名古屋音楽大学オープンキャンパス。
沢山のご来場ありがとうございました。
学生達にウェルカム演奏で木管五重奏を演奏してもらいました。
OP終了後、大きめの部屋でリードを調整しました。
若干暑さも和らいできて気候が変化しはじめ、この季節の変わり目はリードの衣替えになってきます。
半分くらいのリードが基音の低次倍音が少なく弾かれました。
🔳本番リードの決め方と調整
本番リードの調整方法は新しい1箱(10枚)から7.8枚音の良いもの、沢山の倍音を含むリードを2軍リードケースへ。ペラペラは外れる(1次オーディション・それぞれのリードにマジックで番号を打つ)
最初から抵抗良く鳴るリードは寧ろ少し疑ってかかった方が良い。リードケースには入るがいずれ変化して最初の印象より変わること多し。
毎日どのリードも少しずつでも吹く。水分と振動を定期的にかけてやる。極端に変化してダメになったリードは外れる。
しばらく(4.5日毎日)吹いて馴染ませると、リード自体変化が少なくなってくる。
1週間くらい吹いてくると2.3枚は外れ、4.5枚が残る。新しいリードの時よりはかなり変化が少なくなっている。
この時点でリードの持つ豊かな倍音を良く感じること。(楽器の振動を良く感じる)
同時に息がまとまる様にリードが振動しているかも重要。
息に対して抵抗の強すぎるリードは徐々に調整する。
先端はいじらない。左右非対称はかるく調整。リードそれぞれの個性があるので一概にココを削った方が良いというのはない。
2.3日かけて調整する。1日でいっぺんに調整しようとすると大体の場合、後に薄くなりすぎる。
常にコロンデール(息の柱)を持ち、身体と楽器が一体化した様な共振状態を感じ、下唇の程よいプレス加減と息をまとめる口の中のコントロール。
夜は大学近くの彩華ラーメン。