たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はラヴェル:ラ・ヴァルスです。
タイトルの「ラ・ヴァルス」はフランス語でワルツという意味だそうです。ワルツというとヨーロッパの舞踏会なんかで流れている優雅で華麗な様子をすぐに思い浮かべてしまいますが、この曲はいわゆる「ウインナワルツ」という趣のものではなく、ちょっと様子が違います。ワルツっぽいんですけど、始めて聴くと実につかみ所の無いような曲に聴こえてしまいます。
ラヴェル自身も交響詩風のワルツが書きたかったようですが、なんとも表現に困る作品になっていると思います。CDなんかの日本語表記でも「ワルツ」ではなく「ラ・ヴァルス」となっているのはたぶんそのせいなんでしょうね。(だってどう聴いても普通のワルツじゃないんだモン!)
低音弦楽器の怪しげな伴奏にファゴットが低く合わせてきます。かなり怪しげですね。
やがて様子を覗うように、のっそりのっそりとワルツっぽいリズムに変わっていき
ます。だんだんと時間をかけて賑やかになっていきます。そして、一瞬だけ派手に
盛上がる部分を見せると、またすぐにおとなしいワルツっぽいリズムに戻ります。
すると、突然スネヤドラム(小太鼓)が高らかに鳴り響いたかと思うと、トランペット
、シンバル、タンバリン等もそれに合わせて派手に彩りを加えていきます。その後は
ようやくワルツらしい優雅な雰囲気になり、リズムにも乗ってきて若干軽快になり
ます。そして、更に弦楽器がやわらかく、ムードたっぷりのワルツをゆったりと歌い
始めます。フルートやハープの彩がニクイですね。
するとここで一度、冒頭のフレーズへ戻り少し怪しげな雰囲気に戻ってしまいます。
怪しげなんですが、やはり派手になったり、やわらかくなったり、どっちへ行きたい
のか、ちょっと分からなくなってしまうような、迷い込んだように、もどかしいフレーズ
が続きます、そして、ようやく方向が決まったのか曲は、派手になっていきます。
トランペットがフレーズを鳴らすと、やっと爽快感を感じるような明るさを見せて
きますが、妙な盛り上がりを見せて、打楽器が鳴り響くと急に終わってしまいます。
誤解を恐れずにこんな風に紹介してみましたが、決して悪い曲じゃないんですよ!クラシックファンにも結構人気のある(ハズ)のこの曲なので、うまく紹介したかったんですが、なんともつかみ所がなくて・・・、ただ、たいていの人は何度か聴いていると、このふわふわとした独特の雰囲気がシュールな魅力を持つこの曲に、魅かれていくんだと思います。
演奏時間も12・3分程度ですから、程い長さですし、聴いていると案外すぐに終わっちゃうんですよね。
≪オススメCD≫
ラヴェルのちょっとした名曲が入ってるCDです。
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★ →妖☆☆☆☆☆
怒:☆☆★★★
哀:★★★★★
楽:☆☆☆★★
≪おすすめシチュエーション≫
この曲じゃあワルツは踊れないでしょうね、きっと。
≪今週の桑野さんが聴いていた曲≫
ドラマ「結婚できない男」で主人公役の阿部寛さんが聴いていたのは・・・、聴いていたのは・・・、分からん!!わかりませ~ん(T_T)だって、桑野さんすぐにCD止めちゃうんだもん!たしか「フィガロ!フィガロ!」とか男声で言っていたので、モーツァルトの「フィガロの結婚」か、ロッシーニの「セビリヤの理髪師」かどっちかだと思うんですが、どっちかわかりません。ぜんぜん違う曲だったりして・・・。「フィガロの結婚」はハイライト版しか持って無いし、「セビリヤの理髪師」は序曲しか聴いたことないので、スミマセン。
それより、今日の桑野さんはあんまりだと思いませんか!沢崎(高島礼子)さんに「お前は便利な女だ!」なんて・・・、思わずテレビを二度見しちゃいましたよ。不器用なのは分かりますけど、いくらなんでも言っていい事と悪い事が・・・と思ったのは私だけ・・・?なんでしょうか?あの台詞を言われた沢崎さんも、ニコッと笑って「仕事のパートナーとして…」なんて言ってましたけど、それって桑野さん(阿部寛)が結婚せずに、同じ職場にいると思ってるからなのかなぁ。でも、ドラマの展開からすると桑野さんは、どう見ても女医の夏美(夏川結衣)さんとくっつきそうな展開だし…、う~ん今後の展開が気になりますね。
な~んて話題をそらしたりなんかして・・。
♪モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」の記事はこちら
♪ロッシーニの喜歌劇「セビリアの理髪師」の記事はこちら
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今日はラヴェル:ラ・ヴァルスです。
タイトルの「ラ・ヴァルス」はフランス語でワルツという意味だそうです。ワルツというとヨーロッパの舞踏会なんかで流れている優雅で華麗な様子をすぐに思い浮かべてしまいますが、この曲はいわゆる「ウインナワルツ」という趣のものではなく、ちょっと様子が違います。ワルツっぽいんですけど、始めて聴くと実につかみ所の無いような曲に聴こえてしまいます。
ラヴェル自身も交響詩風のワルツが書きたかったようですが、なんとも表現に困る作品になっていると思います。CDなんかの日本語表記でも「ワルツ」ではなく「ラ・ヴァルス」となっているのはたぶんそのせいなんでしょうね。(だってどう聴いても普通のワルツじゃないんだモン!)
低音弦楽器の怪しげな伴奏にファゴットが低く合わせてきます。かなり怪しげですね。
やがて様子を覗うように、のっそりのっそりとワルツっぽいリズムに変わっていき
ます。だんだんと時間をかけて賑やかになっていきます。そして、一瞬だけ派手に
盛上がる部分を見せると、またすぐにおとなしいワルツっぽいリズムに戻ります。
すると、突然スネヤドラム(小太鼓)が高らかに鳴り響いたかと思うと、トランペット
、シンバル、タンバリン等もそれに合わせて派手に彩りを加えていきます。その後は
ようやくワルツらしい優雅な雰囲気になり、リズムにも乗ってきて若干軽快になり
ます。そして、更に弦楽器がやわらかく、ムードたっぷりのワルツをゆったりと歌い
始めます。フルートやハープの彩がニクイですね。
するとここで一度、冒頭のフレーズへ戻り少し怪しげな雰囲気に戻ってしまいます。
怪しげなんですが、やはり派手になったり、やわらかくなったり、どっちへ行きたい
のか、ちょっと分からなくなってしまうような、迷い込んだように、もどかしいフレーズ
が続きます、そして、ようやく方向が決まったのか曲は、派手になっていきます。
トランペットがフレーズを鳴らすと、やっと爽快感を感じるような明るさを見せて
きますが、妙な盛り上がりを見せて、打楽器が鳴り響くと急に終わってしまいます。
誤解を恐れずにこんな風に紹介してみましたが、決して悪い曲じゃないんですよ!クラシックファンにも結構人気のある(ハズ)のこの曲なので、うまく紹介したかったんですが、なんともつかみ所がなくて・・・、ただ、たいていの人は何度か聴いていると、このふわふわとした独特の雰囲気がシュールな魅力を持つこの曲に、魅かれていくんだと思います。
演奏時間も12・3分程度ですから、程い長さですし、聴いていると案外すぐに終わっちゃうんですよね。
≪オススメCD≫
ラヴェルのちょっとした名曲が入ってるCDです。
ラヴェル:管弦楽曲集第1集クリュイタンス(アンドレ), パリ音楽院管弦楽団, ラヴェル東芝EMIこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★ →妖☆☆☆☆☆
怒:☆☆★★★
哀:★★★★★
楽:☆☆☆★★
≪おすすめシチュエーション≫
この曲じゃあワルツは踊れないでしょうね、きっと。
≪今週の桑野さんが聴いていた曲≫
ドラマ「結婚できない男」で主人公役の阿部寛さんが聴いていたのは・・・、聴いていたのは・・・、分からん!!わかりませ~ん(T_T)だって、桑野さんすぐにCD止めちゃうんだもん!たしか「フィガロ!フィガロ!」とか男声で言っていたので、モーツァルトの「フィガロの結婚」か、ロッシーニの「セビリヤの理髪師」かどっちかだと思うんですが、どっちかわかりません。ぜんぜん違う曲だったりして・・・。「フィガロの結婚」はハイライト版しか持って無いし、「セビリヤの理髪師」は序曲しか聴いたことないので、スミマセン。
それより、今日の桑野さんはあんまりだと思いませんか!沢崎(高島礼子)さんに「お前は便利な女だ!」なんて・・・、思わずテレビを二度見しちゃいましたよ。不器用なのは分かりますけど、いくらなんでも言っていい事と悪い事が・・・と思ったのは私だけ・・・?なんでしょうか?あの台詞を言われた沢崎さんも、ニコッと笑って「仕事のパートナーとして…」なんて言ってましたけど、それって桑野さん(阿部寛)が結婚せずに、同じ職場にいると思ってるからなのかなぁ。でも、ドラマの展開からすると桑野さんは、どう見ても女医の夏美(夏川結衣)さんとくっつきそうな展開だし…、う~ん今後の展開が気になりますね。
な~んて話題をそらしたりなんかして・・。
♪モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」の記事はこちら
♪ロッシーニの喜歌劇「セビリアの理髪師」の記事はこちら
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残念ながら今手元に音源がないので「ダフニスとクロエ」の記事はちょっと先になりそうです。記事を書くときには是非参考にさせてもらいます。
たぶんその曲なんだと思います。ブログにも書きましたが、ドラマでは、阿部寛さんがすぐにCD止めちゃったので詳しくは覚えてませんがテンポは速かったと思います。
知識は・・・ハッキリ言ってあまりないので、ブログを書く前にいろいろ調べたりして、ひとりで「へぇ~」とか言ってます。お仕事はお忙しそうですが、そんな時こそいろいろ聴きましょう!また遊びに来てくださいね。つたない文章で恐縮ですが、いつでもどうぞ~!
私は勤めに忙殺されて数年音楽から遠ざかっていましたが、2年半くらい前からまたクラシック音楽を聞くようになりました。
知識的には初心者とけいさんの中間くらいでしょうか(?!)。
> 「フィガロ!フィガロ!」とか男声
テンポの速い曲でしたか?
私は「結婚できない男」というドラマを知りませんので、なんとも言えませんが、おそらくロッシーニの「セビリャの理髪師」から「私は町の何でも屋」と想像されます。
ちなみに、私はこのオペラは、序曲とこのアリアを知るのみです(笑)。
それでは、また遊びに来ます。よろしくお願いいたします。