たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日は、「怒り」のクラシックです。
さて、またしてもいきなりですが、ニュースや何かを見ていると、腹立だしくも怒りに打ち震えるような話題が絶えない昨今。
「消えた年金」に「地球温暖化」にはじまり、自ら「さもしい」とまで言った給付金を受け取る総理、そうかと思えば野党の党首秘書は、逮捕・起訴。
ニュースを見ててもロクな事がないと思って、家で食事をしようもんなら、毒物混入に、産地偽装・・・。
ああ、世の中は一体どうなってしまうのか!!
怒りに燃えて、振り上げた拳をどこに向ければいいものか!!
・・・と、そこまでブチギレする人は、そうそういないと思いますが、普段の日常生活でも、ちょっとしたことで腹が立ったり、くやしい事があっても、怒りのやり場に困ることは、誰にでもあるハズ。
そこで、今日ご紹介するのが、「怒りのクラシック」です。(なんか深夜の通販番組みたいになってきましたが・・・、)
「クラシック音楽」と言えば、世間一般では、「癒し系の音楽」と理解されている事が多いようですが、作曲家だって人間です。楽しければ笑うでしょうが、悔しければ涙を流し、腹が立てば怒りに燃え上がる事もあったでしょう!
そんな怒り爆発で迫力満点の音楽を、いつものように個人的な独断と偏見に基づいて今日は、いくつか紹介してみようと思います。
【レクイエム~「怒りの日」:ヴェルディ】(記事はありません)
アマゾンで「怒り」のキーワードで検索すると上位に現れるこの曲。
激しく響くトランペットに、渾身の力で打ち鳴らされるティパニ、大音量で叫ぶ合唱団は、まさにド迫力!
ヴェルディ他、たくさんの作曲家がレクイエムを作曲していますが、「怒りの日」というサブタイトルは、たいていついてるみたいです。
【惑星~火星:ホルスト】
最初はじわじわと迫るようなリズムで始まりますが、不気味なリズムは徐々に大きくなり、怒りがふつふつと煮えたぎるように燃え上がると、高鳴るトランペットに、ペダルトーンのトロンボーンが激しく突き刺さる一曲です。
【火の鳥~カスチェイの部下たちの兇悪な踊り:ストラヴィンスキー】
タイトルからして「兇悪な」なんて書いてありますから、尚の事ですが、結構有名な部分ですね。チューバ、トローボーンなどの重低音がズシリと響くと、説得力がありますし、トランペットがピシャリと決めると、もう何も言えないほどかも?!
【ピアノソナタ第23番「熱情」:ベートーヴェン】
「熱情」そう、それは「熱い思い」そんな熱い気持ちが時として怒りに変わることも・・・。第1楽章は静かに低いトーンで始まりますが、火がつくともう止められない。第2楽章は落ち着いてゆっくりとしていますが、第3楽章に入ると、まるで抑えていたものがあふれ出すような怒涛の連打が鳴り響く!?
【交響曲第4番~第1楽章:チャイコフスキー】
ホルン、トランペット、トロンボーンの迫力のファンファーレに続き、ふつふつと込み上げるような怒りがじんわりと響き、ティンパニが響くと、胸倉をつかまれて何度も揺さぶられるようなこの迫力。なんとか理性を保ちつつも冷静を装っているようにも見えますが、周りで見てる方がコワかったりして・・・。
【交響曲第5番「革命」~第4楽章:ショスタコーヴィチ】
あのティンパニと、トランペット、トロンボーンの強烈なインパクトで始まる4楽章!あれはもう、ケンカ売ってるとしか取りようのない迫力!「どこに目ぇつけてんだよぉ!」とか言われそうな雰囲気。分かりやすいほど、「この人怒ってるよ・・・」と思わせる曲調。
しかし、この曲は、終盤に向けて明るく堂々とした大団円を迎えます。
【交響曲第9番「新世界から」~第4楽章:ドヴォルザーク】
あの弦楽器のイントロからズパーン!目の覚めるようなトランペットの響き、最後まで緊張の糸がピンと張ったような曲調。
この曲は、「怒り」というよりは、「カッコイイ曲」としてのイメージの方が圧倒的に強いですが、演奏家によっては、この曲の持つ鋭さが、時として凶器に変わる事も・・・?!
※曲目のリンクはこのブログで書いた記事のページにつながります。
そんな感じでいろいろ選んでみましたが、他にもブラームスの交響曲とかも、アリかな?でも、ちょっと説教っぽいかな?とか、だったらマーラーも?!なんて思いましたが、強烈なフレーズはあるものの、壮大なスケールに飲み込まれてしまうので、そちらもパスしたり、と、かなり個人的な主観がある事は、皆さんも既にご承知のとおりでしょう。
+・・・~~~~忘れてた~~~~・・・―――――――――――――――――+
|ちなみに番組「解体新ショー」によると激しい曲(どんな曲)を聴いても |
|“癒し”の効果はあるらしいので、その辺は心配ないらしい。(ホントかな?) |
+――――――――――――――――――――――――――――――――+
それは、ともかくとして、「怒りのクラシック」を紹介しましたが、こんな感じで、強烈なインパクトをダイナミックなオーケストラサウンドで堪能すれば、多少は怒りも発散できるかも?!
まぁ、実際には誰かに怒鳴り散らしたところで、怒鳴った本人も含めて誰もいい気持ちはしないですからね。ヘタをすると「八つ当たり」とも言われてしまう。
こういう曲は大音響で聴きたいところですが、家で聴くときはイヤホンとかヘッドホンをつけて、周りの迷惑にならないように聴きましょう。返って怒られたらシャレにならないですからね。
今日は、「怒り」のクラシックです。
さて、またしてもいきなりですが、ニュースや何かを見ていると、腹立だしくも怒りに打ち震えるような話題が絶えない昨今。
「消えた年金」に「地球温暖化」にはじまり、自ら「さもしい」とまで言った給付金を受け取る総理、そうかと思えば野党の党首秘書は、逮捕・起訴。
ニュースを見ててもロクな事がないと思って、家で食事をしようもんなら、毒物混入に、産地偽装・・・。
ああ、世の中は一体どうなってしまうのか!!
怒りに燃えて、振り上げた拳をどこに向ければいいものか!!
・・・と、そこまでブチギレする人は、そうそういないと思いますが、普段の日常生活でも、ちょっとしたことで腹が立ったり、くやしい事があっても、怒りのやり場に困ることは、誰にでもあるハズ。
そこで、今日ご紹介するのが、「怒りのクラシック」です。(なんか深夜の通販番組みたいになってきましたが・・・、)
「クラシック音楽」と言えば、世間一般では、「癒し系の音楽」と理解されている事が多いようですが、作曲家だって人間です。楽しければ笑うでしょうが、悔しければ涙を流し、腹が立てば怒りに燃え上がる事もあったでしょう!
そんな怒り爆発で迫力満点の音楽を、いつものように個人的な独断と偏見に基づいて今日は、いくつか紹介してみようと思います。
【レクイエム~「怒りの日」:ヴェルディ】(記事はありません)
アマゾンで「怒り」のキーワードで検索すると上位に現れるこの曲。
激しく響くトランペットに、渾身の力で打ち鳴らされるティパニ、大音量で叫ぶ合唱団は、まさにド迫力!
ヴェルディ他、たくさんの作曲家がレクイエムを作曲していますが、「怒りの日」というサブタイトルは、たいていついてるみたいです。
ヴェルディ:レクイエムメータ(ズービン),ムジカ・サクラ合唱団,ニューヨーク・コラール・アーティスツ,カバリエ(モンセラート),レイクス(ゲイリー),ベリーニ(ビアンカ),マルトン(エヴァ),ドミンゴ(プラシド),クイヴァー(フローレンス),プリシュカ(ポール)ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルこのアイテムの詳細を見る |
【惑星~火星:ホルスト】
最初はじわじわと迫るようなリズムで始まりますが、不気味なリズムは徐々に大きくなり、怒りがふつふつと煮えたぎるように燃え上がると、高鳴るトランペットに、ペダルトーンのトロンボーンが激しく突き刺さる一曲です。
【火の鳥~カスチェイの部下たちの兇悪な踊り:ストラヴィンスキー】
タイトルからして「兇悪な」なんて書いてありますから、尚の事ですが、結構有名な部分ですね。チューバ、トローボーンなどの重低音がズシリと響くと、説得力がありますし、トランペットがピシャリと決めると、もう何も言えないほどかも?!
【ピアノソナタ第23番「熱情」:ベートーヴェン】
「熱情」そう、それは「熱い思い」そんな熱い気持ちが時として怒りに変わることも・・・。第1楽章は静かに低いトーンで始まりますが、火がつくともう止められない。第2楽章は落ち着いてゆっくりとしていますが、第3楽章に入ると、まるで抑えていたものがあふれ出すような怒涛の連打が鳴り響く!?
【交響曲第4番~第1楽章:チャイコフスキー】
ホルン、トランペット、トロンボーンの迫力のファンファーレに続き、ふつふつと込み上げるような怒りがじんわりと響き、ティンパニが響くと、胸倉をつかまれて何度も揺さぶられるようなこの迫力。なんとか理性を保ちつつも冷静を装っているようにも見えますが、周りで見てる方がコワかったりして・・・。
【交響曲第5番「革命」~第4楽章:ショスタコーヴィチ】
あのティンパニと、トランペット、トロンボーンの強烈なインパクトで始まる4楽章!あれはもう、ケンカ売ってるとしか取りようのない迫力!「どこに目ぇつけてんだよぉ!」とか言われそうな雰囲気。分かりやすいほど、「この人怒ってるよ・・・」と思わせる曲調。
しかし、この曲は、終盤に向けて明るく堂々とした大団円を迎えます。
【交響曲第9番「新世界から」~第4楽章:ドヴォルザーク】
あの弦楽器のイントロからズパーン!目の覚めるようなトランペットの響き、最後まで緊張の糸がピンと張ったような曲調。
この曲は、「怒り」というよりは、「カッコイイ曲」としてのイメージの方が圧倒的に強いですが、演奏家によっては、この曲の持つ鋭さが、時として凶器に変わる事も・・・?!
※曲目のリンクはこのブログで書いた記事のページにつながります。
そんな感じでいろいろ選んでみましたが、他にもブラームスの交響曲とかも、アリかな?でも、ちょっと説教っぽいかな?とか、だったらマーラーも?!なんて思いましたが、強烈なフレーズはあるものの、壮大なスケールに飲み込まれてしまうので、そちらもパスしたり、と、かなり個人的な主観がある事は、皆さんも既にご承知のとおりでしょう。
+・・・~~~~忘れてた~~~~・・・―――――――――――――――――+
|ちなみに番組「解体新ショー」によると激しい曲(どんな曲)を聴いても |
|“癒し”の効果はあるらしいので、その辺は心配ないらしい。(ホントかな?) |
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それは、ともかくとして、「怒りのクラシック」を紹介しましたが、こんな感じで、強烈なインパクトをダイナミックなオーケストラサウンドで堪能すれば、多少は怒りも発散できるかも?!
まぁ、実際には誰かに怒鳴り散らしたところで、怒鳴った本人も含めて誰もいい気持ちはしないですからね。ヘタをすると「八つ当たり」とも言われてしまう。
こういう曲は大音響で聴きたいところですが、家で聴くときはイヤホンとかヘッドホンをつけて、周りの迷惑にならないように聴きましょう。返って怒られたらシャレにならないですからね。