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置かれた場所

2013年02月14日 | Weblog


 いったん行うと決めてしまうと、あとに引けなくなる場合があります。また、意地を通すことにより周囲に存在感を見せつける効果もあります。
 しかし、今は良いことならそれは認められることが多いですが、そういう時代ではなく、もっと進んだ世の中になっているのではないかと思います。

 

 高い所に上がって下界も見ると、毎日あくせくと一人相撲を取っている自分のことに気づくものです。たまには高い所に上って見るのも良いことですね。

                   

 私は中国のものとか古典に出逢ったときに、いつも原文と四つに取り組んでしまう癖があり、しまいには何を言おうとしているのかを見失ってしまうことが多いです。
 それで、暫く前ですが古本屋でこういうのを見つけました。「なんじゃい、マンガなんかでわかるのかい」と、と思いながらも買ってしまったので、仕方なしに何年か後に読んでみました。

 そしたら、なるほど老子や荘子がどのような事を言いたかったのかが良く分かるのです。こりゃあ良いやと思ってドンドン読んでしまいました。なかなか面白かったです。訳文があり、それをベースにマンガにしてあるので、要点は外れていないようです。こういうアプローチの仕方も専門外の分野では良いものかなと思いました。

                   

 すると、たまたま今日の夕方。NHKの「ゆうどきネットワーク」で、この本を書いた作者のインタビューをやっていました。
 彼女の半生を簡単に振り返ってもらったり、この本のタイトルの言葉に出逢ったときのことを聞いているうちに、逆境に置かれたときに、この言葉に救われたのだそうです。彼女の生き方をインタビューの中で聞かせてくれましたが、とてもすばらしい人なのだなと思いました。そのうちにこの本も読んでみたいと思っています。

 原文は  Broom where God has planted you.
        (神が植えたところで咲きなさい)

 子どもの頃から、断崖絶壁に生えている木を見て、あそこにあの木の種が落ちた。神様が此処で生きなさいと命じたのでしょう。あの木は立派に何十年もあそこで生きているのです。というようなことを何かで読んだかね聞いたことがあります。同じような言葉は、たぶん沢山の人が様々な場で聞いたことがあると思います。

 

 ハウスの中です。緑色の野菜はしばらく大丈夫です。

 

 臘梅には種類があるそうですが、これは何という臘梅なのか、さっぱり分かりません。正確な名前を聞かれると、少なからず気持ちが狼狽します。
 たぶん、全体が透き通るような黄色なので、素芯臘梅なのかなと思っていますが。

 今年は、冬に入るころに一度咲いてしまったものがあるので、今咲いている数は少ないです。気温の変化により季節を間違えたのでしょうか。