刈谷クラリネットフェスティバル終了しました。
満員のお客さんに囲まれ素晴らしい時間をクラリネットの皆さんと共有しました。
3ヶ月も一緒にリハーサルを重ねて本番に臨んだので団員の皆さん本番は余裕のある演奏、また思い出に残るいい演奏会になったと思います。
演奏と企画していただいた刈谷クラリネットクワイヤーの皆様は本当にお疲れ様でした。
演奏会の途中でMCの方からのインタビューの中で「ズバリ一言で!橋本さんにとってクラリネットとは?」と聞かれ、「最高のおもちゃです!」と。
ほろ酔い加減の電車の中でフト思ったこと。
小学生から始めたクラリネットを吹いていた頃はクラリネットが確かにおもちゃの様な感覚で吹いていた。何となく感覚で吹いていたし、怖いものは全くなかった。
それからスケールやエチュード、ウェーバーやモーツァルト等、色んな曲と出会い、色んな先生に教えていただきながらクラリネットを学び始める。
本場ドイツまで留学したり、オケが仕事となり、人前で表現する事が当たり前の生活となり、また大学で生徒に正しい吹き方や曲を教え、それもまた当たり前の生活になる。
ここ最近、クラリネットがおもちゃの様に遊べる感覚になってきたのは自分の中の変化かと思う。
時には格式高い演奏会もあるし、今日の様なカジュアルなコンサートもあるが、クラリネットを吹き初めて45年、プレイするこのクラリネットがおもちゃだと、やっとこの頃わかってきた気がする。
クラリネットを初めて持った時のワクワクした気持ちが今日のコンサートには確かにあったと思う。
お客さんに笑顔で楽しんでいただき、また感動をお届けするコンサートをこれからもたくさん続けようと思いました。
この刈谷クラリネットフェスティバルは来年も10月に開催されるようで、指揮をする事となりました。参加者多数お待ちしています!
楽しいですよ〜!