中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

本来なら超オトクツアー

2019年03月31日 23時09分41秒 | ぶらり、千葉
2019.3.21

木村ピーナッツ(おやつ)→農村喫茶ペール(おやつ)→紅屋商店店舗→赤山地下壕跡→掩体壕→TRAYCLE Market&Coffee(小高記念館)(昼食)→旧安房南高等学校→館山中村屋(買物)

あの規模の素掘り洞窟は、やっぱりスゴイよな~。勿論見学コースには照明が通ってる訳だけど、数メートル先が見えない、懐中電灯の光も通らないような所が部分的にあったり、後は洞内の冷たい空気なんかは、分かってても、ちょっとヤバイトコな気配があるよね。あれを感じるだけでも意味があるから、それで維持料200円は格安だね。解説では防空壕としてあったけど、航空隊が機材持ち込んでたり、近くに掩体壕があったりする所から考えても、総玉砕の気持ちはどっかにあったでしょ。あの綺麗な地層に意識がいかない、意識出来ない、意識させない精神状態にしちゃう時代だったって訳よ。いや、時代で片付けちゃいけないけど。話は変わるけど、前出の掩体壕も、スッゴク綺麗に遺ってるので、外観だけだけど、見る価値はある。
おやつはみんな美味しかったね、冷たいピーナツクリームみたいだったり、イチジクソフトなんてここだからこそだろうし、モカソフトさえ、都内では珍しい存在だしね。
そして飯よ。マフィンメインのランチってどうかと思ったら、それがおかずマフィンで、1個がデカくて、充分お腹に溜まるの。しかも建物が区に登録有形文化財という大胆且つ太っ腹、そして密かに怪しいアートなんか飾ってあったり、ここまで面白いお店、都内でもなかなか。
で、このコースが日帰りで実現出来るんだから、あのプランは実に美味しい。船窓はやや殺風景だけど、運賃で鉄路の半分、時間は3分の1だからね、オフシーズンの期間限定とは言え、利用しない手はないと思った。
それだけに、もうちょっと観光面に力を入れてもらいたい気もする。特に安房南校校舎は、あれじゃただの廃墟だからね、本気で観光コースに置くつもりなら、せめてプレートくらい設置したら。
駅前商店が寂しいのも気になるけど、中心部から自転車で15分、車なら5分足らずのエリアに、大型の各種ショッピングモールが点在してるから、それで用が足りるっていうのが、観光を糧にせずに暮らしている住民の本音か。まあ、何処の地方都市でもあることか、余程の即効性の高い起爆剤でも用意されない限りにおいては、ね。


赤山地下壕跡のページ
掩体壕のページ
木村ピーナッツのページ
農村喫茶ペールのページ
館山中村屋のページ
TRAYCLE Market&Coffeeのページ

第63回大阪杯予想

2019年03月27日 23時57分11秒 | 競馬
4頭BOX
エアウィンザー‐サングレーザー‐スティッフェリオ‐ステルヴィオ
予備)ステイフーリッシュ


フルゲートにはならないとは言え、登録の半数が戴冠馬、しかもその大半がクラシックホースというのは、豪華と言って遜色ないメンバー構成でしょう。
当然人気もそこからで、ただ筆頭は、グランプリホースのブラストワンピースになりそうな気配。休み明けでどうかという所は勿論あるけれど、昨年後半の勢いからすれば、まあ妥当な所かと。2番手はキセキか。これも狙われると脆いけど、誰が鈴を付けにいくかは微妙で、ゾーンでの強さを考えると、まあ分からなくはない。この2頭が来るようなら、しゃあないかな。
ただ、これ以外はどうか。皐月賞チームのうち、アルアインはフロックと言われてもしょうがないイマイチっぷりだし、エポカドーロも、前走の内容から見て、ちょっと強さが鳴りを潜めてしまった感じ。ダービーチームもそうで、ワグネリアンは半年以上振りで人気になるのが怖いし、マカヒキに至っては、2年勝ってないからね。なかなか調子が上がってこないペルシアンナイトも含めて、どれも人気ほど信用度は高くない雰囲気で、9歳馬1頭を除いては、人気ほど差はないようにも感じるけど、どうか。

どうでもいいことだけど、珍しく登録馬ほぼ全頭触れたね。

祭りにしては

2019年03月27日 23時53分26秒 | ぶらり、城内
2019.3.16の回顧録

ギャラリーシビック(ちはやふる複製原画展)→神保町にゃんこ堂→華龍飯店(昼食)

末次先生や講談社や跡見に協力してもらって、恒例にしたらいいんじゃないのかな。少女マンガだからか、女の子に訴求力が高いから、場が華やかだし、抽選とは言え、着付け撮影会なんかあると、親御さんが引っ張り出したいと思うだろうし。デモンストレーションも迫力があって見るものはあるし、これきっかけで競技かるたに挑戦する子や、導入にしてみようと思う学校が出てくればしめたもので、その上選手権の常連になる人材まで出たら万々歳でしょ。但し、“百人一首が平安文学の入口”は、かなり疑問だけどね。確かに江戸時代ぐらいまではそんな面もあったかも知れないけど、競技として整備されて以降は、寧ろ戦略的な面が重視されて、文学的な面は二の次になってるんじゃないのかなって。「ちはやふる」から「源氏物語」に興味が至ったって話は、余り聞かないもんね、ましてや落語の方になんて。
あそこまでネコに特化してるのはスゴイね。それが可能なのも、書店街たる神保町だからこそだろうね。てか、ネコ好き溶けるぜ、さながら“ネコ好きサラセニア”。


神保町にゃんこ堂のページ

第49回高松宮記念予想

2019年03月20日 07時46分33秒 | 競馬
4頭BOX
ダイメイフジ‐デアレガーロ‐モズスーパーフレア‐ラブカンプー
予備)ダイメイプリンセス、ロジクライ


レッツゴードンキやナックビーナス、セイウンコウセイ辺りの常連が普通に優先上位にいる段階で、短距離チームのレベルが、グッと下がったのかな、というように見えますが。
そんな中、人気の中心になりそうなのは、“強い4歳勢”の一角である、ダノンスマッシュのよう。本来なら、出自を考えれば、無条件で買いたい1頭ではあるのですが、大分人気を被りそうなのでねぇ。

そこで狙ってみたのが、もう1頭人気の一角になりそうな、モズスーパーフレア。ハナを切らせると怖い馬に、“逃がすと怖いユタちゃん”が乗るのですから、これを狙っても面白かろうと。
一番の期待は、去年はともかく強い所を見せていたラブカンプーが、ここで復活走を見せての“行った行った”ですね、やっぱり。

もしかすると、ダイメイプリンセスの“弔い走”なんかあっても、ドラマだとは思いますけどね。

「ちいさな独裁者」鑑賞

2019年03月19日 23時52分39秒 | ぶらり、城西
2019.3.10の回顧録

YEBISU GARDEN CINEMA

余りの性懲り無さっぷりに、笑いが漏れたりしていたけど、グロテスク過ぎて、ハッキリ言って笑えない。これもまた、違う視点での、戦場のリアルなんだと思うよ。要するに、ここまでモラルブレイクさせる代物だってことだ。末端部だからじゃない、中枢も完全におかしくなってたことが、ちゃんと描かれてるしね。ドイツも、ベルリンで“最後の一槍”やろうとしてた訳だ、敗戦国はみんな一緒だね。
いや、恐らく自国の方が、もっと酷い状態だったと思うよ、向こうは本土であのザマでしょ、こっちは遠い南洋まで、戦線を伸ばしてた訳だからね。監督は、制服や肩書の持つ魔性を描こうとしていた訳だけど、それにしたって、その魔性の絶大なのは、どう比較したって自国。さらに言えば、向こうはこういう形で、敵国に暴かれた恥部を、改めて曝し自省する度量がある訳。
エンドロールも相当グロテスクだけど、どうにか前衛ビデオアートと捉えれば、可愛げがあるかな。『ナイナイ岡村さんと、野爆のくっきーさんと、博多華丸大吉さんが共演しているように見えるシーンがあった』とか茶化す余地を自分で作らないと、トコトン気分の悪くなることこの上ない作品でした。

孔明前出師表に曰く

2019年03月17日 23時34分39秒 | ぶらり、城西
2019.3.9の回顧録

セシオン杉並(原爆の図第10図「署名」を見よう)→Hong Kong Dining香家(昼食)

まず言わせてもらいたいのは、あれは展示会ではないよ、開場から3時間も、講演やらビデオ上映が続くってのはね。多くの方は律儀にお付き合いしていたけど、何だか催眠商法のようなものさえ感じてしまうよ。私より明らかに年長の方が殆どだったのも、若い人達は、そういう気配を鋭敏に察知していたからでは。実は当時、地元の焼津でも、相当なすったもんだがあったという、それこそ今の日本が全く学習できていないという歴史について触れていなかったのも気になるしね。あれなら、現地に赴いて観た方が良いね、ほんの僅かではあるけれど、足もマシになったみたいだし。
ただ、だからと言って全く何もなかったという訳でもなく。少なくとも、ラッセル・アインシュタイン宣言は今見ても、他の幾つかの重要な憲章等と一緒に、高々と掲げておくべきものだと思う。ハッキリ言うならば、未だに核兵器を含む近代兵器が無くならないのは、所謂1パーセントの人達が、人間性以外のことを忘れられないからであり、彼等は、その人間性以外のことを保持していれば、全面的な死を、自分達だけは回避し得ると考えているフシがあるからである。そして彼等は、自分達だけが生き残った後の人類というものを、想像し得ていない。
また面倒臭いことを言ってしまったけれど、もう一つ付け加えると、水爆禁止署名の綿密な行動計画は、現在の署名運動にも充分過ぎるほど通じるものがあるので、大いに参考にすべき。そこだけエッセンスとして取り出して1冊に纏めても、充分資料たり得るものだと思うよ。


原爆の図丸木美術館のページ
ラッセル=アインシュタイン宣言(原文・和訳)

「バハールの涙」鑑賞

2019年03月17日 22時25分10秒 | ぶらり、城南
2019.3.3の回顧録

シネスイッチ銀座

「野火」の時以来観ているのが辛い2時間と感じたのは、やはりあれが、最前線のリアルだからなんだろうね、2秒後は悲劇しか想像出来ないっていうね。あんな直中にいたら、自分はとても正気を保っていられる自信がない。泣くことはストレスの解消になるって言うけど、一時的にでも、慟哭することで冷静を取り戻せるのだとしたら、それだけでも女性は強いな。
エンディングで、女性記者の従軍記録が流れて、それが余りに軽薄に感じるのは、あれだけ過酷な状況を表現する語彙なんて、それこそ神か悪魔の言語力・表現力でも持ち合わせていないと、綴り切れるものじゃないからなんだろうな。もし、それ故にそうした記事に関心を示す人が少ないのだとしたら、戦場ジャーナリストの存在意義って、もう現場に飛び込むことだけであるんだと思う。それで、第三国に少しでも、関心を呼び込むことが出来るんだから。自衛隊が同盟国に従軍するってことは、ああいう現場に同胞を送り込むってことなんだぜ、もう少し思慮すべきでは。
結末が余りに奇跡的なハッピーエンドで、そこにご都合とか拍子抜けを感じる人もいるだろうけど、そこまでの緊張感がハンパないから、あれぐらいのカタルシスがあって、丁度バランスが取れてると思うけど。余りに抽象的な原題を使わずに、伏線の回収にも繋がる見事な邦題を付けた配給元にも喝采。最後の主人公の姿は、全能の女神にも見える神々しさだったけど、果たしてあの後、“最前線の戦女神”の戻れるのかは、気になる所だよね。
ところで、テーマの一つであるISの事案は、どうなってるんだろうね。昨今、目立った報道がされないってことは、大事もなく、かと言って決着を見た訳でも、勿論無いんだと思うけど。

“分け”の効果

2019年03月17日 21時32分10秒 | ぶらり、お食事
2019.2.23の回顧録

お茶の水、大勝軒BRANCHING(昼食)

カレーという変化球は、良かったんじゃない?それで、今あるエリアで名を成したんなら尚更。大勝軒という看板も名物メニューも、都内に余りに遍く行き渡ったせいで、最早ブランドとしてはくすんできてるからね。遅蒔きながら、看板頼りでなく、各々の個性と努力で生き残っていくタイミングに入った訳で、山岸のおとうさんも、寧ろそれを快く思ってるんじゃないかな。

第36回フェブラリーステークス結果

2019年03月10日 00時10分51秒 | 競馬
1着 インティ
2着 ゴールドドリーム
3着 ユラノト
5着 コパノキッキング
7着 サンライズノヴァ
11着 クインズサターン


結果:ハズレ

超一流のメンバーに混じって、女性騎手として中央初のGⅠ騎乗、しかも掲示板のおまけ付きで、快挙だ敢闘だと騒がれるのは、まあ当然なんだけども。ただ、それにしても、最後方からというのはどうだったのか。そうでなくても、前が止まらないと言われているのがダート競争な訳で、もう少し消極的の誹りがあってもしょうがないように、私には見えたけども。
まあ、注目度が明らかに変わったのは、興行主も気が付いているだろうし、これがきっかけになって、もう少し女性騎手育成への道筋が整えばいいけどね。ジョッキーベイビーズでは、女の子の健闘は珍しくもないんだし、そもそもいつまでもナナコ一人に背負わせちゃ、その方が可哀想。
あと、継続して騎乗できるようなのは、何より。

一方でこれは、騎手会長の会心レースでしょ。恐らく「ハナを取り切れればイケる」くらい考えていたはずで、やり遂げちゃうんだから、やっぱり役者が違った。
比較することが間違ってるけど、だからこそ、より消極的に映るのね。タラレバ厳禁だけど、前で絡んでたら、どうなってたか、ね。