中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

流石は中央博物館!

2024年05月05日 07時29分06秒 | ぶらり、千葉
2024.4.26の回顧録

天亀そば(朝食)→荒久古墳→千葉県立中央博物館(理科室のタイムマシン・学校標本)・生態園→青葉の森公園芸術文化センター→公園センター→千葉市男女共同参画センター

結局延べ1日半か、流石県の中央博物館、情報量がハンパないね。タイミングもあって、チバニアンを中心にした地学展示も充実度高いけど、やっぱりハイライトは、かなり思い切ってスペース割いてる生物分類関連と、鯨類を中心とした海棲哺乳類の展示だね。はっきり言って、ここだけで1日以上遊べる。自然との共生をどう構築するかについての展示も、幾分説教臭い部分もあるとは言え、かなり頑張ってる。何より、学校標本なんて、今日日極めてニッチな所に切り込んで、あれだけ面白い企画に出来る辺り、学芸員さんの腕とセンスが感じられて、実に素晴らしい施設だと。それだけに、人文分野がいる?とまでは言い過ぎにしても、別施設に委ねちゃってもいいのかな~っていう感じも。
だって何せ、生態園も見なきゃいけないし。そんな大きな規模じゃないはずなのに、ちょっとした森林浴気分が味わえるくらいの立派なコース。あのレベルにするのに、よく30年頑張って続けたことを、何より評価したい。
「あらゆる条件に因らない、総ての人の共生」っていう意味合いで「ハーモニーホール」って名称なんだろうけど、逆にそれで、本来の意味が薄まっちゃってる気がする。計画時は「男女共同参画センター」だったみたいだし、実際最も力を入れているのはそこなんだから、堅苦しくても、そのままで良かったのでは。寧ろ今後、大事になってくることだしね。

千葉県立中央博物館のページ

こっちもこれっきりにしない

2023年05月14日 12時22分07秒 | ぶらり、千葉
2023.5.5の回顧録

味元(朝食)→千葉県立中央博物館

計画的にいったのに、こっちは流石の中央博物館の情報量、まさか一日掛かりで敵わないとは。リベンジ確定です。これで館内飲食禁止はかなりハードだった。もうちっとスペース拡充してくれる余地はないっすかね、という要望を言った所で。
中で、やはりチバニアンに沸いただけあって、地質学関連の充実度の高さと、後はやっぱりの、クジラ関連ね。あのレベルの骨格標本は、やはり条件を選ぶよね。あと、分類学をあれだけ細かく紹介しているのは凄くて、全体のボリュームアップに、大いに繋がってる。
自然史部門に対して、人文部門は横須賀と同じ感じで、地元に特化して歴史を追っているのは評価するけど、だからこそ、教科書で習っている可能性の高い地元の人は、行く必要がないかも知れない。面白かったのは、横須賀と千葉の両方で、ナウマンゾウを大きく取り上げていたことで、もしかして氷期の地勢を感じられるものなのかも。あと、これはブームに乗ろうと思ったのか、どっちも牧野富太郎扱ってたのもポイントかな。ただ、横須賀が、牧野の人柄にも迫っていたのに対して、千葉の方は、元々力を入れている部分の違いからか、日本の分類学の祖という扱いで取り上げただけで、博物館の最終・分類・保存について大きく扱っていて、この違いは大きいね。残念ながら見学者には、千葉の方は余りアピールしてなかったみたい。

千葉県立中央博物館のページ

宮城県の勝ち

2021年08月16日 00時10分40秒 | ぶらり、千葉
2021.7.23の回顧録

発酵の里こうざき(昼食・買物)→ずんだ茶寮(一服)→SHOGUN(買物)

粒感を、“いいアクセント”の程度にしているのが絶妙なんだね。エクセラでもそこまで甘くなく、こりゃ確かに口コミで来るなと。個人的には、スタバよりこっちだわ。
ランキングされるくらいだから千差万別、玉石混交なんだろうけど、あれが標準的な道の駅のレベルなんだったら、ちょっと問題アリかも。少なくとも、都市部からレジャーに来る人の気も惹かなければ、観光の拠点にもならない。かなり悪い言い方をすれば、“田舎の成城石井”。まあ、近場の自治体の方々がそれくらいの意識で利用して成り立ってるなら、それでいいんだろうけどね。

ずんだ茶寮のページ
発酵の里こうざきのページ

傷未だ深けれど

2020年03月28日 11時25分39秒 | ぶらり、千葉
2020.2.24の回顧録

館山夕日桟橋→崖観音→大房岬自然公園→須藤牧場イオンタウン店(おやつ)→Cafe123(おやつ)→SEA DAYS(昼食)→ブロワ珈琲焙煎所(お茶)→館山夕日桟橋

一見平素に戻っているように見えるけど、ブルーシートは点在しているし、復旧を断念して、放棄されたように見えるものもある。大房岬なんかだと、根元から倒れている木も、立ち枯れちゃってるような木もそこここに見られて、傷跡はまだまだっていう感じだったね。それでも「自粛を自粛して」っていう、やっぱり観光あっての町っていう面はあるからね。個人的には、軍事遺跡が、総て崩落危険になっていたのが残念。まあ、それでも自然公園だけあって、良い空気と潮の香りは満喫したけどね。お昼過ぎになってもなお、薄らながら富士が臨めたのは、まだ空気が澄んでたからなんだなって。まあ、電動アシスト付き自転車で行く所ではなかったけど。これはバカだった。
船方港から館山湾の全景を臨める眺望は見事だったけど、全くバリアフリーではないので、人は選ぶかな。あと、風化防止とは言え、完全に摩崖仏を覆ってしまったのは、流石に勿体ない気も。
完全に赤子厳禁の、ソフトより濃厚な蜂蜜も良かったけど、それ以上に、名誉観光大使のさかなクンとも、あのYOSHIKIとも知り合いとか、実はスッゴイ名士の方なのではないかと。
あとは、海を臨むヨガスタジオに併設のカフェでのんびりランチして、掩体壕を臨む地元の有名コーヒー専門店でのんびりお茶して、どうにか駆け込みで満喫できたって感じ。

崖観音のページ
大房岬自然公園のページ
ひふみ養蜂園(Cafe123)のページ
SEA DAYSのページ
ブロワ珈琲焙煎所のページ

もっと何かある

2019年09月27日 22時57分30秒 | ぶらり、千葉
2019.9.16の回顧録

千葉県立美術館(志村信裕展・不思議の森美術館)→千葉ポートタワー

もしかすると、「県民のための美術館」という意識が強過ぎて、思い切った企画が出来なかったのか、と思ったね。実際、当日もグループ展ばっかりだったし。だから、今展をきっかけに、現役作家を中心に、もっと大胆な展示をしたらいいと思う。それくらい特殊で、特別な展覧会だった。あれだけ贅沢に空間を使わせてもらえるなら、何かやらせて欲しいって作家は、絶対いるはずだから。それで、面白い企画を連発してずっと目立っている市立美術館と、良い意味で競い合って欲しいね。県か市か、主導はどっちでもいいから、連絡バスとか走らせるといいかも。
タワーは、何と言うか、建てた動機が動機だけに、建てたことで目的を達してしまったんじゃないかと思うような内容だったね。管理に当たってる人が二人しか見受けられなかった辺りにも、そんな姿勢が見え隠れしているよう。強度や安全性の問題をクリアして、階段で展望フロアまで上がる企画くらいやったらいいのに。充実してるのは、県内各地のお土産が豊富なショップだけっていうんじゃねえ。


志村信裕さんのページ

観光より暮らし

2019年09月22日 21時29分02秒 | ぶらり、千葉
2019.8.24の回顧録

BAKER'S PLACE(買物)→しげつ(買物)→市川市行徳ふれあい伝承館→笹屋うどん跡→常夜灯公園→加藤邸→田中邸→PATISSERIE BON COURAGE(買物)→葛西めんや(昼食)

正直、もっと“神輿の街”みたいなのを期待していただけに、大々的に拍子抜けした。確かにある程度は押さえているけど、ネタからいったら、もっと掘り下げられるでしょ。現場沿道の行徳街道は、完全に産業道路で散策に向かないし、観光という観点では、限りなく0点に近いんじゃない?附設のお休み処はしっかりしていた点と、個人的には、何故ここが神輿の街たり得ていたかというポイントは掴めていたという自己満足だけかな。
でも、生活には良いのかも知れない。特に、コンビニや量販店に対して、小売店・専門店の元気があるのが良いよね。そんで何より安いの。シュークリームなんて、専門店なのにコンビニ価格だからね、これはコンビニはやってられない。パン屋さんも、お試しと言って、一口サイズに切り分けたものまで用意しているし、ホント気が利いてるよね。


PATISSERIE BON COURAGEのページ

本来なら超オトクツアー

2019年03月31日 23時09分41秒 | ぶらり、千葉
2019.3.21

木村ピーナッツ(おやつ)→農村喫茶ペール(おやつ)→紅屋商店店舗→赤山地下壕跡→掩体壕→TRAYCLE Market&Coffee(小高記念館)(昼食)→旧安房南高等学校→館山中村屋(買物)

あの規模の素掘り洞窟は、やっぱりスゴイよな~。勿論見学コースには照明が通ってる訳だけど、数メートル先が見えない、懐中電灯の光も通らないような所が部分的にあったり、後は洞内の冷たい空気なんかは、分かってても、ちょっとヤバイトコな気配があるよね。あれを感じるだけでも意味があるから、それで維持料200円は格安だね。解説では防空壕としてあったけど、航空隊が機材持ち込んでたり、近くに掩体壕があったりする所から考えても、総玉砕の気持ちはどっかにあったでしょ。あの綺麗な地層に意識がいかない、意識出来ない、意識させない精神状態にしちゃう時代だったって訳よ。いや、時代で片付けちゃいけないけど。話は変わるけど、前出の掩体壕も、スッゴク綺麗に遺ってるので、外観だけだけど、見る価値はある。
おやつはみんな美味しかったね、冷たいピーナツクリームみたいだったり、イチジクソフトなんてここだからこそだろうし、モカソフトさえ、都内では珍しい存在だしね。
そして飯よ。マフィンメインのランチってどうかと思ったら、それがおかずマフィンで、1個がデカくて、充分お腹に溜まるの。しかも建物が区に登録有形文化財という大胆且つ太っ腹、そして密かに怪しいアートなんか飾ってあったり、ここまで面白いお店、都内でもなかなか。
で、このコースが日帰りで実現出来るんだから、あのプランは実に美味しい。船窓はやや殺風景だけど、運賃で鉄路の半分、時間は3分の1だからね、オフシーズンの期間限定とは言え、利用しない手はないと思った。
それだけに、もうちょっと観光面に力を入れてもらいたい気もする。特に安房南校校舎は、あれじゃただの廃墟だからね、本気で観光コースに置くつもりなら、せめてプレートくらい設置したら。
駅前商店が寂しいのも気になるけど、中心部から自転車で15分、車なら5分足らずのエリアに、大型の各種ショッピングモールが点在してるから、それで用が足りるっていうのが、観光を糧にせずに暮らしている住民の本音か。まあ、何処の地方都市でもあることか、余程の即効性の高い起爆剤でも用意されない限りにおいては、ね。


赤山地下壕跡のページ
掩体壕のページ
木村ピーナッツのページ
農村喫茶ペールのページ
館山中村屋のページ
TRAYCLE Market&Coffeeのページ

バカなので、やたらと高い所に行ってみた

2016年05月09日 02時55分36秒 | ぶらり、千葉
2016.5.6の回顧録

市川島村(買物・和菓子)→和洋女子大学文化資料館→大門岡埜(買物・和菓子)→ヤマザキプラザ市川(買物・パン)→えきなんギャラリー(山崎和久ほどほど写真展)→アイ・リンクタウン展望施設→ルチア(買物・パン)→北京飯店(昼食)

和洋女子大の資料館は、外に向けて見せる施設というよりは、芸術専修の学生の発表の場だったり、学芸員を目指す学生の修養という意味合いが強そうに感じた。まあ、あることに意味がある施設だとは思うんで、展望フロアを休憩に利用するだけじゃない、学習の場として活用する学生が増えてくれるのが理想かな。
アイ・リンクタウンは、外部に公開している割に、エントランスフロアまで上がらないとガイドがないとは、アナウンスが非常に悪い印象。集合住宅内に併設しているから、わんさと押しかけられても困るという思惑があるのかも知れないけれど、だったら置くなよ、と思ってしまうくらいの、展望しかない施設だったよ。高度は勝っているかも知れないけれど、景観のガイドが優れている点を評価して、和洋女子大資料館の勝ち。
ヤマザキプラザ市川は、パンと洋菓子と和菓子を一緒に扱ってくれているので、好きな人には非常に助かるお店だね。創業の地に、こんなイカしたお店を残してくれているとは、山崎製パン、やるな。

和洋女子大学文化資料館のページ
アイ・リンクタウン展望施設のページ
ヤマザキプラザ市川のページ

ありそうで、なかった

2016年04月09日 02時36分08秒 | ぶらり、千葉
2016.4.2の回顧録

井上ひさし記念室(市川市市民会館)→市川市文学ミュージアム(本を彩った画家たち展)→魁ジェラート

恐らく、優先順位の問題だと思うんだけど、考えてみると、近しい関係にある図書館と文学館が、同じ建物に入っているのって、レアケースだなぁと。図書館がスペース作って、イベントや特別展を開くケースは、結構あるんだけどね。展示に関しても、単に挿絵や装幀について触れているだけじゃなくて、作家と画家の交流にまで踏み込んでいて、充実度は高かった。しかもそれが、学芸員さんと、市民サポーターの協働っていうのが凄いことで、これだけのクオリティのものが提示できるなら、“市川は文学で町興しをしている”って、堂々胸を張って主張できるよね。ここまでできるなら、井上ひさし記念室も、あんな中途半端な状態にしておかないで、こっちに統合しちゃえばいいのに。
魁ジェラートは、チェーンでない、一介の町のジェラート屋さんとは思えないあのバリエーション、脱帽だよね。本気でたっぷり悩んだからね。勿論、美味しく頂きました。

市川市文学ミュージアムのページ