中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

第36回フェブラリーステークス予想

2019年02月14日 03時06分29秒 | 競馬
4頭BOX
ヴェンジェンス‐クインズサターン‐コパノキッキング‐ユラノト
予備)サンライズノヴァ


昨年のダート王で、明けまだ4歳、長きに亘る活躍が期待されていたルヴァンスレーヴが、脚部不安で早々に回避しましたが、それでも何頭も注目馬がいるのが、今のダート界の層の厚さ。
しかし今回に限っては、一番の注目は馬ではなくてヤネ、騎手の側でしょう。
そう、中央でたった一人の女性騎手・ナナコが、ついにGⅠに騎乗という大ニュースです。

そのパートナーであるコパノキッキングが、当然人気にもなるだろうと思いきや、専門誌の評価は案外低め。
まあ見直してみればそれもまた当然で、この馬、マイルを走ったことがないんだね。
しかも今回は、前にはユタカ騎乗の人気馬インティが、後ろからはルメール騎乗でこれまた人気のゴールドドリームが来るという展開で、つまり実力最上位の二人と駆け引きをしなきゃなんない。
その上に、実績以上の人気を背負うプレッシャーもかかる訳で、惨敗しても何の不思議もない所。
要するに、プロの目は至って冷静という訳だけど、もう今回は完全に応援馬券ということで。
何はともあれ、自分らしい、思い切った騎乗をして欲しいね。
その上で次に繋がる騎乗になれば、意気に感じた馬主さんや調教師さんが、必ず次のチャンスをくれると、ファンとしては信じたい。
さらに、少しでもいい結果が伴えばなおのこと、だよね。

1頭が人気間違いなしなので、あとはとんでもなく人気薄を狙いました。
これこそ、現地に見に行くレースだね~。

やっぱり適任

2019年02月11日 23時21分13秒 | ぶらり、城南
2019.1.19の回顧録

ANOMALY(Chim↑Pom展「グランドオープン」)→TODAYS GALLERY STUDIO(チョーヒカル個展)→らーめん天神下大喜(昼食)

世間的にはお騒がせ集団でも、それだけにアートの側から見ると、面白いことこの上ないね。“パブリックとマジョリティが混同されている”とか“個が面白くないと、公が面白くなる訳がない”とか、その考え方も拍手喝采もので。パフォーマンスありきの集団ではあるけれども、やっぱり彼等みたいなのが参加しないと、万博も面白くならないでしょ。前の大阪万博だって、結局は岡本太郎さんに完遂させた訳だから。それこそ“個が面白くあってこその公”なんて、マイノリティの存在も認めていくべき新時代の万博にピッタリのコンセプトでしょ。絶対適任だと思うんだけどなぁ、やっぱないかなー、ないかーそーかー、じゃーやっぱつまんねーもんになりそーだなー。
その超絶技巧を駆使したボディペインティングが余りに面白くて観に行ったんだけど、平面も立体も、それに劣らないくらい面白くて大満足。あの発想力とユーモア、それを再現する技巧は、今後間違いなく、もっと注目されるはず。あの画風は、もしかすると往年のジャガーバックスシリーズの挿絵のオマージュかもと思ったけど、そうでないならないで、やっぱりスゴイよね。しかし、立体の“オオダイダイムシ”はヤバいなー、トラウマでミカン食えなくなる人、出そうな出来栄えだからねー。
天神下から鳥越に移転しても、屋号同様、高クオリティで味も変わらずで、ファンには嬉しい限りだよね。陸の孤島みたいな立地になった分、以前の狂ってる行列もほぼ無くなった感じで、それでも足を運ぶ愛好者にとっても、有難い限りだよね。やっぱり、一つの店が、商品にもサービスにもクオリティを保ったまま対応できる客の数には、限界があるってことじゃないのかな、同業で言えば、六厘舎の件がそうだし、蔦みたいな件も起こるしね。


「グランドオープン」に向けた、Chim↑Pomのステートメント
らーめん天神下大喜のページ

美談ではない

2019年02月10日 13時25分34秒 | ぶらり、城西
2019.1.14の回顧録

Bunkamura Box Gallery(板東俘虜収容所の世界展)→Galaxy銀河系(ポストアバンダンの跫音展)→イスム表参道店(駒居秀隆展)→エスパスルイヴィトン(ヘスス=ラファエル=ソト展)→ケアコミュニティ・原宿の丘→天鴻餃子房(昼食)

映画にもなったほどのエピソードだけど、あくまで色んな偶然が重なった上での、例外的な奇跡と捉えるべきで、日本人の倫理観の高さのアピールのような広報の仕方には疑問が残るけどね。当時収容所で飼われていたイヌをモチーフにしたマスコットを作ってしまう辺りに、そんな浮かれナントカの気配を感じてしょうがない。
廃墟に関してもそうで、あんな打ち棄てられた状況でも、大概は官公庁や自治体の管理地だったり登記上は所有者のある場所だったりするから、見つかって捕まれば犯罪者だし、万一の事態があった際は完全自己責任で、ハンターの方々はそれも承知で臨んでいる訳。写真や作品集に具体的な立地を示さないのは、ハンターとしての独占欲もあるとしても、そんな場所に浮かれポンチを迂闊に踏み込ませないためのせめてもの配慮もあるのではないかと。私個人はというと、今展に今一つピンと来なかったことで、景色ではなく、その場所の履歴に興味があったんだということに、改めて気付かされた。作品的には、星空とのコラボが斬新だった啝さんの写真が、一番刺さったかな。
仏像にしてもそうで、造形師さんの技術と研究の粋ではあっても、量産品であり廉価版であることは間違いなくて、やはり仏師さんの手の物とは、明確に分けてあげないとね。駒居さんの作品は、モチーフも表現も面白いんだけど、それを活かすためにも、演出的な画面の歪みや暈しはない方が、作品も映えると思うんだけどなぁ。
で、個人的に一番痛恨だったのは、廃校活用の問題だわ。廃校になっている段階で、建物としての耐用年数の相応を費やしているんだよね。それも考慮して、活用が最適かどうか判断しなきゃいけないんだよなぁ。そもそも、屋上プールなんて建物の構造的にかなり無理がある物件なんて、尚更だよね。
話は変わって、ソト展は珍しく、抜群にインスタ映えする企画なので、是非訪ねてみては。GWまで開催してるから、まだ間に合うよ。
個人的に、餃子は白飯のネタとして不適格なんだけど、あれだけ量があれば話は違う。そこは流石専門店といった感じ。


板東俘虜収容所のあった地、徳島県の鳴門市ドイツ館のページ
天鴻餃子房のページ