初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

歌劇「フィガロの結婚」

2006年03月30日 | モーツァルト
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はモーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」です。

モーツァルトと言えば、有名なオペラもたくさん作曲していますから、今日はそんな中
から、その代表作とも言える一曲を紹介してみます。
オペラと聞くと、クラシックに輪をかけて更に堅苦しいイメージを持ってしまう方も、
多いかもしれませんが、モーツァルトのオペラなら比較的、気楽に聴けると思います。
なんと言ってもメロディが明るいですから、とても聴きやすいですよね。イタリア語の
オペラですから、当然意味なんか全然分かりませんが、それでも、とっても楽しそうに
歌っている声を聴いていると、意味も無くこっちまで楽しくなっちゃうんですよね。
オペラを初めて聴くんなら、モーツァルトはやっぱりオススメでしょうね。

さて、今回の「フィガロの結婚」ですが、物語は伯爵の従者である主人公フィガロが伯爵
婦人の侍女スザンナと結婚する事になるのですが、伯爵が婦人に飽きてしまい、スザンナ
に色気を出して、いろいろと言い寄ってきます。そこでフィガロは伯爵にひとあわ吹かし
てやろうと画策しますが、今度はそれをスザンナに「浮気?」と勘違いされてしまったり
言い寄られる伯爵に困ったスザンナは、伯爵夫人と手を組んで伯爵を撃退しようとしたり
、とにかくもう、いろんな人がいろいろ出てきて痛快ドタバタ劇ですから、話の内容も
面白いですね。


 序曲:元気いっぱいの曲ですね。勢いがあってあふれ出すようなメロディはとにかく
 いそがしく、盛大に盛り上がりますから、聴いているだけでウキウキした気分になり
 ますね。ちょっとくらい悲しい事があってもこの曲を聴けばとっても楽しい気分に
 なれます。

 第1幕~もう飛ぶまいぞ、この蝶々~:面白いんですよこの曲歌詞をちょっと聴いて
 みると…「もう飛ぶまいぞ、この蝶々。昼も夜も休まず、花の心を惑わす罪作りな
 蝶々」って一体誰の事なんでしょうね。まったくいろんな意味にとれる面白い歌詞
 こんなのをオペラで歌っちゃうんですから、歌詞の内容を聴いてみるのもいいかも
 しれないですね。

 第2幕~恋とはどんなものかしら?~:タイトルだけでも、なんとも可愛らしい曲
 ですよね。曲のほうもやわらかな声がとっても上品に可愛らしく歌い上げています
 から、なんだか心がなごんできますね。綺麗に流れるメロディもいいですし、この
 オペラの中でも有名な曲ですから、聴いてみてくださいね。

オペラの中でも1・2位を争う程有名な曲ですし、CDもたくさんありますから、最初に
聴くなら、やっぱりハイライト版とかの方が聴きやすいかも、しれないですね。
とにかく、このオペラならどの曲を聴いても楽しく明るく面白い曲が満載ですから、
聴いて損はないと思います。

≪オススメCD≫
とっても面白いオペラですよ。

モーツァルト:フィガロの結婚 ハイライト
ジュリーニ(カルロ・マリア), フィルハーモニア合唱団, フスコ(エリザベッタ), タディ(ジュゼッペ), モッフォ(アンナ), ヴェヒター(エーベルハルト), シュヴァルツコップ(エリーザベト), コッソット(フィオレンツァ), ガッタ(ドラ), ヴィンコ(イヴォ)
東芝EMI

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★ →明☆☆☆☆☆
怒:☆☆★★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆☆☆

≪おすすめシチュエーション≫
明るく楽しいオペラを聴くならコレですね。

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