眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

吹奏楽ゼミナール

2017年11月30日 | Weblog


今日は名古屋音楽大学非常勤講師選考会と選考委員会の会議で一日が終わる。
合間の時間にシカゴミッドウエストの練習。

JBA(日本吹奏楽指導者協会)が主催する吹奏楽指導者の為の講習会「吹奏楽ゼミナール」を今年の12月27日〜29日まで名古屋音楽大学で開催します。
全国から吹奏楽の指導者がここに集まります。
名古屋音大シンフォニックウインズもモデルバンドとして参加します。
年末は名古屋音大で思いっきり吹奏楽を学びませんか?
詳しくはホームページで!
http://www.jba-honbu.or.jp

名音大オケ定期終了

2017年11月29日 | Weblog


午前中、名古屋音楽大学で管楽実習の授業。
昼からはしらかわホールにて名古屋音楽大学オーケストラ定期演奏会。
みんな集中力切れず素晴らしい演奏会になりました。
満員のお客さんから盛大な拍手を頂き生徒も嬉しかったことでしょう。


集中練習

2017年11月28日 | Weblog


明日本番の名古屋音楽大学オケの集中練習。
約1か月前から練習が始まり明日本番。
ブルックナー、ベルク、ドビュッシーと名曲です。
明日しらかわホール18時半本番です。

先日、身体を鳴らす事について書いた。
実際身体からは音は出ないし、振動体ほどでもない。
今年から名古屋音大に就任したトランペット講師の上田仁先生が学生オケの中で吹くことがある。
彼の演奏はとても素晴らしく学生にも為になっている。
この彼の素晴らしさというのはなにか分析してみた。
もちろん彼の音色もテクニックも申し分ないと思うが明らかに学生と違うところは楽器の鳴らし方である。
上田先生には吹奏楽の中でも吹いてもらうことがあるが、生徒達は彼の響きに包まれとても吹きやすそう、あたかも生徒達がその音を鳴らしてるかのような錯覚にも陥る時がある。
学生の場合トランペットから音が聴こえる。上田先生の場合、どこから音が出ているかわからないくらいの響きをもち相当な倍音を発しているようである。
トランペットの1番奏者は吹奏楽もオケも一瞬で変化する程の大きな影響力を持つ。
長年プロの世界で(現在も)培った音の響き、無理のない奏法、バンドを変える影響力、他の楽器との絡み合いなど、言葉でいくらいうよりもそこに答えが丸見えなので学生達は全て盗みまくって欲しい。
人の演奏を多く盗み、自分の中で消化し、自分がそれを再現すること。
そしてそれが少しでもモノになれば忘れないということだ。
学生は上手くなるのは早いが、忘れるのも早い!



身体を鳴らす

2017年11月25日 | Weblog
朝早く新大阪を出発し広島へ。
エリザベト音楽大学でレッスン。
1.2年生の音色が随分良くなってきた。
普段から奏法、リード、音のイメージの事を何度も何度も繰り返し言ってきたからだろう。
音は急には良くならない。
いいリードを付けた所で一時はいい音色になるがそれはリードのおかげ。
いいリードを自分で見つけいい奏法とイメージで初めて自分の音色ができる。
オケマンが長い年月をかけて出来上がる音は一発の音でも感動する。
苦悩してやっと出来上がった年輪の音である。

特に冬場は寒いから身体が固まりやすい。
喉の開きにも影響してくる。
リードと下唇のあたる場所、いかにリードの振動を止め過ぎない丁度良いプレスを見つける事も大事だ。
リード楽器はややもするとリードが100パーセント音色のせいに思われやすい。
確かにいいリードはとても大事であるが、クラリネットを演奏する事を100頭分するとリードはそのうちの1。
後の99は奏法、特に身体の使い方一つ一つクリアしていくことが大事である。
そのあたりはピッチャーの投球フォームと同じ事が言えるであろう。

クラリネットとサックスは楽器の中で唯一、歯が直接あたっている楽器である。
つまり骨伝導により身体全体の骨まで振動する楽器という事であり、身体も振動を感じやすいという事だ。
身体を鳴らす。その身体を慣らせる。

一昨日、ヤマハアトリエ東京でレジスターキィを金メッキ(ピンクゴールド)にしただけで鳴り方が大きく変わった。
下管までより響く。全キィをピンクゴールド化に検討中。
これも音色を良くする事の1つ。


佼成wo大阪定期本番

2017年11月24日 | Weblog





午前中、大阪へ新幹線移動。
大阪ザ・シンフォニーホールにて東京佼成wo大阪定期本番。
シンフォニーホールはなにわwoで毎年やってきたホール。
帰ってきた感じでホッとするホールです。

コンサートは昨日に引き続き名演でした。
大阪のお客さんも大喜びだった様です。
サックスソロの田中さんの責めの演奏でお客さんのボルテージも一気に上昇し、極めつけは吹奏楽史上最速の華麗なる舞曲でお客さんも奏者も狂喜乱舞。

本番後は佼成クラパートと大阪のクラ吹きで打ち上げ。
二次会まで行き3時就寝。梅田泊まり。

この1週間は中部フィルのコンチェルトから始まり福井のクラリネットフェスティバル、佼成wo東京&大阪定期と連続の本番の旅で充実した毎日でした。



佼成wo定期本番

2017年11月23日 | Weblog



東京佼成ウインド定期本番。
サックス田中さんのソロ素晴らしかった。
リハーサル初日から完璧で本番も余裕の巧さ。
いつもニコニコ、飄々としてますが何ヶ月も前から準備されたんだろうなぁ。
ショスタコのボルトが凄い音!大橋さんの編曲も素晴らしく、それに応えた指揮者の飯森範親さんと佼成の楽団員。
渦巻くミラクルサウンドが芸劇に響き渡りました。(写真色んな所から引用)
ボルトの各ソロ奏者もbravo!
華麗なる舞曲は吹奏楽史上最速。ダブルタンギングと指が合わなくなるくらい速いのだが、そのスリル満点なスピード感がまたいい感じ。
明日は大阪 ザ・シンフォニーホールで19時から本番!
巣鴨泊まり。




佼成リハーサル3日目

2017年11月22日 | Weblog



朝、ヤマハ銀座アトリエで楽器選定。
午後から池袋の東京芸術劇場で佼成定期リハーサル3日目。
指揮者 飯森範親さんのやりたい事が上手くいきどの曲も完成度が高い。
明日は14時から東京芸術劇場です。

リハーサル後はクラリネットセクションで飲み会。
本番前なのでちょっとのつもりが4時間半も飲んでしまう。


佼成リハーサル2日目

2017年11月21日 | Weblog


佼成リハーサル2日目。
ボルトのオープニングからトランペットのファンファーレが素晴らしいサウンドです。
飯森範親さんのアイデアでどんどん曲が面白くなっていきます。

横で吹いている小倉さんはかれこれ35年くらいの付き合い。
同じヤマハプレイヤーということもあって楽器の話が尽きない。


佼成リハーサル1日目

2017年11月20日 | Weblog


朝、新宿のホテルから佼成ウインドのリハーサル場へ。
ショスタコのボルト、華麗なる舞曲、スミスの序曲、田中さんソロによるクレストンのなど。
指揮は飯森範親さん。
休憩中に顔合わせるなり「なんでここにいるの?」とびっくりしてたようで佼成のトラに来てるとは思わなかったようだ。目の前に座っているのに。
範親さんの華麗なる舞曲がとてつもなく速くダブルタンギングでも追いつかない。
過去、聴いたり演奏したりした中でも最速。
これ以上はあり得ないだろう。
佼成の雰囲気はとても良くやりやすい職場です。
11月23日東京芸術劇場 24日大阪ザ・シンフォニーホール。



クラリネットフェスティバルin福井本番

2017年11月19日 | Weblog






クラリネットフェスティバルin福井本番。
写真はゲストによるスペシャルアンサンブルのゲネプロの様子。山本正治先生が指揮です。

13時から本番。
アマチュアのクラリネットアンサンブルとゲストによるソロ。
コバーチとコハーンの曲を演奏しました。
締めはにスペシャルアンサンブルと中高生大学一般とゲストプレイヤーによる270人のクラリネット吹きによるクラリネットオーケストラ。
実行委員長の豊永さん素晴らしいオーガナイズでした、拍手!

気がつけば夜の18時半。
呼んでいたタクシーに乗り福井駅から東京へ。
道中ヤマハの富田さんと車中打ち上げでした。
明日から佼成ウインドリハーサルです。


中部フィル終了

2017年11月18日 | Weblog



朝10時家を出て松阪へ。
中部フィル松阪定期本番。
何とか終了しました。

福井行きの電車の時間が迫っていて本番終わるなり早着替えでタクシーに飛び乗りJR松阪駅から名古屋乗り換えでしらさぎ号で福井へ。

終わって指揮者の藤岡さんや中部フィルの方々と記念に写真でも撮りたかったなぁ。

福井へ着き、夜遅くにヤマハの人達、共演する京響の小谷口直子さんと飲み会。
明日はクラリネットフェスティバルin福井です。




中部フィルリハーサル

2017年11月17日 | Weblog


名古屋から30分も乗ると田園風景と山々が見えます。
昼前に中部フィルの練習場に到着。
13時からコンチェルトの合わせ。
指揮者の藤岡幸夫さんと久しぶりの再会。
中部フィルとは初めてのご対面。
とっても暖かいオケで素晴らしいサウンド。
アンサンブルが素晴らしく仕掛けて上手くいかなかった場所も2回目の合わせでは指揮者と共にバッチリ合わせてくれるあたり流石だなと思いました。

自分のコンチェルトよりも気になるプログラムが!
リードのアルメニアンダンスとジェイガーのシンフォニアノビリッシマをオーケストラで演奏します。
アルメニアンの8分の5拍子のサックスのソロを名古屋音楽大学卒業のチェロ首席 河合君が楽しげに弾いているではないかっ!
いつもオリジナルで聴いているリードやジェイガーの色が変わるとともに音楽も柔らかく艶のあるサウンドになります。この企画面白い。
明日15時から本番です。




怒涛の1週間

2017年11月15日 | Weblog




今週の金曜日から演奏活動で忙しくなります。

旅を自分用にメモ

18日(土)中部フィル定期でコンチェルト。
本番後速やかに福井入り。福井泊まり

19日(日)日本クラリネット協会フェスティバルでゲスト演奏とスペシャルアンサンブル。
本番後速やかに最終で東京入り。新宿泊まり

20日〜22日東京佼成ウインドリハーサル、
23日東京芸術劇場本番。
24日大阪・シンフォニーホールで大阪公演。
最終で広島入り。(打ち上げがあれば大阪泊まり)

25日エリザベト音大レッスン。
最終で名古屋。

明後日あたりから冬将軍到来らしいので暖かい衣類を用意しないと。