眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

名古屋アカデミックウインズリハーサル

2023年05月31日 | Weblog



名古屋アカデミックウインズのリハーサル初日。
皆さんに会うのも久しぶり。

エルガーのセヴァーン組曲の吹奏楽版は今回が初めて。
元々、金管アンサンブルの曲だそうで、オケ、吹奏楽にアレンジされている。
エルガーらしい甘いメロディと清々しさを感じる気品高い音楽です。

ウインドアンサンブルのルーツを探るということでルネサンスの音楽、モーツァルトの13管、ベートーヴェンの軍楽隊行進曲、ホルスト...と現代まで遡ってきます。

名古屋アカデミックウインズ事務局より
【チケット販売についてのお知らせ】
皆様にチケット販売についてお知らせです。
満席近いご予約をいただいている為、これからチケットお申し込みの方はキャンセル待ちとさせていただきます。ご了承くださいませ。
なお、チラシ掲載の各楽器店及び事業団チケットガイドでの販売は終了させていただきました。






元禄、秘技Ⅳ、祝典序曲

2023年05月30日 | Weblog


午前中レッスン、昼過ぎから吹奏楽授業。
曲は櫛田鐡之助の元禄、西村朗の秘技Ⅳと小長谷宗一の祝典序曲。
小長谷さんの祝典序曲は28年前(1995年)に名古屋音楽大学創立30周年を記念して書かれた曲で、音源がないのでいずれ録音をしてみようと思う。

元禄も秘技も昨日、今日くらいに生徒に楽譜が配られたと思うが今日のリハーサルはどのパートも良くさらってくれて、いいリハーサルになった。

秘技Ⅳ

ひたひたと始まり、次第に速度をあげて高まって、最後は虚空に炸裂消滅する幻想のマーチ。

深い森の闇の向こうから、魔物の集団のような行進が近づいてくる。その群れにあっという間に包み込まれ、引きずられ、あおられるように自分も行進に加わる。

行進は全体がひとつの生き物のようにうねり、線状や点状に様態を変えつつ諧謔し、興奮し、狂乱し、叫びわめいて最後は疾走状態となり、ついには中空に炸裂するように消滅する。秘儀の祈祷が呼び起こす一種悪魔払い的な交響幻想行進。打楽器群の行進リズムに乗って、旋律的あるいは点描的なユニゾンが展開される。東洋風な旋法が現れ、一部ではバリ島のケチャ風なユニゾンも奏される。

前作、秘儀III〈旋回舞踊のためのヘテロフォニー〉が3拍子の舞踊曲であったのに対し、このIVは2拍子のマーチ。両曲は姉妹作である。IIIと同様に各楽器の使用音域も演奏が容易な範囲にとどめている。

(西村 朗)





名古屋アカデミックウインズ告知

2023年05月29日 | Weblog



今日は大学で丸一日レッスン。
合間に明後日からの名古屋アカデミックウインズ第11回定期のプログラムを勉強。
今回のテーマはウインドアンサンブルのルーツを探る、ということでルネッサンスまで遡り古典派、現代までの流れをご紹介します。
グランパルティータは久しぶりです。


可児市へ

2023年05月27日 | Weblog





午前中、名電でレッスン。
一年生のクラリネットが沢山入部した様で良い感じの人数になりました。

午後は岐阜県可児市に移動して進路ガイダンス。
可児市まで高速と下道で丁度1時間くらい。
ガイダンス前に可児市文化創造センター大ホールにて地元の高校生の吹奏楽の演奏を聴かせてもらいました。
コンサート後は沢山、ガイダンスに来てくれました。
今度はオープンキャンパスでお会いしましょう!


大学院学内リサイタル

2023年05月24日 | Weblog







レッスン後は大学内で大学院生の保坂さんの学内リサイタルを聴く。
プログラムはバイオリン、クラリネットとピアノのトリオでバルトーク:コントラスツとミヨー:組曲、ヒンデミットのソナタとストラビンスキーの3つの小品という20世紀の傑作。
ピアノもバイオリンも大学院の同級生。
とてもレベルの高い演奏を聴かせてもらった。試験ではなくリサイタルなのでもう少しお客さんが来たらもっと良かったかなと。

一般大学から名古屋音楽大学大学院へ来て1年が過ぎ、持ち前の頑張りと常に真面目にいい音楽に向かう姿勢は素晴らしい。

半年前からこのハードなプログラムと向き合って練習してきて、今日のこの本番。
しばらくはゆっくり休んでください。

風に立つライオン

2023年05月23日 | Weblog






朝、名古屋音楽大学4年生クラリネットの生徒が教育実習中なので高松市の中学校へ監督訪問。
今日が実習初日でかなり緊張して様子。
暖かい目で見守りました。

昼前に学校訪問で高松一高へきている名古屋音楽大学森准教授、森谷准教授のお二人が母校の生徒をレッスンするので見学に行きました。
歌う時や息を吸う時の身体の使い方、発音の正確さ、普段の発声のトレーニング方法等、管楽器にも共通するなぁと思いながらいいレッスンを聴講しました。
生徒も短い時間でいい方へ変わっていくのが興味深い。
ヨーロッパやアメリカ等、世界中の歌劇場で今も活躍しているお二人を間近で聴けたことも一高の生徒にとってラッキーだったと思います。

お昼ご飯は高校近くのうどん屋に行ったらN響Tbの吉川先輩(1つ上)にばったり出会い、短い時間でしたがオケ談義ができました。写真撮ってくれたのは一高Tb後輩の村山先生。




高松からの帰りアップルミュージックの何を聴いて時間を潰そうかみていたら「さだまさしベスト」があったので懐かしく聴いた。
ドイツ留学中、このCDで何度も励まされたことか。
中でも、風に立つライオン、雨やどり、親父の1番長い日がお気に入り。
2014年、広響とさだまさしさんで共演した時、本番後にさださんの楽屋を訪ねて、さださんの歌で留学中は随分と励まされたんですよ〜と言ったら凄く喜んでくださり、そうか!一緒に記念写真撮ろう!と、さださんから言ってくださったのを良く覚えています。
あれからもう10年近く経つのか。






オープンキャンパス2023課題曲演奏会

2023年05月20日 | Weblog







名古屋音楽大学オープンキャンパス。
昨日から熱があり、コロナ検査では陰性。
午前中のレッスンと昼からの吹奏楽課題曲演奏会があるので何とかロキソニンと風邪薬で熱を冷まして本番。
生徒達は金沢の音楽祭同様に素晴らしい演奏をしてくれた。
一昨日の大雨で寒暖差で身体が冷えたようだ。
鼻水と頭痛もひどい。


New Music from Meion

2023年05月20日 | Weblog




6月18日(日)15時から
名古屋造形大学内 名城公園キャンパスホールにてNew Music from Meionコンサートを行います。
名古屋音楽大学の作曲コースと管弦打コースとのコラボ演奏会です。
作曲コースの8人の作品はゴールデンウィーク明けに完成しており、今は奏者間でリハーサルの段階です。
テーマは管弦打を使って10人までのアンサンブル。
一切電気系の楽器や物を使わない、後は自由に書きたいままを、という所です。

作曲コースの世界初演作品を解説付きでのコンサートです。
是非お越しください!




シンフォニックウインズ課題曲演奏会

2023年05月18日 | Weblog



5月20日(土)13時〜
場所:名古屋音楽大学内 成徳館12階ホール

名古屋音楽大学オープンキャンパスにてシンフォニックウインズによる課題曲演奏会を行います。
当日飛び込みでも大丈夫です!

午前中は音大生によるワンポイントクリニックもありますので是非お越しください。要予約
【申し込み先】
入試・広報センター
TEL 052-411-1545
E-mail kouho_on@meion.ac.jp

教員によるワンポイントレッスンは締め切りました。また次回のオープンキャンパスでよろしくお願いします。


kobe国際コンクール要項

2023年05月16日 | Weblog







kobe国際コンクールの募集要項が出ました。
どしどしご応募ください!

午前中、レッスン。
1年生のマウスピース等の仕掛けを変えたら驚くほど音が太くなりよく響く音になった。
その良い音で鳴る、響く状態を覚えておくことが大切。

昼過ぎから今週の土曜日の吹奏楽課題曲演奏会のリハーサル。
吹奏楽コンクール2023課題曲を全曲演奏します。