中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

建物造って魂云々とか

2024年11月08日 00時45分14秒 | ぶらり、城西
2024.10.26の回顧録

日藝ショールーム(安井建築設計事務所100周年企画まちなか展)→凛や(昼食)

建築家って、なかなか因果な商売だって感じたね。だって、個人邸ならまだしも、公共施設みたいな不特定多数が利用する建築だと、建築のコンセプトまで理解して利用してくれる人なんて、まず皆無な訳よ。とすると、結果として、利用者によってコンセプトとは正反対の建築になってしまう恐れも有り得る訳。と言って、建築に余りに主張を込め過ぎると、利用者の勝手が悪い、例のザハ=ハディドや噂のKUMAちゃんみたいになっちゃう恐れが生じる訳だよね。となると、建築家なんて、名前が残らないくらいの方が優秀なのかも、何て思っちゃったり。
ところで、何でここ訪ねて、そんなこと思ったかね。

画家の生業とは

2024年11月08日 00時26分50秒 | ぶらり、城東
2024.10.25の回顧録

ポポー(買物)→CIBI(朝食)→上野トイレミュージアム→東京都美術館(田中一村展・雪梁舎フィレンツェ賞展・第25回全日本バードカービングコンクール)・カフェアート(昼食)→上野広小路遺跡三橋遺構→池之端児童遊園→花重谷中茶屋(一服)→ラ・スール・リマーレ(買物)→道灌山BAKE SHOP(買物)

今展を一言で言うなら、こういうことかと。ゴッホのように、画壇と縁がなかったとは言え、人に恵まれて画業が続いたのは、正に人徳か。ピカソのように、画風にフェイズがあったとは言え、あんなに極端に変わることはなく、寧ろ過去の画風も要所に顔を出していたり。一口に画家と言っても人生いろいろだなと。そして、画壇に認められずとも、画家として生きていく道は、色々あったんだなと。今で言ったら、イラストレーターみたいなこともやってた訳だしね。
ま、そうは言っても、やはり個人的な好みは、奄美に渡った最晩年の作品群なんだけどね。改めて見ると、手前に大きく花鳥画、画面奥に風景を拝する遠近の構図が、ちょっとシュルレアリスムっぽいんだよね、ダリとかマグリットとかキリコとか。それをよりそういう印象にするのがエキゾチシズム溢れる南国の風物って訳で、順序は逆だけど、ルソーとかゴーギャンとかも、そんな画題を求めたのかも。そして、生涯を追う展示で引っ張りに引っ張て、オーラスでみんなが望んでいるであろう作品群をドドン!とブチかます展示構成、御見逸れだね。
そしてそして、他の小展示もなかなかの内容で。フィレンツェ賞展は、具象専門と言いながら、そうとは思えないアプローチの作品も多く、バラエティに富んだ作品群で面白かった。だからこそ、「一作品選んで」って言われても、ほぼほぼお手上げになっちゃうんだよ。半ばお遊びの奨励企画とは言え、審査する側の苦しみを味わったと言うか。バードカービングの方は、これはもうリアリティの神髄な訳で。特に大事だと感じたのは目で、そこの加減で、よりリアルになるか、マンガチックになるかを大きく左右しているように感じた。ホント超大事。
リノベートの過程での流れだったのかも知れないけど、霊園の花屋さんに、今風のカフェを併設するっていうのは、意外になかった組み合わせかも。所謂谷根千からちょっと外れた空白地帯なので、その意味で好立地かも。
コロッケとかカツサンドとか、結構な高ボリュームメニューが目立ったのは、育ち盛りの学生を目の前に見た立地故か。
改めて、分厚いバターサンドクッキー美味し。
美校の学生さんでトイレを彩るっていう試み自体は面白いと思うんだけど、ちょっと環境が悪過ぎるかな。折角綺麗にしても、一ヶ月も持たないような気がする。先のオリンピックに関わる政策で、吹き溜まりにされちゃったからね。

雪梁舎フィレンツェ賞展のページ
全日本バードカービング協会のページ
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第85回菊花賞結果

2024年11月07日 23時59分57秒 | 競馬
1着 アーバンシック
2着 ヘデントール
3着 アドマイヤテラ
15着 ピースワンデュック
17着 アスクカムオンモア
18着 ノーブルスカイ

結果:ハズレ

凡そ酷過ぎて、振り返りたくもない結果ではありますが……まあ、“春とは様変わりの結果”という点は、そこそこ押さえられたのかな。
しかし、ということは、この辺の上位馬と、春の上位馬が再び相見える場って、来ないってことになるよね。
もしかすると、牝馬が中心にいることが多くなったのって、“同世代で磨く場が多い”っていうのも、理由の一つなのかもって思わされるね。
いや、クラシックはその名の通り伝統だから、それを崩せとまでは言い難いけど、今後もし、3000くらいは牡馬と対等に走れる牝馬が現れるようになったら、ホントに牝馬中心になっちゃうんじゃないのかね。
そしたら、「牝馬限定戦」は「牡馬限定戦」に置き換わっていっちゃうね、いや、強ち狂気の沙汰って訳でもなくて、白毛がGI勝つ時代が来てる訳だしね、嘗ての常識が揺らぐ時代が来てるってことじゃないのかね……って、てんで当たんないヤツが言っても、信憑性も何もないですが。

完璧で究極のアイドル

2024年11月07日 23時30分44秒 | ぶらり、城内
2024.10.19の回顧録

よみうりギャラリー(没後10年展高倉健に、なる他)→安井建築設計事務所東京事務所美土代クリエイティブ特区(100周年企画まちなか展)→藤原QOL研究所(一麦-遊戯の世界-)→そば処丸花(昼食)

本当に、“高倉健”に殉じた方だったんだなあと。これも、昭和だから出来たことなんだろうね。今の時代にはもう無理でしょ、享受する側が、自分に都合のいい“偶像”を強要する時代になったからね。ネタを供給したいから、門戸は広くなっているけど、安易な憧れで目指す前に忠告してもらった方がいいね、「人間やめる覚悟はありますか?」ってね。
事務所をあれだけ開放しているだけでもまあ大したもんではあるんだけど、開放的っていうのは空間を外に向けて開いていることだけを言うんじゃないんだよね、心理的な開放っていう、「何かやってるみたいだけど……」くらいの興味の人を、呼び込めるかっていうのもあってね、空気感が圧迫面接みたいな所も結構あるのよ、そういう所には、ほぼ無目的・普段は無関心の人は入って来ないよね。今後も継続的に、外に向けてのイベントをするなら、そういう面も踏まえるといいかな。いや、うちは建築家だから空間が大事であって、入り難いならそれでも結構っていうなら、それはそれなんだけど。取り敢えず、同じ建物に入っている他組織との風通しが良さそうには感じなかったけどね、通り抜けも出来ないし。今後あるとするなら、志望学生狙いかなとも思うけど、一帯法科系が多いからなあ、コラボあるとすると、電大くらいかなあ。
お蕎麦は美味しいし、面白いメニューも多いんだけど、パチンコ屋の裏で、場外の近所っていう立地からくる、週末のバチバチ鉄火場の空気は、どうともならないね。基本カタギは週末回避のお店でしょ。

安井建築設計事務所のページ
そば処丸花のページ

第170回天皇賞予想

2024年10月20日 22時43分37秒 | 競馬
4頭BOX
ステラヴェローチェ‐ソールオリエンス‐タスティエーラ‐ダノンベルーガ
予備)ホウオウビスケッツ、レーベンスティール

例年に比べ、ちょっと寂しい、ちょっと小粒に感じるのは、3歳勢の参加がないせいか。
とは言え、3分の1は戴冠馬だから、充分豪華なんだけどね、4冠牝馬は出るし、2世代ダービー馬の顔合わせもあるし。

実は、メモリアルヒーローも、その辺のカギだったりするのかも知れません。
今レースのメモリアルヒーロー、エイシンフラッシュは、ダービー馬になりながら、その後長らく低迷、この秋の天皇賞で、もう一度輝きを取り戻した、という経緯があります。

ほら、今年もいますね、以後低迷のダービー馬が。
そう、タスティエーラです。
勝ち星に見放されているこの馬に、もう一度スポットが当たる流れはないでしょうかね。
相手も、戴冠してからちょっと足りない、或いは度々期待されながら本番で足りないメンバーにしました。
どれが勝っても、漸くの脚光っていうことでね。

もう1頭のダービー馬・ドウデュースも、どちらかというと低迷気味だけど、有馬を獲ってるし、海外転戦のニュースや、何より鞍上の影響で、既にかなりの脚光を浴びているのでね。
4冠牝馬については、言うまでもないでしょ。

2024.10.14の回顧録

2024年10月20日 22時17分57秒 | ぶらり、お食事
麺ダイニングととこ(昼食)

第29回秋華賞結果

2024年10月20日 22時11分46秒 | 競馬
1着 チェルヴィニア
2着 ボンドガール
3着 ステレンボッシュ
5着 クリスマスパレード
10着 ホーエリート
12着 アドマイヤベル
13着 セキトバイースト

結果:ハズレ

ハイ、オカルトでした……。

結局、下馬評通りの能力値高い馬が上位に来ているのでね、何も言うことないッス。
チェルヴィニアは次走も楽しみなので、順調に行って欲しいね。
ボンドガールは、どっかで目になって欲しいね。
唯一大きく人気を裏切ったシンガリ馬は……初めから走る気がなかったかも。
「今日の自分は、万全に走れる状態じゃない」っていうのを、本能で察してるのかも知れないね。
それがパドックやら返し馬やらゲートインに現れるのだとしたら、やっぱり当日の気配は重要だな、今更だけど。
ま、返し馬とかゲートで分かっても、全然遅いんだけどね。

道と共に

2024年10月20日 02時26分43秒 | ぶらり、城北
2024.10.12の回顧録

そば谷(朝食)→アンティーム(買物)→観明寺→板橋三丁目縁宿広場→加賀公園→植村冒険館→いっ久家(一服)→マテリエル(買物)→バナナんバナナ(一服)→滝野川フレイムス(もう一服)

部分的に歯抜けはあっても、未だに旧街道沿いに長く商店街が展開しているから、そういう史跡を多く遺して、紹介していこうっていう空気は醸成されるよね。特に長距離に亘って遺っている板橋区が力を入れるのは当然だけど、北区も豊島区もそれに乗っかったらいいのに。これだけ遺ってるのは、あとは旧東海道の品川宿くらいなんだからさ。
で、北区が乗っかったらいいっていうのは、軍需工場専用線についても同様だよね。エリアとして、北区側が圧倒的に大きいのは歴史的な事実なんだから、協力はして、イニシアチブは全部与えてってくらいの懐の深さを見せたらいいと思うんだけどね。
早朝からあの賑わいは、ロードサイド店としては屈指の人気店だったんだね。でも、ミックスかき揚げとか頂いたら、至極納得だわ。あれ、野菜類については、敢えて使うものを限定せずに、『イカとカニカマと、季節の野菜』とかにしても面白んじゃないかな、予算的な調整も可能になるしね。
コンプラ超重視の昨今に、その業績の総ては称賛出来ないかも知れないけど、逆に今の世だからこそ見直せるものもあるのでね。言葉は寺山修司だけど、書を捨てて、町ならぬ冒険に出ようっていうのは、この人以上に説得力持って発せられる人はいないでしょ。
タイミングと、店員さんのご配慮で、揚げたてドーナツと合わせられたのが良かったかも知れないね。サクサクドーナツが、徐々にアイスクリームに馴染んでいく食感の変化も楽しめた。ドーナツもアイスも甘過ぎないのは、男性の口にも合うね。
味も勿論なんだけど、見た目も楽しい造形も魅力だね。あの楽しめる造形だと、お祝い事のデコレーションケーキも、丸いおっきいっていうだけでなく、ちっちゃめだけど凝った形っていう選択肢が出来ていいね。あれ、精巧なミニチュアのガチャ出来たら、人気出ないかな。
あれは、ある意味町の実験場だね。駅ビルとか、大手デベロッパーによる大規模再開発っていうのでない、街の新陳代謝の在り方のね。

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いっ久家のページ
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第85回菊花賞予想

2024年10月14日 20時53分54秒 | 競馬
4頭BOX
アスクカムオンモア‐ノーブルスカイ‐ピースワンデュック‐ヘデントール
予備)ウエストナウ、アドマイヤテラ、シュバルツクーゲル

一番星と言えるジャスティンミラノは故障、春を賑わせた1頭のシンエンペラーは海外遠征、急成長が見込まれたシックスペンスは長距離にはソッポと、例年通り(?)3冠最後の菊は、有力馬に嫌われる傾向だね。
一応、クラシック出走済み勢を中心に人気は構成されそうなものの、簡単に動向は読めない、超混戦になりそうな気配ですね。

そんな菊のメモリアルヒーローは、キセキ。
正直、菊までの経歴ではとても語れない、息の長い競走馬歴を送った馬なのですが、敢えて菊までの足跡で語るなら、一口で言って“春にはいなかった馬”。成績的には悪くなかったものの、クラシック路線には乗れなかった感じなんですね。
そんな訳ですから、人気を形成しそうなクラシック組は全部外して、“春にはいなかった”メンバーで纏めました。
そんなメンバーでも、登録数のお陰で出走可能だっていうのは、かなり穴党心を擽りますよね。

塀の外も懲りない面々

2024年10月14日 20時27分18秒 | ぶらり、城東
2024.10.5の回顧録

雪国(朝食)→東京拘置所(第11回矯正展)→会津(昼食)→雑賀屋(お替り)

何処まで説明されているか、把握しているのかは知らんけど、あの狂騒を、“中の人”等はどう思ってるんだろうね。開場前から待機時間が設定してあるっていうことは、恐らく物販なんかを狙って来る常連がいるんだよね。その日は嬉々としてやってくるそういう人達も、「近所に拘置所建てさせて下さい」って言われたら、目三角にして反対するんでしょ、何か複雑だよね。まあお祭りみたいなもんだし、“開かれた拘置所”なんて意味分からんてなりそうな目標掲げてのものだから、ここに目三角にする必要もないんだろうけどね。目当ての旧庁舎も、このタイミングだけの公開だから行列だったけど、みんなスマホでパシャってるだけで、あれSNS上げる以外で活用してんのかね。今も拘置所施設として活用されていながら、資料館としても使用されてるちょっと興味深い所なんだけどね。そのくせ、改修したっていう割には、コンクリ塗りっぱなしみたいな外壁で、無粋なんだよな。それはともかく、施設の構造以前に、鉄路と高速の高架と2本の河川で囲まれてるっていうのは、それだけでなかなか要害だよなあ。
所謂ロードサイド店で一定の需要があるとは言え、今のご時勢24時間営業は凄いよな。んで、肉蕎麦っつって、バラ肉じゃなく、ホロホロの1枚肉乗ってくるのは、もっと凄いよな。ホロホロだから、汁が良く馴染んで美味いんだ、これが。
こっちもなかなかの、と言うか、あれは繁盛して不思議ない超好立地だな。それだけ色んな客が来るだろうから、メニュー数が増えるのは、必然だったんだろね。試したバタートッピングは、あの蕎麦だから合うっていう感じかも。辣油は勿論合う。それにしても、地元や日常利用者にとっては、全く違和感ない乗り換えなんだね。