眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

ゴム栓

2025年02月10日 | Weblog



丸一日大学で練習。
帰宅途中、日曜大工屋でネタ探し。
バスクラリネットのベルに音程調整用の2cm程の穴があるのだが、最低音のさらに半音低い音の補正用にゴム栓を購入。
これを聞いてもなんのこっちゃクラリネットの人が聞いてもわからんだろうなぁ。




アンサンブルコンテスト北陸大会審査

2025年02月09日 | Weblog







朝、9時から福井ハーモニーホールにてアンサンブルコンテスト北陸大会審査。
ホールの周りは凄い雪。まるで昔行ったノルウェーの風景の様だ。

小学校の部から中学校、高校、大学、一般と一日で大会は行われ、少しヘトヘトになりました。

帰りの電車は乗り換え4回。 
この夕方の時間は乗り換え時間が全然ないか1時間待たされるかで丁度良い時間が少ない。
やっぱり北陸も車の方が便利だ。

審査で同じだった佼成コンマスのサックス林田君がいいカメラで撮ってくれました。








2回目の積雪

2025年02月08日 | Weblog
















朝起きると一面の銀世界。
名古屋では今年2回目の積雪。

朝早くに大学へ行き、自衛隊音楽隊がめいおんホールで室内楽コンサートをやるので、鍵開けと管理。
お昼前から、めいおんクラリネットクワイヤーのリハーサル。だいぶ良い感じに仕上がって来た。来週本番。

夕方、明日のアンサンブルコンテスト北陸大会の審査のため、福井県へ電車移動。
高速は全線通行止め。
日本海側の積雪は凄いことに。









敬愛なるサックス奏者

2025年02月06日 | Weblog


朝、訃報が届いた。
まだ喪に服す時で、思い出話に浸る時期ではありませんが、皆様に知っていただきたくここに記します。

20年以上前、彼がまだ愛知県立芸術大学大学院を卒業したばかりの頃の話、なにわオーケストラルウインズにサックスの雲井さんが出られないから優秀な弟子を紹介すると代わりにやって来た彼。
オケマンの猛者どもが集まった中、まだ大学生の様なフレッシュな雰囲気なサックス奏者が。
休憩中ポツリと1人でいる彼に
「なにわOWへ、ようこそ!ねぇ、今日リハ終わったらみんなで飲みに行かない?」
彼との最初の会話。
そこから意気投合し、なにわOWのリハーサル後は毎晩飲み語りあった。
彼は2年連続でなにわOWに出演してくれたが、翌年から雲井さんが戻って来たので彼のなにわOWでのお役目はそこで終了となった。
当時、彼がなにわOWの経験を元に名古屋で同じ様な演奏会を開催していると聞き嬉しくもなった。

時は過ぎ....私が2016年4月に名古屋に移り住んだ時に名古屋といえば、彼だと思い、メッセンジャーで「今、伏見にいるから出て来てよ」と、お久しぶりです!の挨拶もなく、お互い昨日ぶりくらいの再会であった。
それから毎晩の様に伏見のザ・キノシタで飲み、将来の夢希望を語り合った。

皆の知る通り、明和高校音楽科の専任教員であり、色んなスタイルの自主公演を行い、カルテットを頑張ってたり、名古屋中のオケも常トラ(売れっ子エキストラ)、若い人向けのサキソフォンコンクールや、各講習会、学校訪問など活発だった。

彼も2人のお子さんを持ち、昔の様に毎晩飲むことは無くなったが彼がブログを毎日更新していたので何となく動向を見守っていた。
また2年前から彼は名古屋音大で非常勤講師、私は明和高校で非常勤と共通の学校ができ、つい先日も大学研究室を訪ねてくれて語り合った時に、またこれから新しい事も一緒に頑張っていこうな!と誓い合ったばかりである。
みんな彼との美しい思い出が多かれ少なかれあると思う。

1番悔しいのは彼である。
残された奥様と2人のお子さんの事を考えるといたたまれない。
そしてたくさんの教え子達。
彼の死を惜しみ全国的に深い悲しみに包まれた。
人間的魅力があり、みな彼の様になりたいと思わせる人物。

堀江裕介よ、早すぎるよ...合掌




シュタイナー氏と

2025年02月05日 | Weblog















ザルツブルクモーツァルティウム管弦楽首席クラリネット奏者フェルディナンド・シュタイナー氏が名古屋音大に来校され、グライヒヴァイートのマウスピース&バレルを披露していただき試奏会。
生徒達にも吹いてもらい満足そう。
大学では購入できないので後日楽器店での販売。
2/16のアイリスクラリネットフェスティバルでも展示します。
シュタイナー氏の素晴らしいお人柄、すぐに打ち解けました。
来年度はマスタークラスでお呼びしたい。

実技試験2日目

2025年02月04日 | Weblog




名古屋音楽大学1.2.3年生の実技試験。
今日は昼からクラリネット、サキソフォンをたっぷり聴き審査しました。





名阪クラリネットカルテット2025
名古屋.大阪.姫路コンサートツアー2025‼️

◾️Googleフォーム予約(当日精算)

チケット🎫はteketでも販売しています!

■名阪CQ2025名古屋公演 
開催日時:2025/3/4(火) 開演19:00 〜
会場:電気文化会館 ザ・コンサートホール
イベントURL:https://teket.jp/9038/44282

■名阪CQ2025大阪公演 
開催日時:2025/3/5(水) 開演19:00 〜
会場:大阪市立阿倍野区民センター小ホール
イベントURL:https://teket.jp/9038/44327

■名阪CQ2025姫路公演 
開催日時:2025/3/7(金) 開演19:00 〜
会場:アクリエひめじ 小ホール(姫路市文化コンベンションセンター内)
イベントURL:https://teket.jp/9038/44329

■プログラム
・阿部勇一:好き好きチャイコフスキー(委嘱作品)
・酒井格:スイート・ジェラシー
・T.エスケシュ:タンゴ・ヴィルトゥオーゾ
・ J.ハーウィッツ:La La Land
・福田洋介:ガラスの香り(cl4版)
・J.プレス:「ハセナ」より結婚の踊り
・井澗昌樹:名阪CQ委嘱作品 他
・これでいいのか?クラリネットアンサンブル検証実験

■入場料:一般3000円 学生:2000円(大学生以下)全自由席
未就学児のご入場はご遠慮ください

■出演者
・金井信之(元大阪フィルハーモニー交響楽団第1奏者・立命館大学応援団吹奏楽団常任指揮者)
・橋本眞介(元広島交響楽団・名古屋音楽大学教授)
・ブルックス 信雄 トーン(元大阪フィルハーモニー交響楽団第1奏者・愛知県立芸術大学准教授)
・ロベルト・ボルショス(名古屋フィルハーモニー管弦楽団首席奏者・名古屋音楽大学客員准教授)
・スペシャルゲスト:美郷(パーカッション奏者)


本番中の楽譜はチラ見

2025年02月03日 | Weblog



今日から3日間、1.2.3年生の後期実技試験。
今日はフルートとダブルリード、打楽器、邦楽と色々な楽器を審査。
皆さん頑張っています。

ピアニストは共演者なので背を向けてソロ奏者の視界から伴奏者が全く消えてはいけない。
何人かの生徒がそうなっており、伴奏者はカラオケマシーン状態。
生演奏をその場で共演する方なので、全て裏で合わせてもらっている、といった感覚は無くすべきかな。
そしてほとんどが楽譜をガン見、楽譜に喋るように吹いている。楽譜と吹き手の距離だけの音楽、ソバ鳴り。これは木管楽器に多い。ホールの特性が生かされていない人があまりにも多い。
このあたりは慣れなんだろうけど、暗譜するくらいさらって、譜面は置いていていいから、楽譜はチラ見が良い。
試験だけど演奏会の様な雰囲気で吹いたものは印象も良い。

アンサンブルでは構わないだろうが、ソロでは客席の聴き手に訴えかけるような余裕が欲しい。
楽譜に訴えかけるのではなく、聴衆に訴えかけるのだ。
中々上手くいかないけどね。

中日コンテスト審査

2025年02月02日 | Weblog



西尾市文化会館にて中日コンクール個人重奏コンテスト。
アンサンブルとソロ部門をしっかり聴かせていただき審査しました。

クエン酸

2025年02月01日 | Weblog



一般入試。
研究室にてリードの研究。
古くなったリードを復活させる動画を元広響の同僚高尾さんが出していたので試してみる。
唾液の成分に含まれるカルシウムがリードに染み込み固まったものをクエン酸で溶かして新品の状態にしてみるとのこと。
これはいいかも。合わせてその後にブドウ糖に漬けてさらに新品に。
苦かったり、甘かったり、リードの味は大変ですが。


黙祷

2025年01月31日 | Weblog




今日も一般入試。
秋山先生のお別れの会に参列したかったですが、名古屋から黙祷 合掌
また秋山先生との思い出話は色々と書こうと思います。

今年のゴールデンウィークにクラリネット協会コンクールがあり、課題曲等発表されました。


一般入試

2025年01月30日 | Weblog



今日は名古屋音楽大学の一般入試。

研究室のデスク周りの整理をしようと思ったが各機器の配線がとてもややこしく、こういうことにやたら詳しい音楽ビジネスの生徒に手伝ってもらうことにした。

夜、バルドン楽器店でレッスン。
クラリネットがとても上手い中学2年生が音楽科のある、とある高校へ進路を決めたとの事。
ピアノかクラリネットで迷っていたが、お正月にクラリネットの道で行きたいと一大決心したらしい。
がんばれ!

Jerry Chae氏の演奏会

2025年01月29日 | Weblog



名古屋音楽大学4年生卒業実技試験。
今日は木管楽器と弦楽器。

夜は生徒を連れて愛知県立芸術大学での演奏会へ。
クラリネットは韓国芸大のプロフェッサーでJerry chae先生。
集中力のある丸い密度の高い音に無理のない理想的な奏法、弦楽器とも元オケマンらしい素晴らしいアンサンブルを披露してくれました。
またお人柄も素晴らしい。
一緒に行った生徒達もいい刺激になったのではないかな。
再来年の韓国のクラリネットフェスティバルでchae先生ともお会いしたい。






製本は必ず

2025年01月28日 | Weblog



今日は丸一日、名古屋音楽大学4年生の卒業実技試験。
この4年間という多年の研究の集大成。
金管楽器と打楽器を審査。

気になったのがソロの譜面を製本していない生徒が多かった。
慣れればめくりは大丈夫なんだろうけど、ホールによっては空調がキツいホールもあり、本番中に譜面がペラペラと落ちるといった痛い目に合う前に必ず製本をする習慣を持つべきだ。
製本をしたら思う様にめくれないという生徒もいた。
それは製本の仕方がめちゃくちゃ下手なのである。
是非実践して欲しい。私で良ければベストな製本の仕方を伝授します。
これはプロオーケストラのライブラリアンから習った技です。
もっと言うと本当は原譜がいいのだけど。


ニューアーティストモデル

2025年01月28日 | Weblog



アトリエ東京でお借りしているヤマハのニューアーティストモデル。
今、持っている楽器もよく響き音色がいいのだが、このニューモデルはより密度の高い太い柱とレガートがよくかかる。
今の楽器も10年使っていてまだまだ良い感じだが、もう一本欲しくなった。


秋山和慶先生のご逝去について

2025年01月27日 | Weblog