SARAのブログ

日々のことあれこれ

あなたとは違う

2022-02-28 04:29:59 | 日記

このところ毎日のように眠れない。

いや、眠れないというか、早朝に目が覚めてしまう。

ということでこんな時間に更新。

今朝は4時に目が覚めてしまった。

 

今は月曜日の朝だが、土曜日の夜は珍しく寝付けなく

なった。

ここでも言っていたことだけど、私はここ最近は朝早く

目が覚めることは多いが、夜寝付けないということは

ほとんどなくなっていた。

しかし土曜日の夜、旦那がコーラを飲んでいたので一緒に

それを飲んでしまった。

私はカフェインに敏感に反応するタイプなので、普段は

断っているが、その日はあまりにもおいしそうに見えたので

飲んでしまったのだ。それも調子に乗ってガブガブと。

「たまにはいっか」という軽い気持ちだった。

すると土曜日の夜はまったく寝付けず、最終的に寝れたのは

3時。そして昨日の日曜日の朝は8時に目が覚めてしまった。

5時間睡眠。

当然スッキリはしないが、数年前に不規則な生活をしていた

時期の不眠の時ほど調子が悪いわけでもなかった。

何もしたくない・・という感じでは無く、むしろ「歩きたい

」とか「どこかに行きたい」という気持ちの方が強く、これは

生理前に良くあることなのだけど、普段良く行っているところで

はなく、まったく知らない土地や初めて行くような土地に突発

的に行きたくなるのだけど、昨日の日曜日の朝は正にそんな気分

になったので旦那に言った。

「どこか行ったことのない土地に行きたい。駅前の商店街とか。」

「じゃあ、とりあえず家を出るか」ということになり、高速に乗

って東京方面に出かけて行った。

そんな日に限って8時起き。

いつもは(ここ1週間は)5時くらいに起きているのに。

しかも旦那は日曜日の夜中から仕事で、午後から昼寝をしなくちゃ

いけない日なのに。

でも昨日はもう歯止めが効かなかった。

どうしてもどこか知らない町に行きたくてしかたがなかった。

ので旦那には悪いけど、連れて行ってもらった。

旦那はいつもこういう時は割と飄々としている。

私の急な提案でも「いいよー」という感じなのだ。

有吉さんぽなどの散歩番組も好きだし、都内も好きなので、嫌では

なく、むしろ旦那もそういうところに行ってみたいという気持ちは

ある人なのだ。ただ、最近は旦那も体調を崩したりしていたので、

私は慎重にはなっていた。

こんな風に「今日はごめん、どこかにどうしても行きたい」という

日以外はむしろ、休みの日はゆっくりしようとしていた。

「なるべく早く帰るようにするから」と言う私に旦那は「いいよ、

夕方適当に寝れればいいんだから」と言ってくれた。

そんなわけで私達は昨日は都内のとある駅の駅前の商店街をブラブラ

歩き、一応都内でお昼を食べて帰ってきた。

まぁまぁ疲れたが、5時間しか寝ていなかった割には、それほど体調

も悪くならず、なかなか楽しいお出かけだった。

行った商店街は正直イメージしていた商店街とはちょっと違かったが、

それでもいつもとまったく違う世界に行けたという満足感はあった。

 

そして。

午後の2時に帰ったあとは2人でテレビを見て、旦那は3時半くらいに

お昼寝を始めた。

私は昼寝しちゃうとまた今晩も寝付けなくなるかも、と思ったので寝な

かった。私にしては結構歩いたので、帰ってきたら寝ちゃうだろうな

と思っていたけど。

そして夕方の5時くらいだろうか、ピンポンが鳴った。

鳴った時に「あぁ、この間会った近所の人かな」とすぐにわかった。

出るとやっぱりそうだった。

ウチの犬が亡くなったと話していたので、お花を持って来てくれたのだ。

玄関でだったけど、かなり話すことができた。

しかし一つ腑に落ちなかったのは、彼女が「ウチも同じだった」という

言葉だった。そこのウチは犬を今まで3匹飼っている。今は3匹とも亡くな

っているが、私がウチの犬の話をしていると

「○○(犬の名前)の時、私もそうだった。」とかちょこちょこ言われた。

私はとにかく寝れなかったので、慢性的な睡眠不足がキツかったのだけど

そう言うと彼女は「ウチもそうだったよ」と言う。

ホントか・・?と私はそのたびに思った。

「発作を昼夜問わず起していたから、そのたびに起きたり、いつ死んじゃう

といつも気が張っていて、オムツさせてなかったからオシッコの処理とかも

その都度あって、本当に寝れなかった。」と一応私の状態を話したのだけど、

それもまた「同じ」と言われるとそんなわけない!と思ってしまって。

 

そこんちは3匹飼っていたけど、犬のしつけはあまりしていなかった。

特に1匹は保護犬のゴールデンレトリバーだったが、奥さんもまったく制御

できていなかった。同じ動物病院に行っていたが、ウチの犬が病気になる

何年か前に、眼球が青っぽく見える時があり先生に言うと、それは心配のない

症状ですと言われたことがあった。でもその症状で緑内障とか白内障を疑う

人はあんまりいないと言われたので、「○○ちゃん(その近所の人の犬)が

白内障になっちゃったって聞いたんで、怖くなっちゃったので、それが頭

にあったのかもしれません」と私が言うと、「あそこんちはもう真っ白に

なってから来たから」という言い方をしていた。つまり、もっと早い段階で

気付いてもいいはずなのに、もう手遅れという段階になって連れてきたと

いうような言い方だった。でもそれを聞いた時私は「そこんちらしいな」と

思ったのだった。

つまりあまりしつけもしていなかったし、もの凄く大事にしているという

イメージは失礼ながらなかった。その人に私があんまに大変だった去年の

ことを語った時に「うちも同じだった」「私もそうだった」と言われると

なんだかまったく腑に落ちなかったのだ。

「絶対違うだろ」と。

亡くなった時も「知らない間に死んでた」と言っていた。

こっちは9ヶ月間ほとんど外に出なかったんだぞ!

と言いたくなった。

一緒にすんなと。

私は「ウチはこれだけ大変だった、私はこれだけ頑張った」ということを

言いたかったけど、それ以上に、私ほどは看なかったであろう彼女に「あなたと

違って」を言いたいという気持ちはどこかにあった。

そして何故そう言いたかったというと、彼女の家が実は最近になって新たに

また犬を2匹同時に飼い始めたからだと思う。

嫉妬ではなく「あなたくらいの飼い方だったら、また飼えるわよね、そりゃ」と

思ったのだ。

そしてその割には「自分も懸命に看てきた」というような感じに言っていたのが

気に入らなかったのだ。

でもそのこととは別に、お花はとても立派で恐らく5,000円はするであろうという

かなり大きなアレンジメントだった。

ウチも彼女の犬にやってきたこととは言え、やはりわざわざ買いに行ってくれて

わざわざ届けに来てくれたのだから、それはやはりありがたかった。

 

ウチはもう犬は飼わない。

介護が本当に大変だったというのもあるし、今はまだ50代だからどうにかなった

ことも今からまた新たに飼って更にこちらが年を取ってからあの生活をしろと

言われたらできないからだ。

それに10ヶ月間どこにも行けなかったのも正直辛かった。

病気になる前も犬を置いて出かけてもやっぱりどこか心配で、早く帰ろうと

なっていたし、2人で気ままに旅行に出かけるのも、犬がいるとなるといろいろ

事情が変わってくる。

彼女はまたウチにも飼ってほしいと言わんばかりのことを言っていたが、それで

強く「ウチはもう飼わない!」と言ってしまうと新たに犬をまた飼い始めた

彼女たちを否定するようにも聞こえてしまうかもしれないのでそれは言わなかっ

た。

だけど、ウチはもう飼わない。

もちろん動物の温もりは恋しい。

あの愛おしくてしかたのない犬をもう一度抱っこしたい。

できないから今はせめて他の動物を抱っこしたいという気持ちはあるが、それは

やはり私達が飼っていた「あの子」ではない。

なのでその寂しさを他の子で埋めようとも思わないし、もうあの介護生活も、

犬を亡くしたあんな思いももうキツい。

 

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テレビ見てみた

2022-02-25 15:05:40 | 日記

今朝は朝の4時半くらいに目が覚めてしまった。

最近それくらいの時間に目が覚めても、寝れる時は

寝れるのだけど、今朝はそのまま眠れなかった。

少しスマホでネットを見たり、youtubeを見たり、

「あ、寝れるかも」と思ってはちょっとだけ目を

つぶっていたり。でも寝れなかったり。そんなことを

繰り返しているうちにあっという間に7時になって

しまったので、そのまま起きた。

起きてからは何をしていたのか・・?

お腹が空いて小さなおにぎりを作って食べたな、そう

言えば。そのあとはひたすらyoutubeを見ていたと

思う。

しかしそのうち・・そのうちというのも何時くらいか

自分では覚えていないのだけど、寝てしまった。

起きたら11時前になっていた。

しかし体がダルくてそのままテレビを見ていた。

義実家に行った時に、ま、これは毎回の義母のお決ま

りの文句なのだけど、義母がまた「テレビも何も見る

ものがない、何も面白いものがない」と言っていた。

私も昼間はほとんどテレビは見ない。

夜にはドラマや決まったバラエティ番組の録画だけを

旦那と見るくらいだ。リアルタイムでテレビを見ること

なんかもう何年もしていなかったので、「どら、お義母

さんの言うようにリアルタイムで見るテレビはそんなに

面白くないのかね」と、久しぶりにテレビを見てみるこ

とにしたのだ。

最初は午前中にやっている情報番組を見ていて、それが

終わったので、その次にアンパンマンを見てみた。結婚

してから最初の頃の夕方にたまたまテレビをつけるとや

っていることがあり、それでアンパンマンを初めて見た

のだけどアンパンマンはまぁまぁ好きだったので、これを

見たのも久しぶり。やっぱりほのぼのとしていて面白か

った。バイキンマンはいるけど、あとはみんな良い人。こん

な村に私も住みたいと思った。

そして昼からは「昼飯旅」(?だったっけかな?)という

番組を見ていた。これも前に1,2度見たことはあったかもしれ

ないが、その程度で、ほぼ初めて見たに等しかったかもしれ

ない。しかしこれもなかなか面白かった。

今日は湯河原と金沢の回だったらしく、特に金沢は私は死ぬ

前に一度はまた旅行してみたいと思っているところの一つな

ので興味深く見れた。

湯河原も梅林がとても綺麗で芸子さんの芸なんかも見れて

なかなか面白かった。

そしてそのあとはまた情報番組で今のウクライナ情勢につい

てのニュースを見ていた。あまり世界情勢には日頃は興味が

ない方だけど、このニュースはちょっと興味があったので。

義母を無理矢理否定するわけではなく、素直に

 

「これはこれで面白いじゃん!」

 

というのが久しぶりにテレビを見た私の感想だった。

もしyoutubeが見れなくなって、テレビだけになってもリアル

タイムで見たり、録画したりしてそれなりにテレビも見れると

思う。ただ今はyoutubeの方を先に見てしまっているのでテレ

ビまで興味がいかないというのが本音だけど。

ただ義母は録画ができない。

録画機能を操れない。

覚えれば覚えられただろうに、何故か義母は今まで録画を

覚えなかった。今となってはもう無理だと思う。旦那にも

言ったことがあったが「無理でしょ。だってテレビも電源から

抜いちゃうんだから。録画なんてその時点で無理だよ。」と

言う。

以前は義母ももうちょっといろいろなことに積極的だった。

大正琴を通販で買ってみたり、昔の映画のDVDなんかも買って

いたこともあった。ただどれも買って最初は使うが長続きし

たものはなかったけど。それでも自分で「こんなことをやって

みよう!」という覇気はまだあった。

やはり義父が亡くなってからだと思う。

「やることがない」が口癖なので最初の頃はいろいろ進めた。

義母が、義父が亡くなる少し前に友達と一緒におひな様を作った

と言って見せてくれたことがあり、作って楽しかったと言って

いたので、またそういうものを作ってみれば?と言ったが

「ダルいのよ!年取ると!」

と半ギレされた。

恐らく義母が私に言って欲しかった言葉ではなかったんだと

思う。そして以前は友達と1時間も2時間も歩いていたとも言って

いたので、「お散歩とかは?」と言ってみたこともあったが、

「1人で歩いたってつまらない!」

と言っていた。

ま、気持ちはわかる。

誰かと歩くのと比べたら1人で歩くのは寂しく感じるだろうなと

は思う。でも一日家にいて「何もやることがない」と言っている

よりは外の空気を吸った方がまだいいのでは?という提案だった

のだが、義母は人から薦められて「あ、そう、じゃやってみるわ!」

というタイプではないのは良くわかったのでもう私は何も進めない。

そう言えば以前私が「寝る前に30分くらい本を読んでいる」と話した

ことがあり「お義母さんは本とか読まないの?」と聞くと「もう年

だから今から勉強したってしょうがない」と言っていた。

いや、勉強する為にとか何か目的があってとかじゃなくて、単純に

「物語を読むのは楽しい」と思って読めばいいのになと思ったが、

それ以上は私も何も言わなかった。ところがこの間義実家に行った

時義母が「今、石原慎太郎の本を読んでいる」と言っていたので

ビックリした。本読むんじゃん!!と。私が言った時は「本なんか

読んだってしょうがない」ような言い方してたのに。

ま、それはたまたま石原慎太郎に義母は興味があっただけなのかも

しれないが。

手芸でも本でもやってみたり読んでみたりしたら案外楽しかったと

いうことも多いと思うんだけどな。でも嫁がそう提案したところで

素直に「そうだね、やってみるね」とは言わないのでもう私は何も

言わないが。

 

ま、あっという間に義母の話になってしまったが、今日は久しぶりに

テレビを見てみたらこれはこれでなかなか面白かったっていう。

義母も録画のしかたを覚えて昼間やってるサスペンスなんかを見れば

面白いと思うんだけどな。ま、もう言わないけど。^^;

 

そうそう、そしてテレビをこたつで見ていたら頭が痛くなってきて

しまい、体もダルかったので「今日は旦那にご飯を買ってきてもら

おうかな」とまで思っていたが、一つ思い出したことがあり、立ち上

がった。

それは、この間近所の人にバッタリ居合わせてしまったのでやっと

ウチの犬が亡くなったということを言った。

わざわざ言いに行くつもりもなかったし、できればもうずっと言わない

でいたいくらいだったが、バッタリ顔を合わせてしまったので。

そこんちも以前は犬を2匹飼っていて、亡くなったと聞いた時には2匹

ともお花を持って行ったので、もしかしたら今日あたり向こうもお花を

持ってくるかもしれないと思ったのだ。

いや、持って来ないかもしれない。

それは正直どっちでも良い。

わざわざ来られるのも面倒と言えば面倒なので。

ただ持って来なかったら来なかったで「ウチはやったのにね」とは

やはり思ってしまうかもしれないが。

今日来る確証なんて何もないのに「もし来たら・・」と考えてしまった

だけで「とりあえず化粧しておこう」と立ち上がり、家に上がることは

ないだろうがもしかしてということも想定して、窓を全部全開にして

空気を入れ換え、全部掃除機をかけた。ついでにキッチンも昨日の夜

から片付けてなかったので、全部綺麗に片付けて軽く掃除もした。

そこまでやったら少し頭痛は治っていた。

まだ少し何となくは痛いが、さっきの不快感ほどではなくなっていた。

そう言えば、昼飯旅を見る前だったか、NHKで更年期障害の特集を

やっていてそれも少しだけ見たのだけど、症状が出ている時は、程度

にもよるのかもしれないが、無理をしないことも大切だけど、あまり

にも何もしないのも良くないということも言っていた。適度には動いた

方がいいと。ま、私はまだ生理もあるので完全な更年期障害の時期で

はないのかもしれないが、生理前の不調も似たようなものだと思うの

で、さきほど少し片付けや掃除で体を動かしたらちょっとスッキリ

したものがあったので「なるほどな」と思ったのだった。

 

ご飯は炊いたのでこのあとオムライスでも作ろうかな。

副菜は手を抜いて、作らないかもしれないけど。

 

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私も寂しかった

2022-02-24 09:45:35 | 日記

昨日の祝日に義実家に行ってきた。休みだった旦那と

一緒に、義母に誕生日の花を届けてきた。

 

義実家に行くと義母はいつもの居間にいなかった。

旦那が2階に探しに行くと2階の部屋にいたらしく話し声

が聞こえた。私はその時1階にいた。

しかしなかなか2人で1階に降りてくる気配がないので

私も2階に上がった。

階段を上がってきた私を見て旦那が義母に「SARAも来て

るよ」という感じの仕草をしたので私が部屋を覗きこむと

義母は既に部屋の入り口に注意を向けていた。

そして開口一番、

 

「珍しいわね」

 

と言った。

は?何それ?という感じ。

確かにお正月以来義実家には来ていない。

しかしそれは旦那も同じ。

私だけが来ていなかったわけでもないのに義母はあたかも

「SARAちゃんが来るなんて珍しいわね」という言い方を

私だけにした。

完全に嫌味に聞こえたので一瞬私はその感情を顔に出して

しまった。正に「何?それ?」という感じで明らかに顔を

曇らせてしまった。すると義母はそれを察したのだろう、

すぐに

 

「久しぶりね。」

 

と言い直し「SARAちゃん元気だった?」とご機嫌を取るよう

な言い方をした。

義母は2階の部屋の椅子から動く気配がなかったのでその場で

花を渡した。すると「あら~」と花は見たが、すぐに「仏壇

に置いておいて」と言った。

義母はいつもそうだ。

こちらが何かお持たせを持って行き義母に直接渡そうとする

のだが、それを自分では受け取らない。仏壇に上げておいてと

言う。

私は前からこれも大嫌いな義母の言動の一つだった。

私はそれを言われたとたんすぐに義母の前から花を下げた。

そのまま1階にすぐ行き、仏壇に置くつもりだった。

すると義母は「今、1階に降りるから」と言い動き始めた。

もうそのまま義母が2階から動かず、私達は「コロナが凄い

から今日はこれでもう帰るよ」でもいいくらいだった。

自分の為に買ってきてくれた花さえも義母は受け取らない。

何なんだよこの人はという感じだ。

 

1階に行ってからは義母はひたすら1人でしゃべっていた。

これもいつものこと。最初はここ2年くらい毎回同じなの

だがとにかく義母は「やることがない」と言う。

「朝起きてね、朝の仕事をしてね、ご飯食べて、8時には

もうテレビを見てるけど、じゅんさんぽを見たあとはもう

何も見るものがない。あとはもう何もやることがない。」

そのあとはひたすら親戚の話をしていた。

「誰々がね、入院してたんだって。どこどこを手術して、

家に帰ってきたんだけどまた転倒してまた手術して。

もう家には帰れないんじゃない?」

そしてまた別の人の話「○○さんがね、入院して帰って

きたけど、週に3回デイサービスに行ってるんだって。

息子が連れてきてね、この間一緒に写真を撮ったよ。」

と写真を見せてきた。

そしてまた別の人の話「○○(旦那のいとこ)の結婚式

はあんたたち行ってないでしょう?○○の子供が3人いる

けど、一番下の子が○○ちゃん(義父の弟)にそっくり

でね。」と言って年賀状を見せてきた。

どれもこれも私達には何の興味もない話。

旦那すら会ったことのない親戚の話やもう20年以上会って

いない旦那の従姉妹の子供の話をされても正直なんて答え

たらいいかわからないし、旦那もまったく興味がなさそう

だった。

しかも一緒に写真を撮ったと言って見せてきた写真の日付を

見るとなんと去年の10月の上旬。義母も義母の知り合いも

薄手のブラウスを着ている。

義母の口ぶりだとつい最近の話のように言っていたが、4ヶ月

以上前の話。

遠く離れる故郷の親戚ともたびたび電話で話しているという

ようなことも言っていたが、実際はどのくらいの頻度で話して

いるのかもわからない。

それでも毎日1日の大半を1人で過ごし、旦那以外の人とはほと

んど話す機会のない私からしたら、よっぽど義母の方が人と

話してはいると思う。それも実際は数ヶ月の一度くらいの頻度

の話だとしてもだ。なのでそれを凝縮して「誰々がね、誰々がね

・・・」と話されると私は潜在的に義母に自慢されているような

、そんな気持ちになるのかもしれない。

それは精一杯の義母の虚勢なのかもしれないが、それでもそう

言われると私はとても複雑な気持ちになるのだった。

そしていつも思うのは義母はいつも「やることがない」と愚痴を

言っているが、それだけ人と接しているならいいじゃないと

思ってしまうのだった。「私よりもずっとお義母さんの方が人と

しゃべってるじゃん」と。

 

それはたぶん私が寂しいからだと思う。

私が孤独だからだと思う。

犬の介護をしている時はむしろ義母の「やることがない」の愚痴

の方が嫌だった。自分が忙しかったからだ。自分の時間もあまり

取れない生活をしていたので「やることがない」が無性に腹が

立った。

要するに私はストレスを抱えている。

だけど、それにちゃんと対処したり、愚痴をこぼしたりしていない。

いや、人に愚痴ることがいいことだとは思っていないが、自分で

それをちゃんと自覚していない、把握していない、対処していない

ことが問題なのではないだろうか。

いつもなんとなく「それはしかたのないこと」で済ましていた気が

する。

そこきて義母はハッキリと自分の不満を人に言う。

「やることがない」「しゃべる人がいない」と。

それを聞いた時に散々思ってきたのは「私だって寂しい。寂しかっ

た。」

「でもそれを自分なりに必死で耐えてきた」ということだった。

そう、犬の介護生活に入る前はそれなりに私は孤独を乗り越えてき

たと思っていた。人に「助けて」も言えなかったし「寂しい」と

愚痴ったこともなかった。なので、安易に人に「やることがない」

と愚痴る義母が嫌だった。

しかし要するに私も寂しい、寂しかったのだ。

 

昨日義母の花のアレンジを花屋さんに作ってもらっている間に、

旦那と車の中で話していたこと。

「私ももし仕事をするとしたら○○(旦那)みたいに1人で外を廻る

仕事とかの方が向いてるのかな」と。

旦那は「そうだね、1人でやる仕事の方がいいのかもしれないけど、

SARAは地図見れないじゃん」と。

確かにそうだな、と。

そして話していくうちに「私たぶんね、フルタイムとかでは到底働け

ないし、極端に言えば週に1回のアルバイトくらいがいいんだと・・」

と最後まで言わないうちに旦那もそれには力強く「俺も全然それでいい

と思う」と言った。

「週に1回2,3時間のバイトとかさ、それで嫌だったらもうサッサと

辞める、くらいでいいんだと思うよ」と。

旦那はどういうつもりで言ったかはわからないけど、私としてはそれは

お金の面というよりかは例え週に1回でも外に出て社会を接していれば

、多少なりとも今の孤独感のようなものも薄れるし、少しでもお金は

もらえるし、今は周りがみんな働いているから働いている人に働いて

いない人が「遊びに来て」とも言えないし、コロナが落ち着いても

「会おうよ」というのも言いづらいところがあるが、少しでも働いて

いたらちょっとはそう言えるんじゃないかとか・・

そんなことを思った。

いや、そうは言っても今年から大殺界。

そしてこのコロナ禍。

恐らく当分私は外では働かない。

それでも今まで絶対に私には無理と思っていた「外で働く」というハー

ドルがちょっとだけ下がったことは自分の中では嬉しかった。

実際には週に1回のバイトなんてそうそうありつけるわけがない。

そしてそれどころか、50代のブランクありありのおばさんにそもそも

仕事があるかもわからない。

でも自分の選択肢として、ゼロではなくなった、それもいいかもしれ

ないと思えたことは良かったかなと思う。

 

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2022-02-22 16:40:17 | 日記

今日はなんだか朝から眠かった。

しかし昨日は買い物に行っていて掃除洗濯はしていな

かったし、明日は明日で義実家に行くので今日掃除洗濯

しておかないとということで午前中動いていた。

ついでに玄関のたたきをまた水拭きしてみた。

動けば動けるけど、できれば動きたくないという感じの

体調。

午後にちょっとだけこたつでウトウトしたあとはちょっと

だけスッキリしたが、それでも絶好調というわけでもない。

生理前の1週間に入っているからだとは思うが、段々と

生理前じゃなくても生理前のような体調になることが多く

なってきたように思う。

早朝に目が覚めてしまったり、夜中に目が覚めてしまった

り。ただ、それよりもっと前は夜寝付けないということの

方が多かった時期もあったが、今はそれはあまりない。

 

そう言えば今月、スマホのデータ量が到達しましたという

お知らせが来て、通信速度がガクッと遅くなったこともあって

ゆうべはベッドに入ってからスマホを見ることをしなかった。

いや、見ようとしたのだけど、やはりどうにも遅くてイライラ

するのでやめて、替わりに本を読んだ。

「木曜日にはココアを」という本だ。

この本がやたら評判が良かったし、あまり刺激のない本を

読みたかったので、これを買ってみたのだけど、確かに日常的な

お話でほのぼのと言えばほのぼのだけど、あまりに期待しすぎ

ていたせいか、私的には「めちゃくちゃいい本だ~~~!!」

というところまではいかなかった。

系統的には奥田英朗さんの我が家シリーズと似てるかなと。

いや、この我が家シリーズも私が寝る前に読む本としてはもって

こいの小説なので、それで言うと良いんだけど、やはり期待し

すぎたのが良くなかったのかもしれない。

それでも本を読んでから寝るというのはなかなか良い感じだった。

今日も昼間ずっと「また今晩も本を読んで寝よう」と思っていた。

youtubeでおすすめの小説を紹介している人がいて、それを参考に

「読んでみたい」と思えた本をピックアップしておいた。

寝る前に読むにふさわしいかどうかはちょっとわからないが。

そのうち少しづつ集めていこうと思う。

 

あと、最近youtubeで節約の動画なんかも良く見ている。

あと、自分なりに「これをこうすれば節約になるんじゃない?」

と思いつくことはなるべくやっていこうと思った。

ダイエットもお洒落も健康も美容も、そして節約もだけど、これは

心持ちの問題というか、心意気の問題と思える。

私はやはり意識が低かったと今は思う。

お洒落も30代の頃からもっと楽しんでくれば良かったし、節約だって

この家を建ててからもきちんと続けてくれば良かった。

家を建ててからは本当に財布の紐が緩んでしまい、家計簿もつけなく

なっていた。

やっぱり人生は「生き方」だと思った。

与えられた条件の中でどうしていくかは自分次第というか。

私はやはり努力が足りなかった。

気がつけば旦那も私も50代。

80代まで生きれる保証もない。

70代までしか生きられないのだとしたら人生あと20年ってことに

なる。

私達今まで何してたの?という感じ。

楽しんでも、努力もしてこなかった。

いや、まったく楽しいことがなかったかと言ったら嘘になるが

それでももっともっといろんなことしてくれば良かったと後悔

ばかりだ。

屋根の件はそんなたるんだ私にきっと神様が渇を入れたのだと思う。

もっと努力できるよ、もっと努力しな、と。

本当にそうだと思う。

頑張ります。

 

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お金!!

2022-02-21 16:34:16 | 日記

お金がない。

いや、正確に言えば屋根の件がなかったらまだやっては

いけた。

毎月少しづつでも貯金していけたと思う。

正確にどのくらいの修繕費がかかるのかはまだわからないが、

最初の近所の人の話だと100万くらいは見ておいた方がいい

という見立てだった。

しかし旦那がネットで調べたら「200万くらいかかっちゃうかも

しれない」と言う。私も自分なりに調べてみたが私調べで計算

するとやはり近所の人の言うように100万くらいかなという計

算になった。が、実際には本当にわからない。

 

今日は銀行に行ってきたこともあり、今ある我が家の全財産を

計算してみた。詳しい金額は恥ずかしくて言えないが、屋根の

修繕費の頭金として50万くらいなら現金で出せそう、という計算

にはなった。

残りがどのくらいかかるかわからないし、リフォームローンという

のは何年くらいで返していいものなのかが良くわからないが、仮

に5年くらいで返していいのなら、全部で150万かかったとして、

そのうちの50万を現金で払い、残りを5年で払うとしてだいたい月

に18,000円くらいで払えると思うのだけど・・計算違うかな?

ま、おおよその計算だけど。

決して余裕のある家計ではないけど切り詰めて月に18,000円だった

ら、何とかイケるかなというところ。

見立て通りだったとしたら3年くらいで払えるかもしれない。

でも、2年後には旦那の大きな保険が満期になるので、とりあえず

それまで払って残りは現金で返しますということもたぶんできると

思うんだよな。となると、とりあえず2年間は月に18,000円を払って

何とかやっていこうというところだ。

 

そして、食費や日用品以外にも削れるところは削ろうと考えていた

この頃だったけど、今日銀行に行ってきて通帳を見てみたら新たな

衝撃があった。

なんと電気代が20,000円だったのだ!!

こんな金額になったのは結婚して初めてのこと。

確かに今年は寒かったのでストーブ以外にもエアコンを併用して使

ってはいた。しかしそれは犬がまだ生きていた12月も同じだったわけ

で、むしろ布団をかけられない犬の為に一晩中エアコンをつけていた

12月よりはエアコンの使用頻度は下がっていると思う。

じゃあ、なんで・・?

と考えた時、「ホットカーペットかな・・?」と思った。

犬が生きていた時は犬用のマットを敷いていたのでホットカーペット

は使っていなかった。

今は一日ほとんどフルで使っている。

以前ホットカーペットを使っていた時はもっと頻繁に消したりしてい

たような気がしたが、考えてみたら最近ではそこらへんが無頓着になって

いた。

朝は本当に寒くてつけてしまうが、午後は部屋の温度も上がるのでそし

たら夕方までは消すようにしよう。そして私1人の時は半分だけの使用に

しようと思った。今まで全部の面積をつけていたことを反省した。

そうそう、あと水道代の節約の為に前回の洗濯の時からお風呂の残り湯を

使用することにした。あと、掃除の時もできるだけお風呂の残り湯を使用

しようと思う。

たぶん劇的に減ることはないと思うけど、それで毎月少しでも減るなら

塵も積もれば、である。

あと、クレジットカードのポイントが貯まったのでそれを商品券に替えて

貯めようと思う。1年貯めればちょっとまとまったお金にはなると思う。

あと、そのうちメルカリも始めると思うが(まだ始めてない^^;)

売れた時には郵便局に行くことになるのでその時にゆうちょの口座に小銭

貯金もしていこうと思っている。

これも塵も積もれば、だけど。

 

今週は水曜日の祝日に義実家に行くことになっているので、何となく落ち

着かないが、それが終わったら本当にメルカリを始める。

以前は1日に1品づつ出品していこうなんて自分で決めた時もあったけど、

まずは週に1品から始めようと思った。

それくらいハードルを下げた方が続く気がした。

とりあえず今週中に1品出品してみよう。

 

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