞を受けられた直後。ここでの足立先生の発言が面白い。
いずれ、「KOBECCO」に使わせてもらおうと思っているので、ここには紹介しません。悪しからず。

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田辺聖子さんと足立巻一(けんいち)先生

2014-06-07 08:38:00 | 足立巻一先生

今読んでいる『しんこ細工の猿や雉』(田辺聖子)だが、足立先生のことがいっぱい出てくる。
田辺さんが文学学校で教えを受けた講師が足立先生だったのだ。それは知っていたが、こんなに詳しく書いてあったとは知らなかった。その一部。

Img650
足立先生のお姿が生き生きと描かれている。

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大谷さんと足立先生

2014-05-27 08:19:09 | 足立巻一先生

今朝の神戸新聞「正平調」に、先日お亡くなりになった大谷晃一さんのことが。

Img618_2
Img618_3
わたし、その著書『大阪学』に「夕暮れ忌」でお会いした時、ご署名して頂いている。
いつも明るいお顔で出席されていた。いよいよ、足立先生と同時代の人が少なくなってきた。
宮崎先生には、いつまでもお元気でいてほしいものだ。
今年一月に出版の『余生返上』だが、これが大谷さんの最後のご本。

Img446
これのあとがきは「終わりに」と題されている。見事な覚悟だ。
そしてその文の終わりの方に足立先生のお名前が。

Img619
お二人はどちらも元新聞記者さん。

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大谷晃一さんが

2014-05-26 08:49:54 | 足立巻一先生

今朝の新聞に大谷晃一さんの死去が報じられている。Img615
「夕暮れ忌」にはいつも姿をお見せになっていたが…。
またも、足立先生につながるお人がお亡くなりになった。
段々淋しくなる。

これは大谷さんが今年一月に出された本『余生返上』に載っている、大谷さん自身が書かれた、大谷さんの死亡記事予定原稿。↓

Img616
               Img617
この原稿では、92歳となっているので、ご自分の予想より二年早い。

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