SARAのブログ

日々のことあれこれ

私の体重遍歴

2021-11-30 08:56:54 | テレビ
結婚した当初、私の体重は45キロだった。身長は152cm。
それが3年後には48キロに。
5年後には50キロになった。
5年後と言えば、今の家を建てたくらいの時期。
そこからは50キロから52キロくらいをウロウロすること7,8年後、私はあ
る仕事をすることになった。2008年だったかな。
仕事をしていたのはたった8ヶ月。
そしてどういうわけかその仕事を辞めてから急激に太った。
MAXは58.6キロだ。
結婚してから13.6キロ太ったことになる。
もう見た目は別人。
ここ5年くらいはそこから少しだけ痩せた57キロ代をずっとウロウロしていた。
そんな私に転機が訪れたのは去年の2月。
お義母さんからの呼び出しが頻繁になり、おまけに月末にちょっと緊張する
ある大きなイベントが控えていた。ストレスなのか、食欲がなくなる。
朝起きてもお腹が空かない。
昼になってもあまり食べたくない。
しかし何も食べないでいるとフラフラしてしまうので、とりあえず何かは
食べないとという感じでちょっとだけ何かを口にしていた。でも夕飯は普通
に食べられる。そんな生活をしていたら、一気に56キロ代55キロ代と減って
いったのだ。
おまけにその2月月末のイベントが終わっても今度は3月末にもある大きな
予定があった為2ヶ月は気が抜けなかった。
しかし不思議だったのはその2ヶ月間が終わり、お義母さんからの呼び出しも
それほどはなくなり、ご飯も朝から食べられるようになっても、その後夏ま
では少しづつ体重が減り続けた。
夏から秋にかけては食欲が今度は増し、ちょっとだけ増えたが、冬になると
また少し減り、結果去年だけで4キロ痩せた。
今年に入り、私に甲状腺の腫瘍が見つかったり、犬の病気が発覚し、介護
生活になり、体重が落ちるにはかなり条件の揃った年になってしまったが、
その割には意外と体重は落ちず、53キロ代をずっとキープしていた。
ところが最近、犬のヘルニアが発覚してからは一気に1キロくらい体重が落
ち、最大で52、2キロを更新したが、今はわずかに戻り52,4キロだ。
これで去年の2月からちょうど5キロ痩せたことになる。
このところは53キロ代からほとんど変化がなかったので、良い痩せ方では
ないのかもしれないが、52キロ代になったのは正直嬉しかった。
できれば最低でも50キロくらいにはなりたいと思っている。
あわよくば40キロ代に戻りたい。
しかしこれは一般的にも良く言われることだが、この家に来た直後も今と
それほど体重は変わってはいないが、外見はやはり違う。
だから今の私が例え40キロ代になったとしても当たり前だけど若いころの
容姿に戻れるわけではないのだ。
それでもやはり痩せたい。
私は自分に子供ができなかったということが最大のコンプレックスであった
が、ここ15年くらいはやはり体型のコンプレックスも非常に強かった。
特に私の若い頃の容姿を知っている人に今の自分を見られるのが死ぬほど
嫌だった。「あぁ、SARA、あんなんなっちゃったんだ・・」とちょっと
バカにするように思われるのではないかとずっと想像していた。だから地元
に戻っても昔の知り合いに偶然会ってしまうことが一番の恐怖だった。
MAX58.6キロの頃は「40キロ代に戻りたいなんて思わない。でもせめて
5キロ、5キロ痩せられたら・・!」と思っていたが

その頃の私ー、6キロ痩せましたよー。

ただ、食べて運動して痩せたわけではないので、髪は薄くなったし、顔も
体もたるんでいる。そう、ダイエットとしては正解ではない。
なので今も食欲がそれほどあるわけではないけど、栄養はきちんと取らなけ
ればとは思っている。
とにかく、この介護生活で「老けちゃったね」と言われたくないという思い
がある。実際はそれほど私の容姿に興味のある人はいないだろうが、それも
自分の中の勝手なイメージ。

旦那は私のことをとても50(歳)には見えないという。
洋服も今もそれほど買ってはいないし(1個前の記事で良く買うようになった
と言っていたがそれはあくまで自分の中の感覚でたぶん一般的には全然買っ
てはいないと思う)美容院にも1年行っておらず、今ある服を着回し、
髪も自分で切ってはいるが、そこらへんの主婦と比べると雰囲気が全然違う
と旦那は言う。
しかし私は自分の外見に満足はしていない。
これからも痩せていきたいし。
そうそう、あと、ある整体師のyoutubeチャンネルをたまに見るのだが、その
チャンネルで「ここを細くするにはこういう体操が効きます」みたいな動画
がアップされているのだけど、肩周りの脂肪や凝りを取る体操?のようなも
の良くやっていたら顔がだいぶ小さくなった。
その体操をやる前も、痩せてきていたので当然顔もそれなりには痩せたのだ
けど、それでもやはり変なむくみやたるみが気になっていたのでたまたまや
ってたけど、まさかこんなに効果があるとはという感じだ。

旦那が私のことをそこらへんの主婦と雰囲気が全然違うと言っていたが、
私は自分で言うのもなんだけど、センスはいいと思っている。
だからそれほど洋服を買っていなくても、今ある数少ない服もとてもプチプラ
には見えない高見えするものも多い。
あと、これはファッションではないが、我が家もそうだと思う。
我が家の外見や家の中のインテリアはお金をかけるどころか、むしろかけて
いない。が、見た目はそれほどお金をかけていないように見えない。
これもセンスの一つだと思う。
貧乏なのに貧乏に見えない。
これからも私は自分のセンスと持ち前で人生を乗り切っていこうと思う。
ただ、今は犬の介護中なので1個前の記事にも書いたように、もう戦ったりは
しないが。
そしてあんまり考えたくはないけど、犬を失ってからもかなり辛いと思うの
で、やはりそこからまた自分に更に優しく生きていこうと思っている。
もちろん旦那にも。

体重の話だったのにちょっと話が逸れてしまった。^^;

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自分に優しく

2021-11-30 06:50:51 | テレビ
犬の介護生活になって、一つ、良い変化もある。
それは良く衣類を買うようになったこと。
秋口から「カーディガン」「パジャマ2枚」「家で履くレギンス」「長袖T
シャツ」などを買っている。
もちろん全部通販だ。
カーディガンは今は毎日家で着ているが、これは本当は外出用に買ったもの。
でも来てみたら、サイズがちょっと大きく、イメージとは違った。
しかし軽くてとても着やすく、家の中で羽織るのにちょうど良かったので
昼間も夜も着ている。
パジャマやレギンスは某下着メーカーのもの。
これは本当に大正解だった。
柄があまり好みではなかったけど、いかんせん着ているパジャマが劣化しす
ぎていたので思い切って買ったが、これも本当に着心地が良く、1枚買った
あとに2枚目をすぐに買った。
なので、ほとんどのものが家の中で着るもので、外で着るものはあまり買って
はいないのだけど。
これは別に今、毎日家にいるからというわけではなく、本当は外で着るもの
も欲しいのだけど、たまたま今のところは家の中で着るものが先に揃って
しまった。
しかし家で着るものでも、こうしてきちんと気に入ったものを揃えたりす
ることはとても自分に優しいことだなと感じる。
私は長らく、ファッションを楽しめない時期があった。
しかしここ5,6年は割と楽しめている。
せっかく女性に生まれて来たのに、30代40代はあまり楽しんでなかったな
という印象だ。
40半ばになってやっと意識がそちらに向き、やってみると楽しいものだった

最近では新しい「タオル」も欲しいと思っている。
正直タオルなんて今までそれほどこだわりがなかった。
特にフェイスタオルなんかは、結婚してからほとんどもらい物で済ませて
来ていたが、そのストックがなくなったこともあり、きちんと揃えたいと
思うようになった。
あとバスタオルも新しいものがほしい。
古いバスタオルは犬用に回しているのだけど、今では自分たち用なのか
犬用なのか見分けがつかないくらい、自分たち用が劣化している。
前はこういうものにお金を使うことが恐ろしく贅沢で、タオルなんてわざわ
ざ買うものではないという感覚だったが、やはりこれも使い心地が良いも
のを使いたいと思うようになった。
こういう傾向は、単に犬の介護で大変だからストレス解消の為にやって
いるようにも見えるが、そういう部分もあるだろうが、やはり自分に優しく
したいというか、自分を大事にしたいという気持ちがより強くなった気が
するのだ。
正直今、犬の薬代や検査代で出費はかなり増えたし、おまけに旦那の給料
は下がった。ので、家計に余裕はない。
そういう時にもちろん闇雲にお金をどんどん使うというのはあまりにも
無謀だけど、きちんと管理した上で「これくらいは」と出せる範囲であれば
いいんじゃないかと思うようになった。

もう私は日々の食事もまともに作れなくなったし、節約もそれほどはできな
くなった。買い物も。
でも今は大変な犬の介護生活中なのだ。
そして犬との最後の時なのだ。
そういう時にあまりにもカリカリ真面目になんでもこなそうとして余裕が
なくなり、旦那と喧嘩をしたり、イライラしたりしても何にもならないと
思った。
物を買うことだけじゃなく、自分にもう優しくしようと思った。

そう言えばこのところ、外にもあまり出ていない。
昨日、どうしても振り込まなければならないものがあり銀行へダッシュで
行ってきたのだけど、久々に外の空気を味わったなと思った






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辛い

2021-11-27 11:07:10 | テレビ
犬がヘルニアの診断を受けてから、生活がとたんにキツくなった。
それまでは割と、朝も昼も夜も同じような時間に寝てくれていたのでこちら
もリズムが取りやすかったのだけど、ヘルニアになってからはとにかくそれが
一気に崩れた。
夜も2時3時まで寝てくれない日が続いたり、朝もそれなりに早くから起こ
されたり、昼も午後の2時3時にならないと寝てくれない。
要するに犬もだいぶ睡眠時間が短くなった。
今まで買い物は、犬が午前中の10時半から11時くらいには寝てくれていた
のでお昼前に行けていた。今も午後の2時3時から時間的には行けないこと
もないのだけど、結局こちらも夜寝てないし、午前中はそれなりにやること
があったり、犬が起きていて結局寝られないので、それでやっと犬が寝て
くれた2時3時から外出をする気にはなれないので、買い物も平日には行け
なくなった。
今週は火曜日がちょうど祝日で旦那が休みだったのでその日に私は1人で食材
を買いに行っていた。これからもしばらくそのルーティーンは続くと思う。
今まで旦那の休みは、旦那も家事をしてくれるし、食事作りもお休みモード
にしていたので、私も休みという感覚でいたが、今は買い物に行かなくては
ならないのでそれもなくなった。
睡眠時間が定まらないのでどうしても睡眠不足が加速してしまい、結果今は
かなり疲れている。
夕方から夜にかけて、イライラが止まらなくなることもしばしば。
昨日もそうだった。
それでも何とかやることをこなし、お風呂に入ったが、出てくるともう今に
も倒れそうな感じになった。ふらつきもあったし急に足に力が入らなくなり
キッチンに伏せてしまった。その時旦那が「早く寝な」と一言言った。
旦那は今寝ろという意味で言ったんじゃなかったのかもしれないが、ふらつ
いて動けなくなっている時に「早く寝な」と言うかな?と思い、なんだか厄
介払いされたような気持ちになり、イライラが爆発した。
動けなくなっているのに私を早く寝室へ行かせたいの?という気持ちになり
悲しくなったのだ。
私は怒りを爆発させて「私を追っ払いたいなら早く行くよ」と言い、ふらつき
ながら寝室へ向かった。旦那は「そんなこと言ってないでしょ」と言いながら
ついて来たが、寝室で何度か言い争ったあと、「どうせ俺が全部悪いんだよ
」みたいなことを言ったので、「そう思っているならなんでここまで反論
するの?」と言うと「そうだね!ごめんね!お休み!」と逆ギレしたように
、まるで捨て台詞を言うように寝室から出て行ってしまった。
正直旦那は喧嘩になってもいつもこういう態度は取らない。
割ととことんつきあってくれる。
私はあとから思った。
旦那に絡んだのはもちろん旦那の言葉が気に入らなかったのもあるけど、
要するに私は酷く疲れていて、イライラが酷くてどうしようもないのだと。
しかし旦那も旦那で仕事から帰ってきたあとも、犬の世話や家事なども良く
やってくれていたし、私はそれに甘えていたけど、旦那も疲れているのか
もしれない、旦那も自覚はないのかもしれないがちょっといっぱいいっぱい
なのかもしれないと思った。
ゆうべは何かプツンと切れたものがあったのかもしれない。

介護は過酷だ。
自分の生活ではなくなる。
楽しい時間もなかなか取れない。
起きている時は常に雑務に追われて、寝たい時には寝れない。
慢性的に睡眠不足になるので、常に疲労を抱えながら動いている。
精神的に病まないわけがない。
今日は外は天気が良くて、ぽかぽか陽気で、こんな土曜日はきっとみんなどこ
かに行楽でも行っているのだろうが、私は朝から豚汁を作り、犬の世話に追
われる。
あぁ・・駄目だ、こんなネガティブなことばかり言っていると本当に気が
滅入るな。
この生活の中でもどうにか気持ちの良いこと、ちょっとでも楽しいことを
見つけなければ。

ゆうべは旦那が私の寝室を去ったあと、1人で泣いていた。
PCで独り言をひたすら打ってはまた泣いていた。
ただただ辛かった。
心も体も。
しかしそうしてワンワン1人で泣いていたらどこかスッキリもした。
遅くまで寝付けなかったが、寝付いたあとは6時間半くらい目が覚めなかっ
た。
それもあってか、今日はここ数日の間ではちょっと体が楽。
今まで自分の感情をどう処理していいかわからなかったが、辛い時は泣いち
ゃえばいいんだという、ちょっとした風穴のようなものを見つけられた気が
した。

あぁ、誰かに自分の話を聞いてもらいたい。
とにかく誰かに自分の話を聞いてもらいたい。


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一晩経って

2021-11-16 08:57:06 | テレビ
昨日、犬はヘルニアの診断を受けた。
ステロイドを処方され、夜には飲ませたが、昨日先生が言っていたように、
なんだかいろいろ繋がらない。
それまでは絶対に横にはならないぞという様子だった犬は夕方から徐々に横に
なるようになった。眠くてしかたなくだったのか、横になれるようになったの
かがよくわからない。時々立ち上がったり、変な体制になったりを繰り返しな
がらだったが、概ね朝まで横になった体制で寝られていたので良かった。
しかし、それよりも気になったのは咳だ。
今までとは違う苦しそうな咳。
寝ているとハッとして立ち上がり酷く咳き込む。
これは何なのか・・?
心臓や肺も特段異常がない。気管虚脱もそれほどの程度ではないという診断
・・。
今までの気管虚脱による咳がもう一段階悪くなったというだけなのか・・?

昨日の夜も、私は前の日に2時間、そして昼寝も1時間くらいしかしていなか
ったのでもう疲労困憊で、夜の9時半過ぎに布団に横になり、もうそのまま
寝る勢いだった。しかし犬が度々酷く咳き込むので心配で寝られない。
旦那も一度は自分の寝室へ行ったが咳き込みが聞こえたのか起きて来てくれ
た。「これは何なんだろうね・・?」と2人でずっと心配して見ていた。
しばらく様子を見たあと旦那は、私がかなり眠そうな様子だったからか、
「咳き込んでもそれで死んじゃうって感じではないと思うから、結局その度
に起きても対処できることは何もないから、なかなか眠れないかもしれない
し気になるだろうけど、寝られたら寝てね。」と言ってくれた。
「なぁ、もう限界だよなぁ。」と私の心情を察するかのような言い方をされ
て、一気に緊張の糸のようなものが解けたのか、私は旦那の前でワーーっと
泣き出した。これでもかというくらいにワーワーギャンギャン声を上げて
泣いた。結局はかなり疲れていたってことなんだけど、その前の日からの
不安や、病院に行く緊張や、いろんなものからちょっとの間だけ楽になれた
というか。
犬の命がもう長くないですよと言われている今だけど、こんな旦那もいつか
私は失うの?ということも実は同時に考えていた。
辛い時にこんな風に助けてくれて私を愛してくれる旦那を、と。
夜中だったし、疲れていたのもあってちょっと感傷的になってしまったん
だと思う。
旦那は「明日の朝、俺5時半起きだから、5時半まで俺が○○(犬)と寝よう
か?SARAはそれまでで良かったら下(旦那の寝室)で寝れば?」と言って
くれたが、それはいいと言った。旦那がそれで図太く寝られればいいけど、
やはりそうもいかないだろうから、明日仕事に行く人にそうはさせられない
と思ったので。
その後も旦那はしばらく一緒に犬を見ていてくれたが、私が「もう寝て。
私もだましだまし寝てみるから。このまま見ててもキリがないから。」
と言った。そして旦那は寝室へ行った。
その後も犬は時折激しく咳き込んでいた。
その度に目が覚めながらだったが、何とか朝まで寝ることができた。

昨日、犬がかなり咳き込み出した時は「また肺にお水が溜まってしまったの
ではないか?」とかなり心配だった。はたまた心臓がまた肥大しているの
ではないかとか。しかし予想を外れてヘルニアということで、ヘルニアも
悪くなれば歩けなくなってしまう怖さもあるが、今命に関わることではな
いし、気管虚脱も前よりは悪くはなっていたけどそれもやはり緊急の状態
ではなかったことがわかったので、それは良かったと思う。

また状況が変わって、探り探りで、心配や不安はしばらく続くと思うけど、
なんとか頑張っていこうと思う。

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新たな試練

2021-11-15 16:16:14 | テレビ
また新たな試練に突入した。
このところ犬の容態は割と安定していたが、ゆうべから様子が変わった。
夜中の2時に犬が歩き回る音で目が覚めた。
立ったままウトウトしたりするのだけど、また少し経つと歩き回ったり。眠い
んだけど寝れないといった様子だった。
しばらくすると時々横になったりするのだけど、咳き込んで起きるというのを
繰り返す。横座りのような格好になっても首を床につけられない。発作も何度
か出た。
そうして様子をずっと見ていたら朝5時になった。
旦那の寝室からアラームの音がしたので、旦那のところに行き「様子がおかし
い」と。そこから6時すぎまでは旦那と見守る。途中、夜間の救急病院にも
一応電話してみたが、出ない。
とりあえず旦那は6時過ぎに仕事に出かけた。
旦那を見送る時が精神的に一番キツかった。
そこからは1人で犬を見守り、私は2時間しか睡眠を取っていなかったので
病院に行くまでの間、ちょっとでも寝れたら寝ようと思っていたけどやっぱ
り寝れなかった。
7時過ぎに化粧をして、出かける準備をし、8時に家を出た。
8時半の受付を済ませ、駐車場で待つ。
その間旦那から電話があった。
9時過ぎに診療。
「レントゲンを撮ります」ということで一旦診察室を私だけが出る。
しばらくして呼ばれた。
「いろいろ繋がらないんですよね・・」と先生。
レントゲンの結果、心臓と肺の状態は悪くなかった。聴診でも音は悪くなか
ったらしい。気管虚脱は前より状態が悪くはなっていたが、だからと言って
眠れない、横になれないというくらいの程度ではないと言う。
そこで腰の状態を診てくれたらしく、レントゲンとの照合で、椎間板ヘルニ
アだということがわかった。横になれない、寝れないのは気管虚脱よりもヘ
ルニアの痛みからかもしれないとのことだった。
そして驚きだったのは犬の大きさの1.5倍の大きさのゲージに24時間入れて
くださいと。要するにその状態で絶対安静だということだ。
今、10畳スペースくらいのところを犬にはウロウロさせている。
もう何年もゲージには入れていない。四六時中、その中を自由にさせている。
それをいきなり1.5倍の大きさのものに入れるって・・どうなっちゃうの?
と。
ただでさえ認知症で我慢が効かない。
犬が起きている間私達の姿が見えないだけでギャンギャン鳴く。
そんな犬をゲージに今更閉じ込めることができるのか、犬はその状態に
耐えられるのか・・?と心配になった。
帰ってきて旦那に状態を説明し、ゲージの話もしたが旦那も「無理だろう」
ということを言っていた。とりあえずゲージは旦那が帰ってきてから設置
してもらうことになった。
しかしその後犬はまた寝れずに、とにかく歩き回る。
絶対安静だと言われているのにやはり夕方までこの状態は恐いと思い、
1人でゲージを設置することにした。木製なので重たかったが何とか設置。
しかし少々広めのゲージなのでゲージの中でウロウロしてしまい、意味がな
い。なので家にあったプラスチックの板を切り中に仕切りを作った。
その中でも動いてしまうはしまうが、やはり狭いからか時折動きが止まるよ
うにはなった。
それでも夕方の4時くらいまでは犬はほとんど寝なかった。
横になれないので寝れないといった様子。
しかし4時すぎたあたりからゲージの網にもたれかかったり網の隙間に鼻先
を入れたりしてバランスを取ったりしてウトウトするようになった。
中に敷いた毛布がよれていたので直そうと犬を触るとまたその刺激で酷く
咳き込む。恐かった。
そしてやっと少し前の4時半に寝てくれた。
あんなに意地でも横にならないという様子だったのに、眠気が勝ったのか
今はうつ伏せで寝ている。

ヘルニアにはステロイドが処方された。
5日間飲み、今週また土曜日に受診する。
今晩は寝られるだろうか。
ステロイドは夜だけの服用なので今晩飲ませてそれが効いてくれたらいいな
と思うけど、1回飲んだくらいではさすがに効かないか・・?

私の方は、ゆうべは2時間しか寝ていない割には、やはり気が張っていたのか
朝は割とそれほど眠くはなく、とにかく夜中の2時からの犬の様子を先生に
しっかり話さなくてはという感じだった。
帰ってきてからもなんだか落ち着かなかったし、ゲージを設置したりもして
いて・・。
お昼前にお腹が空いたので、昨日買ってきていたお惣菜の残りでご飯にして
そのあと横になったらさすがに一気に眠気が来たが、犬が何しろずっと寝れ
なかったので私もしばらくは眠れなかった。
それでも2時くらいから1時間くらいは寝れただろうか。その間もちょこちょ
こ犬の鳴き声が聞こえていたような。起きた時も犬の鳴き声で起きた。
そしてやっと4時くらいから犬がウトウトし始めたのでちょっとホッとした。
いつもは午前中の11時くらいから夕方までビッシリ寝ているし、ゆうべも
あまり寝ていないのに、午後になっても全然寝れない様子だったので、この
まま眠れないんじゃないかと思ったが。

夏に犬は角膜潰瘍を起こして、カラーを巻き付けた3週間を過ごした。
その間ちょっとでも目をぶつけたりすると目が見えなくなっちゃいますよと
言われていたのでその時もハラハラしながらの介護だった。
それが8月に落ち着いて、その後は腎臓の数値はまた悪くなってしまって
いたが、普段の様子は最近までは割と安定していた。
私は「たまには誰かと話したい」と旦那にも言っていて、旦那が「また○○さ
ん(義姉)に来てもらえばいいじゃん」と言っていた。私もたまに義姉の
ことを思う時があり、また話したいなという気持ちもあるのだけど、その時
も旦那に話したが、約束した時に安定していても当日近くになってまた犬に
変化があって余裕がなくなったりしても、義姉にも悪いし、なかなかこちら
からは誘えないかなと思っていたら、本当にそんな状況になってしまった。

ただでさえ病気をいくつも抱えている状態なのに、正直、夏の目の件も、
「神様の意地悪」と思ってしまった。それが落ち着いていたかと思ったら
今度はヘルニアか・・という感じ。
一番辛いのはもちろん犬なので、私はいつでも出陣できるようになるべく
寝れる時には寝てこちらも体調を最低限整えておくことがやはり大事だと
思った。
この犬の介護生活で太ったり老けたりするのが恐くて、食事もあまりたく
さん食べないようにしていたり、そして本当に食べられない時なんかも
あったりしていたせいか、最近また爪がまったく伸びなくなったり生理の
貧血だと思うがふらつきも酷かったりしていたのだが、私がこんなことでは
駄目だと思った。
犬が落ち着いていたので節約なんかもきちんと始めていたが、もちろんお金
を使い過ぎないよう気をつけることは大事だけど、変に食事を抜いたり、
あまり食べないようにするのは(節約のためにやっていたことではないが)
良くないと思った。
できるだけこちらも元気とまではいかなくとも最低限の体力は保っていなく
ては。

とにかくステロイドで症状が落ち着いてくれるといいなと。
犬にまた新たな試練が加わってしまった。

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