初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

CMのクラシック(その50)

2010年03月25日 | CMのクラシック
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はCMのクラシック(その50)です。

さてテレビでは連日たくさんのコマーシャルが流れていますが、そんなTVCMの中にもクラシック音楽は結構使われています。
それをクラシック音楽と意識しなくても知らず知らずのうちに聴いてしまう愉快なメロディを、思わず口ずさんでいる事もあるんじゃないでしょうか?

さあ、なんだかんだでお送りしてきたこのコーナー。(CMのクラシック)が、なんとなんと、50回ですよ!

すごいなぁ~。
何がスゴイって、CMに関しては昔から途絶える事が無いと言ってもいいくらい(それは言い過ぎか?)ず~とクラシックやってますよね。
ヘタをすれは、最初に聴いたクラシック音楽はCMなんて事も少なからずあるハズ。(自分でもわからないですが)

考えると、クラシック音楽という、ある程度知名度のある曲を使って、更にそれをテレビという媒体で、全国展開で不特定多数の視聴者に意図せずそれを放映するというシステム。(そんな大げさに言わなくてもCMはクラシック使ってなくても全部そうだから。)

それはともかく、いつものようにいくつかCMを紹介します。

UHA味覚糖:e-maのど飴「JUGGLING」篇
【曲目:ヴァイオリン協奏曲四季から「冬」:ヴィヴァルディ】
商品がズバッと全面に出たかと思うと、真黒なスタジオで松田翔太さんが、のど飴の入ったケースをお手玉(最近ではジャグリングと言うらしい)すると、投げられたケースの軌道に光が走り、ぐるぐると回るCM。
曲はそのまんまCMの最初から最後まで流れてます。

ブリヂストン:POTENZA「Leser」篇
【曲目:交響曲第9番「合唱」~第2楽章:ベートーヴェン】
山肌から赤いレーザー光線がキラリと光ると、その光は車の前をリードしながら道沿いを走る。車から逃げるように走る赤い光
するとナレーションが入ります「自分の限界はどこだ、それに怯えるのか、挑むのか、それとも・・・」と言うと光も車も止まり、「楽しむ事ができるのか」というナレーションが入ると、ドライバーの目がカッと見開き、アクセルを踏むと光をゴールテープのように切ると、光は車を輪のように包み後ろへ、
というCM。
曲はオーケストラっぽいですけど、おそらく作ったような音。曲はそのままです。

映画:噂のモーガン夫妻
【曲目:ピアノ協奏曲:グリーグ】
「夫が浮気した、殺人事件に巻き込まれた」というナレーションに映画のカットがいくつか入ると、ナレーションはつづき、「更に最悪なのは夫のセリフ『浮気したけど妻が好き』そんなのアリですか?」
というCM。
曲は冒頭部分の有名なところが流れています。


※曲目のリンクはこのブログで書いた記事のページにつながります。


味覚糖のCMはさりげなく使ってますが、ブリヂストンのCMは「第4楽章」のお決まりの部分ではなくて、「第2楽章」というところがなかなかシブイですねぇ。
そして映画「噂のモーガン夫妻」は1回だけチラッと見たCMなので、それっきり一回も見た事ないですが・・・。

そんなこんなで、せっかくの50回!なので、最初は何か企画モノでも書こうかな?と思って、40回あたりから、これまでに書いてたCMを企業別とか曲別とかに集計しようとしてたんですが、まぁ~コレが面倒臭い!ったらありゃしない。しかも頑張ってまとめても記事1つ分にしかならないので、ちょっとバカらしくなったのでやめました。

一応多かったイメージがあるのが、今回も紹介してましたが、ベートヴェンの第九(交響曲第9番)とかドヴォルザークの「新世界から」(交響曲第9番)だったかな?
ひょっとして「この曲どこかで聴いた事がある!?」というのはこういうCMで使われたCMのクラシックの効果も多々あるんでしょうね。

これからもおそらくこのブログとは関係なく各社クラシックのCMを作成されると思いますので、その都度こちらもヨロシク!

【前回のCMのクラシック】

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