中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

東京真骨頂

2018年04月22日 19時49分23秒 | ぶらり、城東
2018.4.14の回顧録

佃まちかど展示館→住吉神社→しばうら鉄道工学ギャラリー→ふるさと晴海資料展示館→ほっとプラザはるみ・KISAKU食堂(昼食)→月島開運観音堂

海外の都市学の権威を連れてくると、一様に驚くと紹介されていたけれど、確かに佃界隈は、奇跡の街並みかも知んない。“江戸の雰囲気を残す町並み”って紹介されている所は幾つもあるけど、こここそ本物かも知んないね。多分、目立った観光名所が何にもなかったから、こういう景色が残ったんだね、皮肉な話だけど。それでいて、もし、展示館にあった解説の通り、高層住宅の新しい住人とも折り合ってコミュニティ形成できているんだとしたら、もう世界中から視察されていいレベルだよね。鎮守の住吉神社だけ押さえて、あとはただプラプラしていれば、それで充分観光と言える内容になる。スゴイとしか言えない。それだけに、展示館の解説の残念過ぎる日本語は、何とかした方がいい。ついでに、“名物と言えるものが何もない”と言われる東京土産だけど、実は佃煮って、起源からしても、東京名物大本命じゃね?って思った、漂ってくる甘い香りを嗅いだら。勿論、佃島産のね。
実は、佃・晴海の他に、勝どき・豊海の展示館にも行ったんだけど、ちゃんと月1回の開館のタイミングだったはずなのに、シャッター下りたままだった。あれは何だろ、ただ失念してたでもかなりなチョンボだけど、もしマルシェで充分人が集まるからいいやみたいな感覚があるんなら致命的。所詮、即物的なもので充足してしまう、歴史の薄っぺらいコミュニティなんだな~って。
鉄道工学なんて堅苦しい名称だけど、実際の展示物や解説を見る限り、寄贈を受けたコレクションの性格が色濃くて、趣味の世界をズラッと並べた感じ。ただ、鉄研が展示に関与しているらしいし、余所にてっぱくっていう御大がある以上、それでもいいと思う。寧ろこっちを強調して、鉄道趣味が如何に広大で深遠かっていうアプローチで迫った方が、唯一無二の存在になりそうだし、ごく一部のクソ撮り鉄のせいで、鉄っちゃんが“良い趣味”って思われてない現状を、打破するきっかけにもなるんじゃないかと。あ、何で芝浦工大で鉄道ギャラリーなのって疑問は、それこそ現地で確認してね。
再開発の影響で、すっかりサイハテの果てみたいなほっとプラザは、だからこそ穴場。量こそ少ないけど、格安で飯が食えて、のんびり休憩も出来るから、タクシーの運ちゃんが挙って休憩に来るんだね。やっぱり、知ってる人は知ってるんだよ。それに、恐らくこの一年ばかりで、あっという間に景色が変わるだろうから、ここで定点観測しても、面白い資料が出来ると思うよ。本番時にも、正常に稼働してるかは何とも言えないけど、もししていて、変に名物になったりしたら、それはそれで面白くなりそうだな。


住吉神社のページ
しばうら鉄道工学ギャラリーのページ
ほっとプラザはるみのページ

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