Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

ベビーベッド

2009-03-16 23:55:59 | Weblog

サキタの夜泣きに付き合って、眠気の切れない朝。
ハルトくんが、出勤するべく支度をしている音が聞こえる。
サキタが、ご機嫌に騒いでいるのが聞こえる。

柵に囲われたベビーベッドの中で、柵に掴まって掴まり立ちをしながら、サキタがすぐ横に付けたベッドでしぶとく眠ろうとする私に、手を伸ばしていた。
けれど、「君のおかげで、ママは寝不足なんですけど?」とやさぐれた私は、重い瞼を開く努力を放棄。
やがて、ゴソゴソとサキタの移動する音が聞こえ、ご機嫌な声が聞こえる。
ああ、反対側でクローゼットに向かっているハルトくんの方にでも、行ったんだろう…。

ズダァン!!

「うわぁああああ!? щ(゜д゜щ:」

サキタが柵を乗り越え、高さ90cmほどを落下し、フローリングに叩きつけられていた。
最初の音で、何が起こったか瞬時に理解した私は、ベッドから飛び上がったけれど。
サキタに背中を向けて屈んでいたらしいハルトくんは、突然背後で起こった出来事に驚き、普段よりオクターブは高い悲鳴を上げていた。
すぐさまサキタを抱き上げ、おろおろしながら抱き締めると、茫然した表情のまま、しきりに謝っている。

サキタは、何が起こったかわからなかったのか、単に衝撃で息が詰まったのか、すぐに泣くことはしなかった。
しかし、ハルトくんに抱き上げられる時には、火がついたように泣き喚き始める。
まぁ、当然だな。

実は、ベビーベッドの柵をサキタが乗り越えたのは、2回目だった。
1回目は、洗濯物を干す間、ベビーベッドに入れていた時のこと。
その時は、隣接する大人用のベッドに置いてあったハンガーが欲しくて、懸命に手を伸ばしていた結果、バランスを崩して転がり出たのだ。
でもベビーベッドと同じ高さだし、ふかふかした布団の上に落ちただけなので、特に怪我をすることもなく、ハンガーをGETして喜んでいた。
そんな話をハルトくんにして、ベビーベッドの床板(?)を下にずらし、柵の高さが実質高くなるように調整しようとしていたのだけど、すぐにやらなかったのだ。

結果、恐れていたことが起きた。

危険だとわかっていたのに、予防策を取らなかった。
完全に、私達親のミスだ。
ごめんよ、サキタ。(T-T)

しばらくしてサキタは泣き止み、機嫌も良くなった。
頭や体をチェックしても、たんこぶやアザのようなものは無く、どこかを痛がる様子もナイ。
大丈夫…かな?

ハルトくんは午前半休を取り、ベッドの床板をさっそくずらしてくれた。
これでしばらくは凌げるだろうけど、落ちそうなところに、何かクッションでも置いた方がイイだろうか。
サキタは活発に動くし細めで身軽なので、10cmほどは高くなったものの、また柵を乗り越えようとするかもしれない。
パワーとガッツはあるくせに、分別のナイ今が、1番怖い時じゃなかろうか…。orz
危険だってことくらい、何とか覚えて欲しいのだけど…。

本人は、落下したことなど忘れたかのように、元気いっぱい1日を過ごしたのだけれど。
私は様子がおかしくなったらすぐに病院に駆け込もう!と観察を続けていたので、妙に長い1日だったよ。
何ともなさそうで良かったけど…意外と丈夫なんだね、サキタ。