チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

土砂全協の3日連続の学習会、300人以上の参加で大成功! /// あまりに悲しく、腹立たしい中村哲さんの突然の訃報

2019年12月05日 | 沖縄日記・辺野古

 12月2日から3日連続で開催された土砂全協主催の学習会が終了した。2日は中部(中城村)、3日は南部(南風原町)、そして4日は北部(名護)と続き、延べで300人以上の参加者で盛況だった。

 予想される地盤改良工事の概要、そのために必要となる海砂採取の問題点、また砂の代わりに使用されるかもしれない鉄鋼スラグによる環境破壊、そして土砂条例の改正・強化に向けた取組など、今後、課題となる多くの点について、学習を深めることができたと思う。 

  (12月3日、南風原町での学習会)

      (12月4日、名護市での学習会)

 来年1月にも防衛局から設計概要変更申請が提出されることが予想される。いよいよ辺野古新基地建設反対運動は正念場に入っていく。

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 昨日(4日)の学習会の直前、中村哲さんが銃殺されたとの報道が入った。土砂全協の役員会の途中だったが、あまりの衝撃に言葉を失った。

 私は、京都にいた当時、ピースウォーク京都という市民グループの一員として、2001年から連続して5年間、中村哲さんをお呼びして講演会を開催してきた。いつも2000名を超える人たちが参加する感動的な講演会となった。送り迎えや、終了後の食事などをご一緒したが、中村哲さんの寡黙だが、ユーモアにあふれた誠実な人柄が今も忘れられない。

 私もフィリピン・サマール島で数年間、NGO活動を続けてきたことがある。ささやかな取組で、中村哲さんの活動と比べることなどもちろんできないが、サマールのスラム街や田舎道を歩きながら、よく中村哲さんのことを考えていた。まさに憧れの人だったのだ。

 何故、中村哲さんが殺されなければならなかったのか。悲しさを通り越して、今も怒りが収まらない。

 2003年 京都

 

・「中村哲さんを悼む」(すいーと雑記帳 2019.12.4)

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