いなかです

2010年06月07日 | Weblog

 今日は暖かかったのですが、明日は10度も気温が下がるのだそうです。何かもう体がついて行けない感じがします。でも、案外心配するほどではないことが多いですね。そんなことあまり気にしない方がいいかも。

 野菜なんか黙々と、朝昼晩といつも文句も言わず外にいるんですからね。ブーブー言っているのは人間だけですね。そうなんです。世の中で一番うるさいのは人間です。


 

 玉ねぎの茎が倒れてきました。南西の方向に倒れていますから、風で倒れたのかもしれません。北東の風が今年はいつまでも吹いていますからね。

 本当のところは玉ねぎに聞いてみなくちゃ分かりません。玉ねぎ語は分からないのですが。それはともかく、あまり経験がないのでどっちの理由で倒れたのかは分かりません。


 

 栗につくクスサンという蛾の毛虫が這い出してきました。どこかまゆ玉を作るところを探すためです。犬小屋の軒裏なんていうことろはもっとも好むところです。彼らのまゆ玉は網目状をしています。

 これはそのままにしておいたら、来年はますます増えますから、虫ですが無視できません。で、プラスチックのバケツを持って、石炭バサミでムシり取ってはつまんで入れ摘まんでは入れの繰り返し数時間。ほぼ毎日やっています。プラスチックのバケツだと、彼らには這いあがれないのです。


 

 水門の水位が高くなりました。田んぼの水路に水を引くためです。こういう小川は良いですね。子供の頃は、何も遊ぶものがなかったので、春になったら最高の遊び場でした。バケツと大きい一斗ざるを持って川に行っていつも魚とりをやっていました。

 どうしてざるを持っていくかといいますと、網が買えなかったからです。何せ終戦後間もなくの頃でしたからね。ざるで捕まえるんですから、アユなどはとてもつかまりません。岸に近いセリの茂みを片足でガサガサやって、追い出されたのがざるの中に入るという程度の魚とりですから、ドジョウとかゴロのようなものしか捕れませんでしたけどね。


 

 こんな夜景はいかがですか。鬼太郎の世界に見えますか。


 


        補) 一斗ざる  ほぼ18リットル入るざる
   

        廃 句

           上げ下げは エレベーターだけで たくさんだ     気温
           いつまでも 春が抜けない 変な猫           うるせー
           新政権 あともう一回 期待する
           玉ねぎが 何で倒れた わけ知らず
           それぞれの 人にそれぞれ ふるさとが
           昼時間 長くていつも 眠いんだなぁ
           もんしろちょう 少なくキャベツ 網目無し
           丑寅の 風の強い日  多い春
           水無月に なってなおまた 吹いている
           久しぶり さぬきうどんに 舌鼓