眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

WDRケルン放送交響楽団

2009年02月24日 | Weblog
午前中、ソレイユへ映画「チェンジリング」を見に行く。
「おくりびと」はアカデミー賞を取った翌日なので長蛇の列。
午前、午後は完売だそうな。
「チェンジリング」も見たかったのでこちらを観ることに。
アンジェリーナ・ジョリー主演、クリント・イーストウッドが監督。
チェンジリングというのは、ヨーロッパの伝承から取られた言葉だそうで
「取り替えっ子」という意味だそうな。
とても辛く、厳しく、悲しい実話の映画でした。
精神病院にまで入れられながらも自分を失うことなく、子供を探し続ける母の強さ。
母は本当に強い。
観て良かった。「ベンジャミン・バトン」に続き深く感動した。

夜はWDRケルン放送交響楽団を聴きにアルソークホールへ。
ドイツの放送響はドイツにいた頃からいろんなオケを聴いたのだが
WDRを生で聴くのは初めて。
全ての奏者がホールに左右されず楽に響かせ(浮かせる)いい音色だった。
もっといい音響のホールで聴きたかった。

ドイツの音大で同級生だったソロクラリネットのNicolaは降り番で会えなかったが、
Thorsten Johanns氏とUwe Lörch氏の両クラリネット奏者と演奏会後、挨拶がてら話をした。
仙台、東京で3回、昨日は名古屋、今日は広島、明日は福岡という
ハードスケジュールでお疲れのようだったが、素晴らしい演奏でした。
演奏会後ホール近くの焼き鳥屋「野武士」で飲み会。