今日から3日間、1.2.3年生の後期実技試験。
今日はフルートとダブルリード、打楽器、邦楽と色々な楽器を審査。
皆さん頑張っています。
ピアニストは共演者なので背を向けてソロ奏者の視界から伴奏者が全く消えてはいけない。
何人かの生徒がそうなっており、伴奏者はカラオケマシーン状態。
生演奏をその場で共演する方なので、全て裏で合わせてもらっている、といった感覚は無くすべきかな。
そしてほとんどが楽譜をガン見、楽譜に喋るように吹いている。楽譜と吹き手の距離だけの音楽、ソバ鳴り。これは木管楽器に多い。ホールの特性が生かされていない人があまりにも多い。
このあたりは慣れなんだろうけど、暗譜するくらいさらって、譜面は置いていていいから、楽譜はチラ見が良い。
試験だけど演奏会の様な雰囲気で吹いたものは印象も良い。
アンサンブルでは構わないだろうが、ソロでは客席の聴き手に訴えかけるような余裕が欲しい。
楽譜に訴えかけるのではなく、聴衆に訴えかけるのだ。
中々上手くいかないけどね。