今日は全日本吹奏楽コンクール全国大会 職場・一般の部審査。
一日かけて前半後半と26団体しっかり聴かせていただきました。
何年か前から一般団体も職場団体も一緒にやるようになりました。
このカテゴリーは言わば大人の音楽を聴かせる部だけどそういう大人ならではの品のある知的な演奏が少なかったように思えました。
おそらく選曲の時点で現代的爆音イケイケ系なコンクールになんとなく相応しいであろうものを決めるのでしょうが、全ての団体が決してそうではないですが、なんだかもっといい選曲もあるのではないかとも思いました。
しかしながら選曲に関しては点数には全く影響してません。
高校生が高校生でしか出来ないハツラツな演奏をするように大人達は大人ならではの演奏を高校生の延長にならないようにもっと考える必要があるのではないでしょうか。もちろんその団体のシェフである指揮者が第一に考えるところでしょうが。
大人でしかできない選曲、大人ができる表情、艶ある音、無理のない奏法、子供に負けないファンタジー‥‥
これからの一般職場部門の注目する点が見つかりました。
とは言っても全国まで来るのは相当な努力と実力でここまで勝ち上がって来た人達!拍手!
今日のプログラムを見て、演奏を思い出しながら広島へ最終新幹線で帰ります。
偶然新幹線の席の隣の女性二人(大阪箕面市青少年吹奏楽団の父兄)がプログラムを見ている僕に声をかけてくれました。
子ども達は昨日から宇都宮入りし今日の最終で帰るとのこと。
出演者も父兄も審査員も連盟もお疲れ様でした。
さよなら宇都宮。あまり外には出れませんでしたが宇都宮餃子は3食食べました。
小山は2週間後に広響文化庁公演で滞在します。