SARAのブログ

日々のことあれこれ

Hさん

2022-05-08 18:34:01 | 日記

母の日だったので義実家に行ってきた。

まぁ、その時のことは明日にでもまた書こう。

というのも、それから帰ってきてからの今日の夕方、

非常にショッキングな出来事があった。

 

夕方疲れたので私は寝室へ1人で行き、ベッドで

ゴロゴロと過ごしていた。疲れていたけど寝てしまう

には時間が遅かったので、ゴロゴロしながらネットを

見ていた。すると足が異常に冷えて辛くなってきたの

で、5時頃、ちょっと早めだけど、もうお風呂に入っちゃ

おうと思いお風呂を洗っていると、ウチの後ろの家の方から

声が聞こえてきた。

耳をすまして聞いていると、どうやら後ろの家の娘が

子供を連れて来ているようで、その子供を娘夫婦が道路

で遊ばせる声、そしてそれに混じって、ウチの横の家の

奥さんの声も聞こえてきたので、恐らく後ろの家の奥さんも交

えて、みんなで話していたのだろうと思う。

正直、とてもその声が嫌だった。

昔はその後ろの家の子供が大勢友達を連れて来ては道路で遊ん

でいて、その声や騒音に悩まされていた時期もあった。

それが10年くらい前には落ち着いて、そんなこともあった

のも忘れかけていたけど、そうか、またこうして今度は孫を

遊ばせる声に私はまたモヤモヤしなくてはならないんだなと思

っていた。なので、お風呂は洗ったけど、入るのはやめて

(とてもゆったりと入れそうになかったので)6時くらいにな

ったらきっとあの人たちも退散するかもしれないからそれまで

もう少し待っていようと、再びゴロゴロしていたら、「ピンポ

ーン」と誰かがウチに来た。

「誰?」と思いながら出ると、後ろの家の奥さんだった。

手には菓子折の入った袋を持っていたので「どこかに行って

きて、そのお土産でも持って来たのかな」と瞬間的に思った。

しかしその直後その奥さんからの第一声に、ビックリしすぎて、

一瞬意味がわからなかった。

 

「ウチ、引っ越すのね」

 

「え!?どういうこと?」と私。

後ろの家の奥さんというのが面倒なので以後Hさんと書くが、

Hさんは「○○に引っ越しちゃうのよ」と言う。

○○というのは町の名前で、確かHさんの娘が数年前に結婚

して住んでいると言っていた町だ。

「あ、じゃあ娘さんと一緒に?」と言うと

「そうなの~」と。

いや、それにしても「なんで?」だった。

いくら娘さんが結婚してその土地に住んでいるからと言って

何故Hさんご夫婦までもが家を売って引っ越しするのだ、と

やはり意味がわからなかった。

そのうち少しづつHさんの口から「娘も働いているんだけど、

まだ子供が小さいからそのお手伝いも必要で・・」とポツリ

ポツリ説明するようなことも出てきて

「あぁ、じゃ、いっそ一緒に住んじゃおうっか?みたいな?」

と言うと「そうなの~」と。

それでも正直ちょっと釈然としなかったが、まぁそう言ってい

るのならと思い「でもそういうポジティブな理由なら・・良か

ったけど」と言って「元気でね」「頑張ってね」と送り出した。

しかし玄関を出て、彼女が帰って行こうとした時に咄嗟に涙が

出た。実は私は彼女のことが好きではなかった。まぁ、ちょっと

いろいろあった。それでも、引っ越しちゃう、もう会えなくなるん

だと思ったら一気に寂しくなった。いろいろあったなぁと思った

ら、どんどん涙が出てきてしまった。

彼女は私の所に戻ってどちらかともなくハグをした。

私はワンワン泣いた。

「寂しい、寂しい」と言った。

彼女も泣いていた。

「ほら、LINE交換してあるし。連絡してよ。」と言ってくれた。

私は咄嗟に「遊びに行ってもいい?」と言うと「いいよ、来てよ!」

と。「あ、でも娘さんも一緒にいるなら私なんかがドカドカ入ってい

ったら迷惑になっちゃうね」と言うと「あ、でも、2階と1階で完全に

別れてるから大丈夫。来てよ。」と言ってくれた。

2階と1階で分かれてるってことは2世帯住宅かぁ、と私はボンヤリ

考えた。ここは引っ越してしまうかもしれないが、新しく家建てたん

だ、そこで新たに娘夫婦と孫と同居か・・と。

「あ、じゃあ、2階にHさんとご主人が入って?」と言うとHさんは

言った。

 

「ううん、私だけ。離婚しちゃったの」

 

!!!!!!!

もうビックリだった。そんな話も聞いてなかったし、でもそう言われて

みたら最近旦那さんの姿はまったくと言っていいほど見ていなかった。

Hさんの旦那さんは建築業を自営でしていて、良く遠くの現場に入ると

週末だけしか帰って来ないとかザラだった。要するに家にはあんまり帰

ってきていなかった。でもそれは仕事柄しかたなくそうなっていたのだと、

いや、最初はたぶんそうだったんだと思うが、そのうち夫婦間に溝ができ、

向こうに愛人でもできたのだろう。

旦那とも「最近Hさんの旦那さん全然見ないね、離婚したんじゃない?」と

冗談まじりに言っていたこともあるが、それは本当にそうなるとは思って

なかったからこそ、言えていた冗談だった。

まさか本当になるとは・・と。

 

まぁ、また彼女との今までのことも書くかもしれないが、とにかく今日は

引っ越しと離婚という彼女からのショッキングな報告に処理が追いつかず、

今日は旦那も休みで今も家にいるが、私は1人寝室にこもり、このブログ

を書いて必死に心の整理をしようとしている。

 

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