中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

第52回高松宮記念予想

2022年03月26日 01時33分37秒 | 競馬
4頭BOX
サリオス‐サンライズオネスト‐シャインガーネット‐ナランフレグ

出走馬中3分の1がおじいちゃんという状況が、まだ短距離戦線が過渡期にあることの証左という気がしますが。
とは言え、今回は中心を成すのは若駒。そろそろ頂点に再臨したいレシステンシアに、後輩のメイケイエールとグレナディアガーズが絡むという人気の構図。
メイケイエールは、前走が非常に優等生な勝ち方で、暴走娘脱却か?!と思わせたのが人気に繋がっていますが、それが真実かどうかが大きなポイントでしょう。
グレナディアガーズは、前走強襲で勝っているものの本質は先行タイプで、今回どう出るか。
それらに関わらず、レシスは前に付けるでしょうから、極端に遅い展開にはならないでしょう。
ましてやエールがまだまだおこちゃまだったら、なおさら。

そんな訳で、例によってですが、更に後ろから強襲組で纏めました。
まーゆーて、サリオスは全然強襲組じゃないんですが、今回は人気落としそうなので、拾ってみました。
そーゆー神様がいてもいいかなと思って。

夢遊病者の如く

2022年03月25日 23時10分07秒 | ぶらり、城東
2022.3.12の回顧録

気仙沼・久慈・福島情報ステーションおかえり館→銀座かねまつホール(佐藤忠雄展)→BAG Brillia Art Gallery(ヘラルボニー異彩のみらい展)→三越コンテンポラリーギャラリー(吉野もも展)→箔座日本橋→離島百貨店(昼食)→GALLERY TATSUYA(オオコシチカ展)

正直、まだ違和感と言うか不信感と言うか、そういうものはあるのよ。彼等はそれがデザインとして使用されることを意識して制作しているのではないだろうし、そうすると採用に当たっては、選別する側の美観が大きな割合を占めることになるでしょ。報酬の基準も分からないし、プリミティブアートと同じ、草刈り場になりかねない危惧は、拭い切れないものがあるのね。
ただ、ここは違うかもって思わされたのは、作家の方々の紹介文に、ちゃんとした観察に基づく温かい目線が感じられて、これは血族に当該者がいる強みなのかなって思ったの。
そんな共感ポイントがあったから一言なんだけど、デザインのサンプルと、それを適用できる場所、例えばインテリアでもファッションでも日用品でもいいんだけど、遊び感覚で好きに組み合わせて、使用例が見られるサイトとかあったら面白そうかなって。いや、そんなもんとっくにあるって話だったらゴメンナサイ。
展覧会タイトル通りシンプルな造形で、騙し絵的な楽しみが味わえる作品展。入口は折り紙だそうだけど、これは屏風や扇面画の生まれた国の感性かも。
そして、オオコシさんには本当にゴメンナサイなの。もうこれは個人の感覚の問題で、数点作品を見て、「おいちゃんみたい……」って思ったら、もう全部がおいちゃんか、おいちゃんが声当てそうなキャラクターに見えてきちゃったのよ。
世の寿司屋の“漬け丼”て、上品過ぎるのかも知れないね。本当の“漁師飯”の漬けは、飯をガッツリ搔っ込むためのものかもって思った。遠洋の漁師さんが、刺し身にマヨネーズ付けて食う感覚に近いのかも。
まあ、毎度こうやって好き勝手言っとりますが、こんだけブラブラして、色んなこと考えてっていうのは、そこを特別な日と意識するためのものでもある訳で、そんな日に興醒めなことされると、一気に夢から覚まされる訳。その辺の気持ちも、理解して欲しいんだけどね、バイヤーさんに。

ヘラルボニーのページ
離島百貨店のページ

フリーダムでいいじゃん

2022年03月21日 21時14分14秒 | ぶらり、城西
2022.3.5の回顧録

ボリス雑貨店(小島秋彦展)→東京都渋谷公園通りギャラリー(おかんアート展)→ナディッフモダン→麺㐂やしま(昼食)→鍋島松濤公園

あの内容で、あんなに大勢で目を光らせて、微に入り細を穿つ注意をするのはなんなんだろ。触れられて使われてヘタる過程もおかんアートの魅力の一つなんだったら、そういうスペースがあってもいいくらいだし、いくら見てもらうことも目的とは言っても、祭壇に置いて奉るのは絶対に違うだろ。出入り口以外の順路くらい自由にさせろよ、そこに大きな意味があるようなもんでも無し。そんな訳なので、薄めカルピスくらいの味しかないものを観たいならどうぞ、ロハだし、暇潰しには充分。キュレートした都築さんにしても、本編は「はぐれ星」の方にあったんじゃないの。あそこだけはとやかく言われるのも解るよ。嶋さんは経歴からしてももう立派にアーティストだし、荻野さんは見つけてもらったダーガーで、野村さんはチープに楽しむ草間彌生か、性別逆だけど。
あの空間だからこそリアルな造形。やっぱりスカベンジャーはゴシック趣味と好相性、スカラベの発想。
こっちの方が余程博物館かっていう、ちょっと圧倒されるコレクション量に度肝は抜かれたけど、変わり種も美味しい、ちゃんとしたお店だったね。太さも硬さも不揃いなのが、また良いアクセントで。場所柄若い人が多いのは納得なんだけど、それだけにしておくには勿体ないお店。
旧跡でもあるんだけど、普通の公園ですっていう佇まいがいいね。ま、本当の所、しっかりとした規模の池のある公園は、区部では普通じゃないんだけどね。何か、「山の手です」って感じがするよね。

荻野ユキ子さんのページ(早稲田松竹のページより)
小島秋彦さんのページ
鍋島松濤公園のページ

ほんのお祭りでした

2022年03月21日 20時46分09秒 | ぶらり、城西
2022.2.26の回顧録

染の小道(川のギャラリー・道のギャラリー・護岸アートギャラリー(未開催))→gallery space TRY→珈琲や焙煎工房(一服)→ポワ・ド・ヴァンセンヌ(買物)→ワセダ食堂(昼食)

改めて色々見たら、あくまで人寄せのお祭りなんだな~って。この御時勢下でなかったら、或いはちゃんと経緯を紹介する場もあったのかも知れないけど、ま、お祭りじゃ、とやかく言える所もないわな。
もう個人の感想として、街の焙煎屋にハズレはないわ。今はコーヒー苦手だけど興味はあるっていう人は、ホント、チェーン店でない、焙煎からしてるお店に行って、どんなコーヒーなら飲めそうか、コーヒーの何が苦手なのか、恥ずかしがらず怖がらずに伝えたらいいよ。それに呆れたり蔑んだりするような店員だったり客だったりがいるようなお店は、業界的にも門戸を閉ざしている、宜しくないお店だから。
ご飯も美味しかったわ~。小鉢がしっかりしている定食は、やっぱり最高だね。イートインスペースが小さいお店なんで、あんまり大挙されても困るけどね。

珈琲や焙煎工房のページ
ワセダ食堂のページ

情報過多な一日

2022年03月21日 20時39分59秒 | ぶらり、城西
2022.2.25の回顧録

三菱UFJ信託銀行「ピーターラビットの世界」展示コーナー→東商渋沢ミュージアム→いきいき亭本舗(昼食)→六花たべりゃんせ(お替り)→Nine Gallery(シオポップ写真展)→NANZUKA UNDERGROUND(ポケモン×ダニエル=アーシャム展)→ドラえもんみらいのとびら→DENIS MADE IN TOKYO(Nozography展)→JINNAN HOUSE(土井樹展)→2・26事件慰霊碑→Shibuya Publishing & Booksellers→市川崑記念室

ヤバいんだ、この一日の情報量が。
渋沢が関わった企業や組織が概覧出来るのも面白いんだけど、ここでのポイントは、何と言っても“輿論”ではないかと。知識の多寡や論説の優劣に因らず議論できるのが“輿論”の前提なのだとすると、論破を目指すとか、声の大きい奴が勝つとかいうのは、ハリー=パークスの言うのと同じなんじゃないの。
で、この日も若いアーティストの視線が光っていて、例えば2倍速で得る情報は標準速度の時と同質かとか、標準速度で得る情報が倍速で得る情報より質が高いかという視点は、如何にも現代的。あの場所は、あの繁華街にあって完全にエアポケットになっているっていう環境からして凄いよね。
それから、何者にも忖度しない強い生き方を見せてくれていたのも、個人的には頼もしいと思ったけれど、一方で、あれが出来るには、強さと覚悟が必要だよな~って。個人主義なようで迎合的でもあるあの街を行き交う若い人達の中で、抗うにしても逃げるにしても、その強さと覚悟を持てる人が、どれだけいるのかな~って。力付けられる人が多ければ何よりなんだけど、そうなれない人が多いから、モードを掴むことに執着したり、それさえ出来なくて道を断っちゃう人がいるんじゃないかなって。一筋縄ではいかない問題だけどね。
そんで、そんな場所に、“みらいのとびら”何ていう、如何にもなモニュメントを建てる意味よ。キャッチ―なキャラクターを使って光を演出しているつもりかも知れないけど、あるのは商業主義の権化みたいな施設の屋上だし、ほんの目鼻の場所には、ブルーテント村と化した嘗ての美竹公園がある訳。光強ければ影濃しじゃないけど、従順な消費者になることを求めているように感じちゃうんだよね、穿ってるけど。あそこ、美竹蘭の名前のモデルだよ……って言ったら、怒る人がいそうだな。
こんなふうに感じちゃうのは、あれだけ人が集める場所の影にひっそりと、大事な現代史のモニュメントが、如何にも顧みられずに建ってるからでもあるんだけど。
まあでも、この日の一番の問題作は、やっぱりダニエル=アーシャムかな。構想を担った映像を見てぶっ飛んだんだけど、みんな大好きポケモンを素材に、押井守的ディストピアにも見える作品を生み出しちゃうのは凄過ぎるでしょ、いやご本人は、そこまで深慮はないのかも知れないけど。そして勿論、スマホで撮影するのに執心の連中が、そんなこと考えてる訳ないだろうけど。それにしても、そうとも見える作品、よく許したな。
全部手掛けることをお題目にしているだけあって、流石奥渋に相応しい取り揃えの本屋さん……かな、あの一画を見るまでの感想は。つげ義春に諸星大二郎に吾妻ひでおがワンコーナーにあるのはヤバ過ぎでしょ。原田ちあきさん大歓喜のスペース。
で、こんなお腹一杯で疲労困憊な状態で訪ねる場所ではなかった。でも、昭和の巨匠が、徹底したアーティストでもあったことは理解できたよ。確かに、今の監督さんで、あそこまで一人でやり遂げられる人は一握りかな。まあ市川さんの場合、優秀なパートナーのお陰で、脚本からは解放されていたのは、大きかったのではと思うけど。ともあれ、こちらもベストパートナーと言えるかな。
職場が近くて度々通っていた時には、そこまで深く考えなかったけど、今回改めて再訪して、ホントに上品なお出汁のお店だったんだなって。佇まいは地味極まりないけど、味は滋味極まりない(←ウマイ!出汁だけに)。もう一店は、サクサク天麩羅が嬉しい、流石力を入れているだけある。

東商渋沢ミュージアムのページ
土井樹さんのページ
JINNAN HOUSEのページ
Shibuya Publishing & Booksellerのページ
市川崑記念室のページ
ダニエル=アーシャムのページ

ステキなファミリー

2022年03月21日 20時17分06秒 | ぶらり、城西
2022.2.23の回顧録

渋谷区立中央図書館・和田誠記念文庫→THE __GALLERY(EPIC PAINTERS Vol.10 -PORTRAITS-)→表参道画廊+MUSEE F(MAGGIE J LEE+大場あゆ展)→神宮前小学校→かしわや(昼食)

“和田フォント”と言ってもいいくらいの、背表紙で一発のあの特徴的なレタリングがあったから、あれだけの有名作家の装丁が舞い込んだんだろうな。そうした人脈の中で文章も磨かれたんだろうし、だとしたら凄い相乗効果だよね。視線は鋭いのに、文章としては温かいのは、人柄もあるだろうとは言え、学ぶべき表現者は多いよね。それが私生活にも表れていたから、あの太陽2つ分みたいなスゴイエネルギーのパートナーと、鴛鴦夫婦として連れ添えたんだろうし、息子もミュージシャンていうアーティスト家族(彼女の料理とパフォーマンスは、最早アーティストでしょう)が成り立っていたんだろうし。裏・ベストパートナーではないのかね。
加えて、あそこの展示室は、ちょっと示唆的かなと思ったのね。作りは、中高の文化祭に毛が生えたくらいのものなんだけど、図書館にああいう特定のスペースがあるっていうことが重要なのよ。つまり、教科書なぞるだけだったり、近隣と大差ない内容に“郷土館”っていう特別なハコを造る意味ね。最近増えて来てるけど、図書館に付随させるという手は大いにあると思うよ、図書館には、相応の器の大きさが必要だからね。
若手のアーティストが、鋭く現代を突く作品を並べてくれると、ワクワクしてくるね。顔のないポートレート、如何にも現代的。
普段は注意を向けられないものに大きくクローズアップするっていう視点は好きだし、「端役」っていうタイトルも上手いと思うけれど、敢えて絵画表現には限界があると決め打って、それをどう拡張していくかというアプローチが秀逸で、個人的には、こちらの勝ち。いや、アートに勝ちも負けもないんだけど。

和田誠記念文庫のページ

第39回フェブラリーステークス結果

2022年03月17日 03時03分05秒 | 競馬
1着 カフェファラオ
2着 テイエムサウスダン
3着 ソダシ
6着 レッドルゼル
12着 サンライズホープ
14着 テオレーマ

結果:ハズレ

当初人気が予想された各馬に、何だかんだで皆不安を感じてたってことだよね。だから結果として押し出されちゃって、それでその馬に多くを望むのは、酷だったんじゃないかなぁ。
アイドルは、何だかんだで今回は一応の結果で、まずは次回に繋ぐことには成功したのでは。
勝馬は、もう東京専用機、決定。
で、自身の結果は、そもそも人気予想からメチャメチャだったので、問題外、残念!穴党斬り!!

いつもと違った

2022年03月17日 02時26分19秒 | ぶらり、城東
2022.2.12の回顧録

メトロ銀座ギャラリー(浜田修子・KAZUKO・相沢久徳展)→銀座メゾンエルメスフォーラム(転移のすがた・アーティストレジデンシー10周年記念展)→いつき美術画廊→きたかた食堂(昼食)

いや、毎度面白い企画のエルメスさんだからこそ感じることなんだけど、やっぱり参加人数が増えた分、淡白さはどうしてもあるよね。しかも今回は、メンターと呼ばれる推薦者の力が、かなり抜けてたと言うか。その中でも特に、ジュゼッペ=ペノーネの作品群が、個人的に強く刺さっちゃて、その分他が霞んじゃったと言うか。大変申し訳ないことなんだけど。