中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

第64回有馬記念結果

2019年12月31日 23時20分19秒 | 競馬
1着 リスグラシュー
2着 サートゥルナーリア
3着 ワールドプレミア
5着 キセキ
14着 アエロリット
16着 クロコスミア

結果:ハズレ

今年1年に亘って、見事に大輪の花を咲かせ続けた百合。有終の美も飾って、まあ“クリノアマノジャク”はいるだろうけど、年度代表馬という大きな手土産は確定でしょう。素直におめでとう。
3歳は、通して軽く見てきたけど、この結果を見ると、やはり戴冠するレベルの馬は、別の見方をしないとダメかなと。ただ一方で、相性の良悪もより明らかにした感もあるけどね。年間2冠馬はいるけど、3歳牡馬部門は熾烈かな。
他方、今年最も期待されていたはずの馬は、無冠に終わる見込み。思い付きというか行き当たりばったりというか、「出られるトコ出しゃ、好走はするでしょ」っていう、他馬をナメたような出走をしてたらダメってことだ。来年の予定を白紙に戻してなんて、何か来年も、同じことを繰り返しかねない気配はあるけどね。
一応年間2冠はしているから、票を入れるのはいると思うけど、そんな“クリノアマノジャク”が大量に現れるようだと、変な忖度を勘繰られても仕方ないし、今後のためにならない。そこはちゃんと考えて。

第142回中山大障害結果

2019年12月31日 22時54分45秒 | 競馬
1着 シングンマイケル
2着 ブライトクォーツ
3着 メイショウダッサイ
7着 ヨカグラ
9着 トーヨーピース
15着 スリーコーズライン

結果:ハズレ

やっぱり、タフさが問われる障害GⅠでは、如何に自分の展開に持ち込めるかが勝負のカギ。オジュウくらいだと、多少その方程式が崩れても、別の方程式を持ち込めるんだろうけど、ある程度力が拮抗していると、その辺りは如実で、人気のうちの2頭は、そこが思うに任せなかった結果といった所なんだろうね。
まあ、そんな能書きを言う前に、まずペースについていける馬を選ばないとな~。

芸術の冬

2019年12月31日 22時43分46秒 | ぶらり、城西
2019.12.21の回顧録

AKIO NAGASAWA Gallery Aoyama(小村希史展)→Fergus McCaffrey Tokyo(ジャスパー=ジョンズ展)→MASAHIRO MAKI GALLERY(アンソニー=マイラー展)→ars gallery(クリスティーナ=シュタッドルバウアー展)→排骨担々五ノ井(昼食)

創作の動機となるものとは少し離れてはいるけれど、「ダイヤモンド」という展覧会タイトルの通り、色合いはともかく、結晶はイメージできる作風だね。ただ個人的には、これもご本人作らしいBGMが印象に残ったので、もしかすると、トータルで観る、空間インスタレーションに近いのかと。
ご本人は、「鳥に見えるものを描くことを意図していない」とコメントしているけど、実際、構図やタイトルから考えると、無意識的にでも、鳥に見える描画に収束しているように感じる。何か、個人的に、凄く惜しい。
金継ぎという伝統的な日本の技法を、修復から治癒という、有機的な働きに展開させている視点が新しいというか。余りに有機的過ぎて、長期的にお付き合いしなければいけない分、ギャラリーのような短期間での展示には向かないけど、それこそ数カ月に及ぶアートイベントなんかで展開したら、面白くなりそうだよね。何よりこれで、血の涙を流す奇跡のマリア像の説明がついてしまうケースがあるというのが、驚嘆モノだよね。
五ノ井さんの担々は、胡麻の主張が殆ど無く、かと言って唐辛子も強い主張をせず、担々と言えば激辛の向きには物足りないかも知れないけど、食べ易さは抜群。排骨入ってても、全然サッパリ、美味しく頂ける。新しいかも。


クリスティーナ=シュタッドルバウアーの作品紹介のページ

第36回ホープフルステークス予想

2019年12月28日 07時56分51秒 | 競馬
4頭BOX
ガロアクリーク‐クリノブレーヴ‐ブラックホール‐ブルーミングスカイ

最終的にこの頭数で落ち着いてしまう辺り、やはり2歳戦にGⅠはいらないかと……。
ここも、サリオスと並ぶ世代の強豪とされるコントレイルが断然人気の気配ですが、こういう“勝って当然”のレースをステップにしても、余り身にならないのでは……なんて思ったりもします。
それが逆に、プレッシャーにならなければいいですけどね。

こちらとしては、穴で狙っていた馬が続々回避して、予想も何もあったもんじゃないって感じで、何かもう、半ばヤケクソな感じでもありますが。
万一こんなのが来るようだと、ますます来年と縁のないレースになるし、ますますレースの格が下がるね。

第142回中山大障害予想

2019年12月21日 08時43分29秒 | 競馬
4頭BOX
スリーコーズライン‐トーヨーピース‐ブライトクォーツ‐ヨカグラ

これだけ頭数が揃う大障害は、久し振りじゃないかね。オジュウが自重し、アップトゥデイトが引退した途端にこれなんだから、やっぱり競馬って、夢とかロマンとかより、経済的競技なんだね。

それはともかく、ただの数合わせでなく、上位が拮抗しているのも珍しくて、そこも人気が割れそうだけど、“快速特急”ディライトフルを始め、有力馬はみんな先行タイプで、同じく人気のシンキングダンサーが、先団を見ながら追走する流れかと。
他の馬は、それにある程度ついて行くことは必須条件だけど、ディライトフルが抜け切れなかったり、先行勢が鍔迫り合いするようだと、消耗度合によっては、追い込みの出番もあるかと。
障害で、前が圧倒的有利なのは承知の上で、ちゃんとメンバーが揃った今回は、思い切った勝負を……って、まあいつものことだけど。

朝日杯フューチュリティステークス結果

2019年12月21日 08時28分18秒 | 競馬
1着 サリオス
2着 タイセイビジョン
3着 グランレイ
7着 ビアンフェ
11着 トリプルエース
16着 ペールエール

結果:ハズレ

先週同様、一頭抜けてたね。あとはこの能力の高さが、世代でどのレベルにあるのか、かな。この馬に関しては、各所のランキングでずっとトップに君臨してるから、もしかすると久々に、“期待の一頭”なのかな。

神を観た

2019年12月21日 08時17分38秒 | ぶらり、城西
2019.12.14の回顧録

JAアグリパーク→中部地方インフォメーションプラザIN京王新宿→東京オペラシティアートギャラリー(カミーユ=アンロ・李禹煥・山田七菜子展)

歴史の幅、宇宙的な空間の幅、さらにそれより大きい人間の感性の幅を、何とか作品にしようとした作家はこれまでにも沢山いて、大概はそれに断念して、ある象徴的な一点を表した作品が代表作になったりする訳だけど、それをここまで見事に作品に昇華した例を、私は初めて見たかも。メディアで主に紹介されていた「革命家でありながら花を愛することは可能か」も良いんだけど(このタイトルのチョイスだけで既にスゴイ)、その後の「青い狐」と続いて、「偉大なる疲労」が止めの一撃。どれも彼女の感性と知識の幅広さが、存分に作品に活かされていて、このインプットとアウトプットの一連を“教養”と呼ぶのなら、ちょっととんでもない巨人と出会ってしまったぞと。特に「偉大なる疲労」は、その内容と意図に気付いた時は、正に所謂電撃が走った瞬間だったからね、映像インスタレーションとしては短めの作品とは言え、隅々まで観察するために二回りも見るようなこと、余りしないから。あんな天地創造の話が、デスクトップ上で展開されているようなギミックも見事だし、結構センシティブな表現も厭わないのも良い。いやホント、神かと。
本当はICCも見て回る予定だったんだけど、これで完全に圧倒されて、あと腑抜けちゃったんで、後日に回すことにした。あ、これが「偉大なる疲労」なのか、もしかしてww。

カミーユ=アンロの紹介ページ

第64回有馬記念予想

2019年12月19日 01時58分31秒 | 競馬
4頭BOX
アエロリット‐キセキ‐クロコスミア‐リスグラシュー


「あなたの夢は何ですか?」の名文句でお馴染みの有馬記念ですが、特に今年は、夢を奪うレースに成り下がったかと思いますね。
1年に、1度ならず2度までも、またもや舌の根も乾かぬうち、ですよ。
自分ちの本に大々的に掲げた看板に泥を塗られた格好の興行主も、それで何も感じないのかね。
この調子じゃ、「これだけの馬だから、無理をさせず、あと1年満足に走らせて、送り出したい」なんてお馴染みの綺麗事を関係者がコメント出して終わりそうだからね。
もう夢なんて信じない、2019年は私にとって、そういう年になりました。

だからこれは、“予想”ではなくて“異論”、乗らぬが華。

第71回阪神ジュベナイルフィリーズ結果

2019年12月19日 01時47分27秒 | 競馬
1着 レシステンシア
2着 マルターズディオサ
3着 クラヴァシュドール
4着 ウーマンズハート
5着 ヤマカツマーメイド
14着 スウィートメリナ


結果:ハズレ

どうでしょう、結果にはならなかったけど、そこまで筋悪ではなかったのでは?と自画自賛。
しかし1頭抜けた感じで、後はこれが、来年まで続くかどうか、何遍も言ってることだけどね。

これぞ老舗の蓄積

2019年12月19日 01時33分54秒 | ぶらり、城南
2019.12.7の回顧録

青山公園→青山霊園→虎屋ギャラリー(虎屋文庫の羊羹・YOKAN展)→蓼科(昼食)→セレネー(買物)→オリムピック(買物)

プレオープンの頃は、今後はこんなやっつけにしちゃうのかと危惧したけど、満を持しての本格オープンの今展を見て、そんな不安はぶっ飛んだね。看板商品という基本に帰りつつも、新説も用意し、今風にもワールドワイドにも展開しているところも見せて、且つ演出もしっかりしていて、流石老舗の貫録を感じたね。ホント比較して申し訳ないんだけど、どっかの商店とは雲泥。
起源が警察官霊園だから、あんなに飾り気がなく厳然とした感じなのかも知れないけど、勝手なイメージとして、軍人・官僚・政治家用の場所で、文人には優しくないように感じた。車がまともに通れる道なんて、中央を突っ切る縦横2本しかないはずなんだけど、そんな空気が、都市伝説を生むのかも知れないね。まあ今回は、大久保卿と一緒に遭難した馭者と馬車馬に挨拶に行ったんだけど、添えられた銘文が、歴女の妄想熱を極限まで抑えて、記録に基づくものでしっかり纏めた、正に名文だった。素晴らしい仕事をしたね、みほさん。