眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

バレル

2016年11月02日 | Weblog



午前中、色々バレルを試す。
バレルはマウスピース同様大事なパーツでこれだけで音質、音色、吹奏感、やりたい音楽までも変わります。
僕の基準として吹奏感と音の太さを注目し、あまりバレルに音色の多くは求めません。

材質が柔らかいものから硬いもの、外径が細いものから太いもの、縦の長さもミリ単位です。
高級感ある北欧のナチュラル家具の様な色から黒光りしたギラギラしたものまで。

オリジナルとは別の16タイプから最終審査で3つに絞り両方リングの無しのストレートタイプ、太めのまさに樽状のバレル、ストレートでジョイント内径に金のプレートがある3タイプ。

リング無しストレートは響きが少なめだが輪郭がハッキリしてて吹奏感良し。ノーストレス。音程がつかみやすい。インテリ優等生。

太めのバレルは響きはあるものの、こもる感じ(やや鼻詰まりサウンド)吹奏感は悪くない。よく言えば暖かいサウンド。音程が多少見えにくい。ジャズによく合う。北欧家具風癒し系。

金のプレートタイプはとにかく楽器が良く鳴る。吹き込んでもそれだけの反応がある。吹奏感良し。音は派手目。コントロールしないと暴れるタイプ。内径ジョイント金プレートは硬派のヤンキーの学ランの裏刺繍の様。

と、1時間ほど色んなバレルを吹いてここまで何となく結論が出た所でなんと!ハプニング。
最後に吹いたヤンキーの金の刺繍、もとい金のプレートだけが外れてしまい、コルクから離れなくなった。
慌てて銀座ヤマハアトリエの富田さんにメール。
ちょっとパニックになるが楽器を冷まして様子を見てしばらくしたらすんなり外れた。
コルクにトロンバグリスを良く塗っておいたのがよかったみたい。

昼過ぎからオケ授業。
めいおん音楽祭に出演するフェスティバルオーケストラの様子。
12階にある成徳館ホール。響きよくいい音質で聴けるホールです。
終了後、広島へ。


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