昨日(11日)は宮古島での県民投票市民決起集会で講演をさせていただいたが、今日は午前中、宮古島で進む自衛隊基地建設の現場をまわった。
まず、千代田地区では地対空・地対艦ミサイル部隊のための駐屯地建設が進んでいる。宿舎建設が最終段階に入っており、今年度中には警備部隊員380人が配備されるという。
(千代田地区での基地建設現場)
弾薬庫の左側には燃料タンクが設置される。しかしその下の地盤が極端な軟弱地盤であることが明かになった。
千代田にはミサイル本体は置かないとされているが、立派な弾薬庫のような工事が進んでいる。
(千代田地区の正面ゲート。明日はここで大行動が予定されている)
午後のシンポジウム(沖縄・韓国民衆会議)に参加する韓国・ピョンテクやカンジョンからの一行と合流し、一緒に説明を受ける。
その後、保良(ぼら)へ。ここの砕石場跡には弾薬庫の建設が予定されている。
午後は、沖縄・韓国民衆会議に参加した。ピョンテクやカンジョンから10名ほどの人たちが参加されている。ピョンテクの米軍基地拡張に反対する凄まじい映像に驚く。
シンポジウムの最後は山城博治さんの歌にあわせて全員で盛り上がった。
今回、多くの方々にお世話になり、今まで気になっていた宮古島の自衛隊基地建設現場を初めて訪れることができた。辺野古の問題に追われ、なかなか南西諸島の自衛隊配備への取組みができなかったが、辺野古も南西諸島も自衛隊と米軍の共同使用となることは明白だからなんとか共通の問題として取り組んでいきたい。